<Day03>
時差ボケってこれなのかな? それとも気分が高揚しているだけなのか…… 分からないけど時間通りに(みなさんに大きな迷惑をかけずに)動けている。これは奇跡に近い。成長か?
189 Front Street、というのが現場のアドレスだった。そのことを、現場に入って初めて知る。オーガナイザーは気が狂った人なので、そんなあれこれも仕方ない。
現場視察、将棋なら見分とか言うのだったろうか、とにかくOK。微調整はした。
現場での作業時間が明日と明後日の二日間しか確保されていなかったことを知って、今さらのように驚いたふりをする。どうにかしないとね……
帰宅して打ち合わせ、アイデアの交換、本にまつわるあれこれの交換(いろいろ良いものを見せてもらっている)、そして音楽の交換。音楽の交換を待っていた。佐々木彩子(aka.ちゃん)、の作曲した、渋さ知らズの「海人族」をきっかけにして、佐々木彩子メドレー、高岡大祐フリークショー(すみません)、渋さ知らズのグラストンベリーを経て、京都の西部講堂へ誘導。ストーリーの序章を、自分なりに及ばずながら、工夫を交えてどうにかこうにか紹介する。そしてトドメに映画のトレーラーとか。英語の字幕が準備されているといった情報を交えつつ。
@mikanshibano 小さいのは知っているけど個々としてできることやりましょって感じです。旅の空のぼそぼそについてはご笑覧くださいますと緊張感が高まる効果が期待できます(^-^)
体調おだいじに♡
#言論の勢力拡大みたいな錯覚
@mikanshibano ハッシュタグミートゥー! です! いつもありがとうございます(笑)
公私混同の馬鹿騒ぎをした自分の「有能な長男秘書官」さえ処分できなかった岸田首相だ。ましてや自分自身に対する処分など出来よう筈もあるまい。
記事に曰く、
《岸田文雄首相は25日の参院予算委員会で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、自身への処分に否定的見解を示した。岸田派では議員側への資金還流がなかった点に触れ「全く次元が違う。この点も踏まえ判断される」と答弁した。》
自民党内から前向きの議論が出て来ないのだが、もう自民党には自浄能力は無いのか?自民党は骨の髄まで腐ってしまったのか?
もしそうなら、自民党に国民の生命と財産を預けておくことは、もはや出来ない。自民党には選挙で政権の座から降りて貰わねばならない。もちろん公明党にもだ。泥棒ネコの如く与党入りを狙う維新も追い払わねばならぬ。
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首相、自身の処分に否定的 自民裏金事件、週内に追加聴取|47NEWS(よんななニュース) https://www.47news.jp/10697677.html
行き掛かりでダーレン・アロノフスキー監督を、当時渋谷にあったRuby roomに案内したことがあった。何か見て記憶がよみがえった。あの頃まだ20代だったからいろいろとんでもなかったな。けどかなり楽しかったのも確か。いまも楽しいから、あの頃の失敗とかをどうにか糧にしながら生きてこられたのだと思うことにしよう。
<Day02>
おっと。なるほど今はこうなっているのか。こんなの見たこと無かったから何がなんだか分からなくて困ったよ、と言いながらむせて咳込む。……アリセットとデンバーが、映像のプロジェクションを巡り、壁の映像とラップトップをそれぞれ見ながら無限の質問の応酬をさっきから延々と続けている。
そのやりとりを聞きながら、僕は自分の絵のプレゼンテーションについて、そう言えば今回もまたちゃんと細部まで考えていなかったことに思い至る。いつもぶっつけ本番で、そこには密かな後悔もある。本当はもっとできることがあったはずだと毎回のように反省する。だけど結局、そもそも難しいことを考えるのに適した頭が備わっていなかったんだと、開き直るわけじゃないけど自分自身を納得させる。というか、今度のこれ本当に僕で良かったのか? 先方が人選ミスを悔やむようなことにならないか? いったい何をどうすべきか、またよく分からなくなる。すっとぼけて何か分かったふりを装えばいいのだろうか? いやいやいやいや、そんなことさせてもらえるわけがない。できない。だから結局ごめんなさいと内心でつぶやきを重ねながら恥を耐えるしかない。
(承前)ちょっと誤解を招く一文だったと反省して補足。コロナ禍直前に、杉浦邦恵さんが来日して最新の連作のロケハンを行う際に、少しだけお手伝いさせてもらう流れになったりして、その当時から今までバリバリの作品を作り続けている人で、とにかくこのようなアーティストが長い時間をまたいで作り続けているということが、もう素晴らしいとしか言いようがないのです。写真をキャンバスにプリントした作品も素晴らしくかっこいいし、ここ数年展開されている作品群も迫力がありました。https://www.takaishiigallery.com/jp/archives/11616/
<Day01>
ニューヨークまでは成田発/トロント乗換のAir Canadaのチケットが手配されていたのだがトロントが吹雪で乗り継ぎ便の予定が狂っておかしなことに。JFKに着くと書いてあったはずが着陸したのはNewark。深夜のJFKで到着を待ってくれていたAからスマホに何通ものメッセージが。結局NewarkにUberを手配してくれて、それぞれBronxのA宅を目指す。
午前1時半(EST)に感動の再会。普段はAのパートナーで同居人のNが仕事場として使っている広い部屋をこの先1カ月間の寝床として空けてくれた。ヘテロセクシュアルな客を迎えることはあまりないと言って珍しがられる。初対面の愛犬Odinにいろいろと試される。荷解きして、運び屋として持参したお宝を無事に受け渡して、まず役目をひとつ終えてホッとする。用意してくれていた夜食をつまみに飲みはじめ、話は尽きず、気がつけば早朝。
ベッドルームは快適。アパートメントのそこらじゅうに絵、写真、立体など美術作品が。WiFiを借りて急ぎの仕事だけいくつか終えて、目が覚めたら24日(日)の昼。1時間後にはもう誰か来て、打ち合わせが始まるらしい。外は小雨。
キッチンからいいに匂いが漂ってきていると思ったら、Nがキッシュを焼いてくれているらしい。天国か?
円安で輸出産業が潤い、そこから内需が拡大するから……と皆言うのだが、いやちょっと待て、と。
円安で輸出企業の業績が良くなり、増えた付加価値をどう分けるかが問題。労働への分配が増えるならいいが、そこはできるだけ抑えて資本の取り分になるわけでしょう。それでは景気は回復しない。
そもそもの分配を決める構造についての議論抜きに、円安がいいとか悪いとか言えないと私は思う。強い通貨は、明らかに私たちの共通の資産だ。そこに不平等はある。しかし、貧しい人ほど円「しか」持ってない。その円を安くするのであれば、それによって増えた利益の多くを労働者に分配しないと引き合わない。そして、日本経済は非正規増やしたあたりから、労働者には流れない構造になった。
強い通貨の代わりに何を得た?と問わねばならない。円安誘導の金融政策をやる前に、労働分配率を上げる構造を作っておかねばならなかった。将棋でもよくあるやつ、手順の後先の話。今の日本は、通貨だけが安くなり、その利益は資本に多く渡り、私たちの多くは単に貧しくなった。そういうことだと理解してる。
ニューヨークの杉浦邦恵さんから、会いに来てもいいよと返事。うれしいな! 写真やプリントの本物しかなかった当時からのアーティスト。あの時代の人たちがまだ元気なうちに。
『レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯』翻訳しました ▼『刑務所ごはん』取材+ライティング▼タイ東北 #モーラム酒店 (渋谷/神泉)の壁画とか ▼変な絵を丁寧に描きます: http://mariomandala.com ▼いろいろ非正規・傍流・夜勤