蓮舫が言った、「職員を非正規にして人件費を浮かせられたというのは改革じゃない」というのは本当にわかりやすくて良かった。もうひと推し、「正規雇用にする方が全体として生産性が高い」ということを胸を張って主張すると良かったのかなと思う。
実際うちの現場では非正規雇用(派遣社員)と正規雇用(正社員と契約社員)が混在してることで仕事を取ってくる条件が無駄に難しくなってる。でも短期の結果、短期の収支の都合でやめられない。クライアントもその前提で要求をしてくる。
公に前提が変われば指標も要求も変わるから正規化する方が合理的になる。そういう職場はたくさんあると思う。そこまで込みで言ってくれたら良かったなと思う。
自民党の政策に顕著だけど日本国では努力というのは今までのやり方をさらに力を込めてやる事であってやり方を変える事じゃないんですよ。創意工夫も今までのやり方をより効率良くやる為の工夫にとどまる。全体の目標を設定し直すとか指標を見直すとか持っての他な訳です。
こんなんじゃ生産性なんか上がらないし社会変革が出来ないのも当たり前なんですよ。
“社会”で重宝がられようと思うならこれを心がければいい。粉骨砕身決められたことをやってみせるか今までのやり方をより効率良くやる為の工夫で他人の労働密度を上げる提案をするか。
ガトーフェスタがかわいそうな話
思えばうちの親族はそろいもそろって贈り物が苦手だ。
父方の祖母は何かの折に一度美味しかったと伝えたら、以来ことあるごとにガトーフェスタハラダの大箱ラスクを送ってくるようになった。多少お裾分けできたとしても、結局は毎日食べることになる。下手をすると、昼もラスク、おやつもラスクみたいな生活である。
おかげで私はラスクを見るのも嫌になってしまった。
幸か不幸か父方祖母は私が高校を卒業するころに亡くなり、ラスク攻勢もなくなった。
ところがその後、母方の祖母が、同じメーカーのコーヒーゼリーに目をつけた。確かに美味しいのだが、これまた美味しいと言ったら毎年半~1ダースくらい送られてくるようになり、同じメーカーなので時々おまけと称してラスクがついてくる。あの見たくもないラスク!!
コーヒーゼリーもそんなに食べないので毎年余して捨てることになり、お裾分けもあまりはかどらず。
そろそろガトーフェスタのマークを見かけただけでげんなりするようになってきた。
この話のいちばんの被害者は、何もしていないのに恨まれた上に製品が一部無駄になっているガトーフェスタハラダである。
3枚目のホットケーキ、2枚焼くには少なく1枚には多い中途半端な量残ったので鎌倉のあれ風にチャレンジして惨事を招いてます。
いいこと考えた!ホットケーキ🥞作る😋
ネトウヨとか普通の日本人だけでなく左寄りの人も日本は民主主義の平和国家とかいう自認があると思うけど、根本的に勘違いしてんだよな。
アメリカが作ったファシスト国家であって、たまたま経済的に成長したから平和的民主主義に見えてただけで。
そもそもさあ。
労働法だとか、社会保険制度がどういう成り立ちなのかとか全く考えたこともないんか。習ったとしても綺麗さっぱり忘れたんか。そんなんでよくもまあ内閣府やってられんな。
そういうのが内閣府で政策練り練りしてるって何の冗談だ?
単に金・カネ・かね。金稼げたらいいだろ、ふん!みたいな。こんな💩提案が何で優勝したのか。てかテーマ設定もおかしいだろ。
>以前は残業でこなしていた業務を委託契約に切り替え、社員は残業していた時間は個人事業主として働くという。
こんなクソなことよくもいけしゃあしゃあと考えるし、よくもまあ優勝させたよな。
生活に困ってないような職員さんたちだけで、働く人たちの現場感覚も生活感覚も全くわからんままゲームか何か考えるような気持ちでこねくり回したんだろ。
内閣府が脱法行為を高く評価する国なのだ。そういうことなのだ。
この間、怪しい起業セミナーにハマって、会社を辞めて独立するとか言いだした子がいたのだけど、その子が個人事業主を推奨する竹中平蔵とかも寄稿している本を持っていたので、だいたいどういう人たちがこういうアイデアを支持しているのかわかりやすい。
すでにこの国は外国人の奴隷労働を「技能実習生」などと読み替えている人権後進国なので、「外国人のことなんて関係ないじゃん」と思っていても、ほらあなたももうすぐ個人事業主という奴隷になれます。
脱法行為?賃上げアイデア「残業時間は個人事業主に」 内閣府が表彰
https://www.asahi.com/articles/ASS7C1SXFS7CULFA00LM.html
「ここにある一切は、小説の一登場人物によって語られているものと見なされるべきである。」―「彼自身によるロラン・バルト」扉表紙