https://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi26
米津さんのインタビュー、とても共感します。
今、目の前にいない一生会うこともないであろう人のことや自分がいなくなった後に生きていく人のことをどう想って生きているか、そういうところにその人がよく表れると思うこの頃で。同じように、自分がいないところやいなくなった後に誰にどんな風に思い出してもらえるか、というところにその人の生き方があるというか。
自分らしさは自分で思う以上に他者の中にあったり、想いは量子のように漂っていて偶然風景の一部になっているものは知覚出来たりするのかなと。
この感覚は『クララとお日さま』(カズオ・イシグロ)のクララが示唆してくれたのだけど。
ネトフリ版『三体』4話まで見ました。
原作よりサスペンス要素が濃い感じなので、怖がりさんは一人で見ないように笑
三体ゲーム内の描写、インパクトあります。でも結構イメージ通りでした。脱水状態…すごい。
小川哲「今のSNSは主張なき人々の極論がインフレする魔境状態」
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/050800242/112800031/
『つめたいよるに』(江國香織)
国語の読解授業でこの短篇集に収録されている『鬼ばばあ』と『子供たちの晩餐』を扱ったのをきっかけに手にしました。どの作品もとても短いけれど必ず私の心の琴線に触れる感じで…人生のそれぞれタイミングの孤独や淋しさが束ねられていました。
江國さんは私より一回りくらい上で、中学生だった私たち世代が憧れたバブル時代の若い大人の人だったと思うけれど、(私たちにはその憧れた大人時代は来なかったのだけど)だからなのかな、孤独が際立つ時代背景も印象的でした。でも、老齢期の孤独と動物の人への眼差しはファンタジーと温かさに包まれています。
私たちは大きな時間の流れの中で、ほんの一瞬のこの世に生まれて、誰にも言えない経験を胸に元のところに戻るのだろうな、と感じる作品でした。
🐕🐈📖🎼🥖🥐🌶️🥔
中国語勉強中です