児玉真美『安楽死が合法の国で起こっていること』を読みました。
医師の幇助による自死が可能な国々で起きている、私が安楽死というものへのイメージとして持っていた「耐えがたい痛みに苦しむ終末期の人が救済策として望む選択」とはかけ離れた現状と、様々な実態についての懸念がまとめられています。
法的要件のルールがどんどん緩和され、社会的弱者への圧力とならないように設けられていたセーフガードが取り払われながら安楽死の対象者が拡大してゆく中、医療現場では安楽死容認の指標が「救命できるか否か」から「QOL(生活の質)の低さ」へと変化し始めている実情などが示されている。
そして安楽死対象者の拡大と指標の変質は、「障害がありQOLが低い生には尊厳が無い」という価値観が世の中に浸透していくことに繋がり、命の選別と切り捨てへ向かうという強い懸念も。
医療や福祉の支援があれば生きられる人たちへ、社会福祉が尽くされないまま自死を解決策として差し出す恐ろしい現実がすぐそこにある今、児玉さんの「安楽死は「賛成か反対か」という粗雑な問題設定で語れるものではない」という言葉が重く響きました。
BTs、ヨーロッパにおける「合法的な安楽死」については、児玉真美さんの『安楽死が合法の国で起こっていること』を読んでから、イメージが全く変わってしまった。
「終末期の人が、救済策として望む選択」とはかけ離れた恐ろしい状況で。
◆「耐えがたい苦痛がある」という指標があったはずが、今では「生活の質(QOL)が低い」ことに拡大されてしまっていること。そのため、福祉制度や支援があれば生きられる人に対して、驚くほど簡単に安楽死の申請が受理される状況。
◆更には患者への治療が「無益な治療」と判断され、自分の意思を表明できない人たちが続々とドナーとされていること。安楽死後の臓器提供という「人体の資源化・有効活用」が起きている。
スイス、オランダ、ベルギー等の安楽死「先進国」をはじめ、カナダなど合法化された国での様々な実情が書かれています。
「尊厳死」が認められたら、瞬く間に「すべり坂」を転がり落ちてゆくとしか思えない。絶対に反対です。
“「核のタブー」が続いてきて核兵器が約80年間使われなかったのは、核抑止が効いているのではなく、被爆者の声が国際規範として広がった結果という認識のほうが正しいのではないか。”
抑止でなく「核のタブー」を 核軍縮の専門家が見てきた被団協の貢献:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASSBD3GPSSBDULLI009M.html
「日本の『同化政策』で失われた言葉、もはや回復しない」 (ハンギョレ新聞)
https://japan.hani.co.kr/arti/international/51341.html
"日本帝国主義史の研究者、マーク・ピーティーは「(日本のアイヌ同化政策は)植民地建設の実際の経験を事前に提供したもの」と評した。アイヌを通じて同化政策などの植民地占領政策についての「学習効果」を得て、それを植民地朝鮮、台湾などで実際に使ったということだ。"
和人が長年アイヌに行ってきた加害とその結果はもちろん、この指摘ほんと…… 記事内での言及はないけれど琉球に対してもおなじですよね そして反省もなく(なんなら時には被害者面をして)搾取し続けている
「日本の『同化政策』で失われた言葉、もはや回復しない」
https://japan.hani.co.kr/arti/international/51341.html
「ライト・ライブリフッド賞」
[“もう1つのノーベル賞” パレスチナの人権活動家が受賞者に | NHK | イスラエル・パレスチナ](https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241004/k10014600551000.html)
日本共産党
https://www.jcp.or.jp/
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パク・サンヨン『大都会の愛し方』、ドラマになるんだ?!知らんかった!!
なんかえらい妨害にあってるみたいだけど…。てか「BLドラマ」でいいのこれは?違くない?ゲイ当事者によるリアルな韓国のゲイの若者を描いた小説だったとおもうけど…。あとドラマ版の日本語題は『大都市の愛し方』なの…?なんかいろいろ大丈夫なのか。
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2249087
心のささくれを繕うべく、こないだ旅先で入手した を撮影しました 私にとってコーピングの一種なのかもしれない
飛騨さしこ
https://hida-sashiko.jp
オンラインショップもあります 白地に水色の糸のもかわいいな〜
被団協のノーベル平和賞受賞が会長の元に届いた時に横に高校生が三人座っていて、あれがとてもよかった。
おそらく会長はこの何年も、ああやって発表を待つ、ただし心の中では「私が生きている間にノーベル平和賞がとれるはずがない」と思っていたようであるが(そのように一昨年だかのインタビューで言っていた)、核廃絶運動の一環のキャンペーンの一つとして、そうやって報道陣の前に恒例行事で座っていたのだろう。
今年はそこに運動に関わっている高校生たちが一緒に座っていた。あの子達も「ノーベル賞はとれるはずがないが、せっかくなので報道陣に最近の高校生の運動について説明してください」とか言われて、じゃあ、ということで同席していたのだろう。
高校生たちは報道陣を前に、自分たちのスマホで発表のライブ中継を、音声を大きくして眺めていた。記者会見の会場にマイクを通して流れる高校生のスマホの音声。そこに「ヒダンキョウ」という言葉が流れ、三人の高校生がわっととびあがり、仏頂面していた会長が破顔する。
会長はむろんであるが、なによりもあの高校生の子たちへの最大の贈り物になったと思う。下の写真はその直前の様子。
スタンディングに参加して、スピーチをしました。
こんなスピーチでした。
イスラエル製の音声ガイドが、広島平和記念資料館で使用されています。現在進行形でジェノサイドを続けているイスラエルの製品が、ニュークリアジェノサイドの悲惨さを伝える場所で使われるグロテスクさだけではありません。これはイスラエルがアナウンスしている、「私たちは被害者だ」というプロパガンダの強化に繋がりかねないです。音声ガイドは広島だけではなく全国各地で使われています。つまり、こうしたピースウォッシングが、気づかないうちに、全国で行われていることになるんです。実際には、イスラエルは国際法違反である入植行為を繰り返し、ガザを空爆し、戦車で襲いかかり、ミサイルを撃ち込み、ライフルで撃ち殺し、パレスチナ人を地上から殲滅しようとしている。また、イスラエルはパレスチナを攻撃しつつ、レバノンにも攻撃の手を伸ばしている。その際に使用したのは、ポケットベルやトランシーバーといったデバイス型の爆弾です。こういった爆弾の使用をスルーして、許してしまうとしまうと、イスラエルだけでなく、各国でデバイス爆弾の開発競争が始まる可能性があります。広島、長崎の核爆弾投下後に、核兵器の開発が過熱しました。チェーンリアクションは、どんな兵器でも起こりうる現象です。
どうも国民民主党首の玉木が、「社会保障抑制のため」という文脈で「尊厳死の法制化」に言及したようだ。
確かに尊厳死の問題は複雑で世界中に議論されている。しかし、この議論の大前提は「社会保障削減・抑制」と絶対に切り離すこと。
玉木は釈明で「あくまで自己決定権の問題」と言い抜けしようとしているが、これはどうみても先に「社会保障抑制が先にありき」の議論である。基本、麻生太郎と同じ発想。
そう言えば中曽根は首相の時に「枯れ木に水をやっても仕方がない」と社会保障費抑制の意図を露わにしたことがある。
玉木にしても、つい先日も「国民に覚悟を求める時が来た」などと訳の分からぬことを口走っていたが、これは「姥捨て山に向き合う「覚悟」を求める」つもりだったらしい。
高齢者集団自決提言の成田悠輔といい、「終末期医療の早期打ち切り」提言する古市といい、どうも支配エリートの本音が隠しきれていない。というより、鉄砲玉に観測気球を挙げさせて様子をしているのだろう。
しかし、反核平和運動を公然と敵視し、社会保障費抑制のために自己決定による「姥捨て山」を提言する政党と合流しようとする立憲の気が知れない。
予算がそんなに心配ならまず軍事費を削減し、資産課税、法人税増税をすればいいだけの話である。
その「人の手」は誰?動員された朝鮮人で関東大震災で虐殺されたことには一切触れず100年ってなんの意味がある?
人の手で開削「荒川放水路」が通水100年 東京で記念イベント | NHK | 東京都: https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241012/k10014608411000.html
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