「Barbenheimer(バーベンハイマー)」について、その発端と流行から炎上までを振り返る記事です。部分的にしかニュースで知らなかった人も、その始まりから余波まで押さえておけるように記録用に整理しました。ノーランの家出から、トムクルーズによる復縁、有害なインターネット・ミーム、インセルの便乗まで…。とくに有害なインターネット・ミームの問題は原爆だけでなく、今のSNS全体の問題なので自分事として受け止めないといけないですね。
https://cinemandrake.com/what-barbenheimer-japan
お付き合いのある高齢の著者の方が、怪しいサイトでサポート詐欺にひっかかり、「マイクロソフト」だと名乗る電話番号にかけてしまい、リモートデスクトップのアプリをインストールさせられノートPCのカメラから画面を覗き込んでいる写真まで撮られた。で、「10万円をいますぐ送れ」と近所のコンビニ地図まで示されて、Amazonのプリペイドカードを買いに行けと指示されたところで怖くなり、俺のところに携帯で相談がきた……という、猛烈に疲れる展開。ただ、どういう手口で乗っ取られるのか興味があるので、仕事が終わったらイベントログを見せてもらおう……
ドラマ『デッドロック 女刑事の事件簿』感想
実際にクィア・フレンドリーな地として知られるタスマニア。その架空の町を舞台にした犯罪刑事ドラマ。レズビアン移住者の多い町で、なぜか男性が連続で殺害される事件が勃発。ジェンダーのステレオタイプな認識がひっくり返されていく展開がスリルたっぷり。キャラクターも魅力的で、2023年の最高なクィアなドラマの一本なのは間違いないでしょう。とてもオススメです。
自己紹介の代わりに「最近思っていることVer.1.1」を。
私はITジャーナリストです。技術もビジネスの基本は合理性に基づき社会を富ませ、進歩させることである——この信念をけっこう長く持ち続け、技術とビジネスを取材執筆してきました。
ただし最近は、"合理性・豊かになる・進歩する"だけではない視点が必要だと考えています。
1点目。ビッグテック企業(Google、Meta、Amazon、Microsoft、Appleなど)と情報技術(IT)が社会的影響力を持ちすぎた。テック企業をシンプルに応援していればよい時代は終わり、むしろ「資本の理屈が社会にマイナスの作用を及ぼしていないか?」と批判的な視線が必要になりました。
2点目。世の中には合理性よりも非合理性を観察して語るべき対象があります。世界各地で、差別を隠さず社会の分断を助長しようとする集団——極右、あるいはオルタナ右翼が台頭しています。彼らははSNSで広がり、またテック富裕層の親和性があります。
例えばイーロン・マスク氏支配下のTwitter改めX社は要注意の存在です。合理的なエンジニア組織、ビジネス集団として理解することはもはや困難。迷惑系インフルエンサーに支配された非合理的な集団として捉えないと理解できない事象が増えています。
クロ現を見たけれど、取材に応じた教育委員会が責任回避の答えの中で「チャンス」とか言っていて、番組はよくこの言葉を引き出したなと感心した。保守と組んで消したかったんだねということがよく伝わってきた。
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/episode/te/L5JNVQJYWQ/?fbclid=IwAR1BNEMrI0R2fEyEZAJO1fX06Ix1QBy6XaBwvfaKJZelJcFCDhiroTKFEgA
「みなさん
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
保険証廃止への反対の声はどんどん大きくなっています。
政府は、世論を受けて資格確認書の有効期限を定めないなどの方針を打ち出すなどと報道されています。
資格確認書の有効期限を定めないのであれば、現行の保険証を残せばいいだけです。
下記に新しいWEB署名を立ち上げました!
「現行の健康保険証を残してください」という1点署名です。
こちらの署名にもぜひご協力をお願いいたします☆彡」
最近、思っていることを少し。
私はITジャーナリストでして、技術やビジネスの出来事を合理的に説明する仕事を長年にわたり続けてきました。「技術で世の中が豊かになり前進する」という信念を、けっこう長く持ち続けてきました。
ただ、最近は、ちょっと別の考え方を持っています。
1点目。ビッグテック企業(Google、Meta、Amazonのような企業ですね)が社会的影響力を持ちすぎた。テック企業をシンプルに応援できる時代は終わり、むしろ批判的な視線が必要な世の中になりました。
2点目。世の中には合理性ではなく、むしろ非合理性を観察して語るべき対象があります。米国ではトランプ氏、Qアノン、白人至上主義者など。日本では外国人やLGBTへのヘイトスピーチが極右政治家や一部言論人から出ています。カルト集団も健在です。差別を好み、社会の分断を助長しようとする集団が台頭しています。
例えばイーロン・マスク氏支配下のTwitter改めX社は、特異な存在です。合理的なテック企業として理解することはもはや困難。異常なリーダーに支配された非合理的な集団として捉えないと理解できないと見ています。
1年半ほど前に入院が必要な状態に陥ってしまったのだが、老犬を飼っていて、どこにも預けられず、入院ではなく自宅で治療を受けることになった。その際に、福祉のほうに医師からヘルパーをつけてやってくれと連絡がいったのだが、全く音沙汰無し。いつまで経っても埒が明かないので、わたしから福祉のほうに連絡すると「ちょくちょく様子を見に行きますね」と女性担当者。その後一切連絡なし。
ヘルパーが決まるまで6か月以上かかり、その間おかゆなどの世話をしてくれたのは、現在所属している党の方々だった。毎日のように通ってくれて、ほんとうにありがたかった。
ヘルパーがついて、福祉のほうに全く用がなくなった、今年の5月8日にいきなりケースワーカーが訪れた。SVの方だと後で知った。「上がっていいですか」というので、ダイニングまでと思いお通しした。するとなぜかベッドルームまでのぞかれてしまった。あまりのことに驚きを隠せなかったわたしは、矢継ぎ早に「あなたは初対面の人にベッドルームをのぞかれて不愉快ではないのですか」と尋ねると、そうですねと小さな声で答えた。こちらは許可していませんよと主張すると、ここに住んでいるか確かめるためですといい放たれた。そのとき、ヘルパーもいて、相談員もいて、介護を受けているわたしがこの家以外のどこに住むのですかと詰問すると、それはわからないという。ただ確認したいと。倒れていた人間を今までずっとほったらかしで、国がコロナ禍を勝手に終わらせた日に突然現れ、何を言っているんだと怒鳴ってしまった。あなたがやっていることは憲法違反です、憲法25条を知らずに福祉の仕事をしているのですかとも聞いた。すると知らないとSVがシレっと答えるのだ。ご自身の仕事に関係のある憲法ですからきちんと学んでくださいと言って追い出した。
7月26日にアポを取ってきた、男性のケースワーカーがなぜか昨日訪れ、わたしは具合が悪くてベッドから出られない状態だったので、ヘルパーにお断りしてくださいと伝えたが、無理やり上がってきて、ベッドルームにわたしが存在するのか確認しに来た。そこでも「なんてことするの!?」と怒鳴ったが、冷蔵庫の中身までのぞいてから帰っていった。最低な奴だと思ったが、コロナ禍の訪問を禁止したのも、寝室までのぞかせるのもすべて維新の命令。
周知されていない差別だと思い、あえて公開させていただいた。
「その結果、「心理的な強靱(きょうじん)性(レジリエンス)に欠け」「神経症的な傾向が強い人」ほど、不安や怒りをあおる情報に反応しやすく、その情報を拡散させやすいことが分かったという」
https://mainichi.jp/articles/20230720/k00/00m/040/240000c?utm_source=article&utm_medium=email&utm_campaign=mailhiru&utm_content=20230721
昨日、トランスヘイト思想のツイッターフェミニスト界隈への拡散について見てきたことを投稿したけど、影響を受けていく人には上記のような傾向を持つ人が個人的な把握の限りでも多めだった。
健康に不安があり、男尊女卑の強い地域で自他境界線を脅かされて育ち、性暴力やハラスメントに対して持続的に警戒しながら、外には出せない怒りを溜めているような人が典型像だった。
それらの人達は不安のスイッチが入ると、不安を消すような情報を提供しようとする人達を「向こう側の手先」「洗脳されている」のように否定し出す。
それでも話しかけるとしつこい宗教勧誘を否定するかのように「怖い」とブロックする。そして安心を与えてくれる強い存在に縋ろうとする。それは男性や為政者でなくてもよい。集団となって共通の対象に怒り怯えてくれる仲間でもよいのだろう。ただ、その対象になる個人はたまったものであはない。
7月13日、米国の24の公民権団体らが、Metaの経営陣に公開書簡を送った。
https://accountabletech.org/wp-content/uploads/Letter-to-Meta.pdf
7/6にローンチした新SNSのThreadsの上で、早くも深刻なヘイトスピーチが蔓延していると指摘、対処を求める内容だ。
ネオナチ、選挙に関する偽情報、COVID(新型コロナ)や気候変動の否定論、トランスジェンダーへのハラスメント、ヘイトスピーチ、女性嫌悪などの言説が放置されていた。Metaの利用規約とその執行にはギャップがある。
公開書簡の要望は大きく3点。
1. 暴力と憎悪をThreadsに持ち込まないための強固なポリシーを直ちに導入すること
2. コンテンツを制御するAIの偏見、AIの不正操作を防止する取り組み
3. 透明性と市民社会の関与。社外の研究者へのデータ提供、市民社会との対話
これは、公民権団体らが何年も前からFaceboookに対して要求してきたことと共通だ。
感想:Threadsでは政治的コンテンツを目立たせず荒れないよう配慮したと言っているが、他のSNSと同じ問題を引き継いでしまった。ヘイトスピーチ対策は簡単ではない。
「インターネットを閉じよう」「いまはSNS見るのやめた方がいい」
それはその通り 対応として間違いではないのだが
本来的には途方もない理不尽なので、賢いやり方みたいなもしくは親切みたいな体でアドバイス風に言われたり、そうするのが当たり前の対応みたいに発信されるのを見てしまうと、やり切れなさがある
リアルでは片時も息をつげず見せられない自分があり、
言えない言葉があり、
話せる相手がおらず、
だからこそインターネットで、やっとどうにかSNSだったわけでしょ
別に全員とは言わないけどそういう人たちはいるし特に制限の圧倒的に多い若い人たち学生立ち子どもたちにとってはますますでしょ
リアルに場所を見つけずらくて、インターネットからも逃げなきゃいけなくて、じゃあどこに行ったらいいんだよっていう
どこにも居場所無くなっちゃうじゃん
それでも一度引っ込まないと危険な状態なんだから引っ込むしかないわけだけど
引っ込むには引っ込むで そういうのっぴきならない寄る辺のなさや切実さがあることは、言いたくはあるよ
インターネット閉じるしかない、sns見ないでいるしかない、そうするしかできない理不尽への怒りはあるんだよ
Twitterからマストドン・ミスキーに来た人は特務機関NERVがFediverseにもいること知らないひと多そうだったので、ちょっとした画像つくった。
https://unnerv.jp/about/more
こういう無知を隠して「中立」っぽいことを言うオッサンが一番有害だと思います。いくらなんでも極右が世界中で戦略としてLGBTQへの差別扇動を行っている事実を無視しすぎです。その有力なプレイヤーには米共和党や英保守党もいるんだから、自民党が歩調を合わせるのはむしろ当然の流れ。 https://t.co/V6KKWfpVjK
はじめまして、モモチです。本格ミステリドラマやNetflixが好き。