#名刺がわりの10冊
(小説以外)
影の現象学/河合隼雄
臨機応答・変問自在/森博嗣
数学文章作法/結城浩
民主主義とは何か/宇野重規
僕たちはどう生きるか /森田真生
人新世の資本論/斎藤幸平
伝わる英語表現法/長部三郎
一年有半/中江兆民
茶の本/岡倉天心
ホワット・イフ?/ランドール・マンロー
女王の百年密室/森博嗣
彼女は一人で歩くのか/森博嗣
機龍警察/月村了衛
まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん
青い鳥/重松清
三体/劉慈欣
ハーモニー/伊藤計劃
1984年/オーウェル
一九二八年三月十五日/小林多喜二
デミアン/ヘッセ
その日の気分で多少変わりそうです。
https://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi26
米津さんのインタビュー、とても共感します。
今、目の前にいない一生会うこともないであろう人のことや自分がいなくなった後に生きていく人のことをどう想って生きているか、そういうところにその人がよく表れると思うこの頃で。同じように、自分がいないところやいなくなった後に誰にどんな風に思い出してもらえるか、というところにその人の生き方があるというか。
自分らしさは自分で思う以上に他者の中にあったり、想いは量子のように漂っていて偶然風景の一部になっているものは知覚出来たりするのかなと。
この感覚は『クララとお日さま』(カズオ・イシグロ)のクララが示唆してくれたのだけど。
ネトフリ版『三体』4話まで見ました。
原作よりサスペンス要素が濃い感じなので、怖がりさんは一人で見ないように笑
三体ゲーム内の描写、インパクトあります。でも結構イメージ通りでした。脱水状態…すごい。
小川哲「今のSNSは主張なき人々の極論がインフレする魔境状態」
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/050800242/112800031/
『つめたいよるに』(江國香織)
国語の読解授業でこの短篇集に収録されている『鬼ばばあ』と『子供たちの晩餐』を扱ったのをきっかけに手にしました。どの作品もとても短いけれど必ず私の心の琴線に触れる感じで…人生のそれぞれタイミングの孤独や淋しさが束ねられていました。
江國さんは私より一回りくらい上で、中学生だった私たち世代が憧れたバブル時代の若い大人の人だったと思うけれど、(私たちにはその憧れた大人時代は来なかったのだけど)だからなのかな、孤独が際立つ時代背景も印象的でした。でも、老齢期の孤独と動物の人への眼差しはファンタジーと温かさに包まれています。
私たちは大きな時間の流れの中で、ほんの一瞬のこの世に生まれて、誰にも言えない経験を胸に元のところに戻るのだろうな、と感じる作品でした。
子宮内でコロナウイルスに曝露した子供の約5人に1人が1歳までに神経発達障害を起こすことが分かったという研究。通常の3倍以上の確率で、乳児の1割は頭蓋超音波検査で異常。特に意思疎通、社会と運動能力は生後4ヶ月からさらに悪化。感染時の母親の重症度は関係なかった。
刊行中止になったIRREVERSIBLE DAMAGEへのレビュー。
シュライヤーの態度と論拠には批判的ながら、とても冷静に書かれています。
「元に戻せない損傷」か「無かったことに出来ない決断」ぐらいのタイトルを、サブタイトルにも入っていない煽情的なものに置き換えてマーケティングで反トランス運動をやったKADOKAWAは強く批判されるべきです。
また、強い出版社のKADOKAWAが刊行中止を決めたのは喜ばしい。刊行されると平台の一等地に根拠のないトランスヘイト本が陳列されることになっていました。
特に、本書で強く批判されるアニメなどの文化の発信者であるKADOKAWAが出してはいけない本でした。
今となっては「刊行停止に追い込まれたあの本」という価値がついてしまいましたので意味は変わってしまいましたが、いつもそういう本を出している出版社が翻訳刊行したのならとは思います。資料的な価値もありますし。
なんでKADOKAWAでを上げたよ。
🐕🐈📖🎼🥖🥐🌶️🥔
中国語勉強中です