「随分嫌な思いをしたね」と。
オッさんはあたふたしながら「いや、その、いや」と冷や汗をかいている。
「悪いこととは思ってないんだって。コミュニケーションだから」と追い討ちをかける。オッさんはとうとう「いや、旦那さんに言うかなあ!」と抗議を始めた。
「言うさ。何故黙っててもらえると思うんだ?私があんたを庇う理由が何かあるか?笑って許してやらなきゃならない理由はなんだ?言ってくれや」
ここでオッさんは頭を下げた。「申し訳ない」
こういうオッさんは女の後ろにその人を大切に思っている家族がいることもその人たちまで嫌な思いをすることと何もわかっていない。許されてきたからだ。女はその場で嫌な思いをしても、その時のことは誰にも話さず水に流してくれるものだと経験上学んでいる。だから私は許さない。夫にも話をするし、夫もそれを理解してくれている。話してくれと言う。
そして一番腹が立つことに、こういうオッさんは女がどれほど抗議をしても歯牙にもかけないが、それが男に話を落とされてしまうといきなり慌て出し、自分のしたことがよくないことだったと突然理解するのだ。男相手なら話が通じるのだ。
ふざけやがって。
斎藤幸平は『人新世の資本論』で「SDGsは大衆のアヘン」と切り捨てた。同書の本題であるマルクスの「宗教は民衆のアヘンである」に倣った言い方。これは本来のSDGsにとっては災難だった。
https://www.moneypost.jp/1112680
マルクスに立ち返り、資本主義や経済成長そのものを疑うスタンスの斎藤幸平氏にとって、資本主義を肯定するSDGsを「敵」認定することは、まあまあ整合性は取れているのかもしれない。ただし私個人は、SDGsを「敵」認定することには賛成できない。むしろ擁護したい。
私の意見では、言葉を足して「"一人一人が生活を工夫しよう"という文脈で流布している"日本のSDGs"は民衆を騙すためのアヘンである」という言い方が正しい。
本来のSDGs、国連が2015年に打ち出した「持続的な開発のための2030アジェンダ」とは、脱炭素、格差是正、水の安全など多数の「2030年までに達成すべき数値目標」を掲げ、国家や企業や投資家らが、その目標を達成できる方向にマネーを選択的に回し、経済を回そう、という取り組みだった。「誰一人取り残さない」というスローガンは、個々人ががんばりましょう、という話ではない。すべての個人を救う方向に経済を回しましょうという意味だ。
(続き
核のごみ処分地「日本に適地はない」 地質学者ら300人が声明公表:朝日新聞デジタル
当たり前だのクラッカー
「原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の処分地選びをめぐり、地球科学の専門家有志が30日、「日本に適地はない」とする声明を公表した。地殻変動の激しい日本では、廃棄物を10万年にわたって地下に閉じ込められる場所を選ぶのは不可能と指摘。処分の抜本的な見直しを求めた。
https://www.asahi.com/articles/ASRBZ641WRBWPLZU001.html
"イスラエル政府はスーパーボウルで放送される30秒のCM枠を推定700万ドルで購入し、「捕虜を取り戻す」といった趣旨の広告を流した。つまり、まさにアメリカ人がこの「情報戦争」のターゲット層なのだ" https://digital.asahi.com/articles/ASS2G44NHS2GULLI001.html?ptoken=01HPNWY0245E2MC69PG9AV2XC5
@bb_lemon 私も利確すべきと思いますです。
美容院で雑誌を読んでいたら、平均寿命が延びたから、資産寿命も延ばしましょうという記事があった。
日本の女性の平均寿命は87.09才だそうだが、「いまや平均寿命を超えて90才、100才まで生きる人は少なくない」と書いてあった。「平均寿命」が87.09才なんだから、それを超えて生きる人がいるのは当たり前だけれど、それが多いか少ないかについては、「最頻値」を見ないといけない。
2020年の日本女性の死亡年齢の「最頻値」は、93才だそうだから、ほとんどの女性は、90歳を超えて生きる覚悟をしなければならない。
日本の個人投資家が新型NISAで海外株式・投資ファンドを買っているから円安を助長しているという解説。それはそうだろうけれど、そもそも個人投資家が海外ファンドを買わざるを得ないような政策をとり続けたのは誰?と言いたい。
これからもますます円安になりそうな政策をとり続けてきたからでしょうが。因果関係が逆。(将来の)円安の責任を個人投資家に転嫁するような言い方は不愉快。
そうそう、猫って海苔が好きなんだよね。
QT: https://mstdn.social/@yurnidiot/111938239473635008 [参照]
気になっていた記事に目を通すことができた。
山形新聞2/5付けマルクス・ガブリエル談話が写真で読める。
https://fedibird.com/@crowclaw109/111928952980280065
おそらく、下記の1/15付け山陰中央新報と同じ記事。
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/513169
今後、マルクス・ガブリエルに言及するときには、「ガザ虐殺問題ではドイツ政府公式見解に沿ったイスラエル支持のコメントを出した」と断り書きを付けないといけない。
もともとマルクス・ガブリエルは「中立のスタンスを保つことで影響力を持ちたい」(大意、出典は『全体主義の克服』, 集英社新書)と述べていた。つまり意図的なノンポリなのだが、今のドイツにおいてノンポリであることは強いイスラエル支持を意味するのだろう。
そういうガブリエルは、ハイデガーを「本物のナチ」、戦時下でナチ党員になっただけでなく「"暗号化されたメッセージ"により、戦後のドイツでナチが力を維持できるように援助していた」と非難しているのだが……
記事を見ると、国連、WHOのジェノサイド非難は、「ドイツ公式」の見方だと「イスラエルの自衛権を妨害するハマスのプロパガンダにはまっている」ということになる。ドイツの知識人の言説はかなり念入りに検討しないといけない。 [参照]
@Erscheinung47
責任追及や事実を知りたいためだけに裁判を起こす場合でも、金銭を要求せざるを得ない制度になっているのが、いつももどかしいと思っていました。だから、「じゃあ、払えばいいんでしょ」という形で裁判を終わらせてしまうことができる。いくらでも払うことができる側(特に今回は税金で払われる)は、こういう形で裁判から逃げることができる。
Die Toots gibt's nur einmal. Profilbild wurde von meiner Tochter gemalt. アイコン画像は娘が描いてくれたもの。娘に著作権があります