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戦前のセルパンという雑誌に短いウルフ翻訳記事が乗っているらしいのでデータを見てきたんだけど、ところどころ「ヒットラー、いいよね!」「大政翼賛会、注目だね☆」みたいな言説があってびっくりしてしまった。

『我が闘争』の翻訳も載せていたらしい。最初は純粋な文芸・芸術雑誌だったみたいだし、やむを得ない検閲対策とかなんだろうか。

bunsei.co.jp/old-book/ctg-09/h

GDPRというかヨーロッパ人(主語デカ)の人権意識はやはり見習いたい

最近、脱GAしたい人達が作ったmatomo analyticsっていうのを知ったんですが、「利用者の声」みたいなところにEUがあって笑った。

日本人が作ったわけではないみたいで、matomoが独り歩きしてるのがじわじわきます。

matomo.org/

あと、当時の著作権まわりのことをまったく知らないのだけど、訳書に版権の記述がないから、原著取り寄せてそのまま訳すような、ガバガバでやってる感はありそう

興味をそそられるのが、『星の王子さま』を訳した内藤濯の教え子で、ゴリゴリ仏文学をやってた葛川が、どうやってウルフを知り、なぜのめり込んでいったのか、なんだけれど、葛川自身の文章が書かれたものがあまりないので、著作の序文とかを丁寧に読んでいきたい。

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ヴァージニア・ウルフをおそらく日本で最初に訳出したであろう葛川篤(本名・刈田善衛)、CiNiiとNDLデジコレを見る限りは研究論文が見当たらない。言及している博士論文が2件あるのみ。ただ学友だった伊藤整と瀬沼茂樹が、早死した葛川を思い出して戦後に彼について書いてる文章がいくつかあるので、それを辿っていけばもう少し周辺のことはわかりそう。

いまのところわかっていることはこんな感じ。(なお、調査の所要時間はだいたい半日)

・秋田県の土崎港という町の出身
・東京商業大学(現在の一橋大学)でフランス文学を専攻していた
・「一橋文学」をはじめいくつかの文芸同人を立ち上げる
・卒業後、川崎貯蓄銀行(現在の三菱UFJ銀行)に勤めながらウルフやアンドレ・ジッドの翻訳に取り組み、20代後半は年一ペースで訳書を発表
・身体が弱かったのに加えダブルワークの疲労が原因なのか、なんらかの病を患う
・地元に戻って静養するも32歳で死去

詩の実作もしていたらしいのだけど見つけることができない。近々国会図書館で調べることにします。デジタルテキストになってない論文の中で引用・言及されている可能性が大いにあると思っています。

あ〜これは読みたいな

読書バリアフリーの世界
大活字本と電子書籍の普及と活用
hanmoto.com/bd/isbn/9784862515

あと、NDL上のタイトルが『英文学研究 2』とかになってて、ウルフの翻訳書なのに一切ウルフって入ってないパターンもある、これは罠 他の作家でもありそう

国会図書館でウルフ作品を検索するコツ〜ヴァージニア・ウルフの表記について、以下のパターンがありました〜

(知ってた)
バージニア・ウルフ
ヴァジニア・ウルフ
ヴァヂニア・ウルフ

(新発見)
ヴァ―ヂニア・ウールフ

こっちにオンビキあるパターンは初めてでした

図書館で借りてきた

『障害のある人の欠格条項ってなんだろう? Q&A』
kaihou-s.com/book/b624253.html
『夢のユニバーサルシアター』
d-kobo.jp/products/detail/35

ていうか今週発売だし、発売前重版ですよね。すごい。

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『ハンチバック』を取り寄せたのを取りに行ったら、三刷の芥川賞候補作帯だった。初版の文學界新人賞帯がよかった、というか平積みにはそっちがあったが……取り替えてくださいと言うのも変なので芥川賞候補作を電車の中で読む人になってます。

三社のコーポレートサイトを見たけどどこもリリースは出てないな。本当に「関係者」の話ぽい。

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オッッ

「紀伊國屋書店」など3社が新会社設立へ 仕入れなどを共同で
www3.nhk.or.jp/news/html/20230

>「紀伊國屋書店」や「蔦屋書店」などライバルどうしの書店が手を結び、仕入れや流通を共同で行う新会社を設立

まいばすとディズニーランドはQUICPay

まいばすでPayPay使えないこと、毎回忘れてイラついてしまう

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