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沖縄本専門店のまめ書房ですが、今回は一般誌『世界』をご紹介。
というのも、この最新号(2024年7月号)に見逃せない記事が掲載されているのです。
①「沖縄戦後史 故郷の喪失と創造」古波藏契
②「埼玉クルド人コミュニティ」安田浩一
の二つ、ぜひ多くの方に読んでほしい内容です。
(続く)→

(続き)→ 沖縄の人々が銃や刃物で殺され、遊び半分で身体に火をつけられ、幼女が強姦・殺害され、米軍機からの落下物で圧死させられ…戦慄を覚える内容です。
1950年代、本土では反対運動が高まり各地の米軍基地が縮小、その分沖縄で基地が拡張され人員も1.7倍にと、皺寄せが沖縄に集中した事も犯罪増加の背景に。
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日本復帰後も沖縄に基地は残り、米軍の犯罪事故は続きます。
1995年には米兵が3名で女子小学生を暴行、その後も2004年のヘリ墜落から昨今のPFAS汚染まで、枚挙にいとまがないほど。
沖縄は、いつまでこんな事件に怯えねばならないのか。
憲法がうたう「法の下の平等」、沖縄にあるのでしょうか。

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昨夜(6/6)のNHKの番組『BSスペシャル 強いられた沈黙〜発掘・沖縄の米軍犯罪記録〜』、ご覧になられたでしょうか。
戦後の米軍統治下の沖縄で起きた、米軍による犯罪や事故900件の記録。
それは当時、琉球政府法務局に勤めていた天願盛夫さんが、被害者から聞き取った調書でした。
(続く)→

本日(6/6)夜、NHK-BSの番組です。
戦後、米軍統治下にあった沖縄の実像。
これを知らずには、現代の問題も語れないでしょう。
ぜひご覧ください!
『BSスペシャル 強いられた沈黙〜発掘・沖縄の米軍犯罪記録〜』
nhk.jp/p/bssp/ts/6NMMPMNK5K/ep

(続き)→ 組踊は、演劇に伝統音楽や舞踊を融合、見事な紅型の衣装など、まさに琉球文化の総合芸術。
小さな切手にも、そのディテールが細かく描かれ、”小さな美術品”と言えるほど。
他に、以前入荷した工芸品や生き物の切手も。
こちらは残りわずかなので、気になる方はお早めに!

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戦後、日本復帰前の沖縄でのみ発行されていた『琉球切手』。
伝統芸能・組踊(くみおどり)のシーンを描いた、4枚組シートが入荷しました。
演目「人盗人(女物狂)」と「執心鐘入」、それぞれの名場面を描いた2種。
米軍統治下だったため、額面は”¢(セント)”表記です。
(続く)→

【6月のスケジュールのお知らせ/一件追記です】
6月9日(日)は、18:00までの営業です(←追記)。
6月10日(月)〜15日(土)は、沖縄への買付け出張のため休業します。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
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定休日 水・木/OPEN 11:00〜19:00
神戸市東灘区岡本1-12-26 マンション藤105
阪急岡本駅🚶🏻2分 JR摂津本山駅🚶🏻5分
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(続き)→ 著者は、同番組で料理指導を担当した尚承(しょう つぐる)氏と、他に高良菊氏・尚弘子氏も。
尚承氏は琉球最後の国王・尚泰のひ孫にあたり、母の尚道子氏・叔母の岸朝子氏も、共に名だたる料理研究家。
また共著の尚弘子氏は、琉球大学の教授から沖縄県の副知事まで務めた偉人です。
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ところで、劇中恵里はこの本を開き、ゴーヤーチャンプルー・中身汁…などとノートに書いていましたが、該当ページに載っていたのは「マーミナウサチ」と「クレソンウサチ」(ウサチとは酢の物・和え物)。
料理が違うやん!と思わず声をあげましたが、そこまでチェックする私の方が細かすぎですよね…😅

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朝ドラ「ちゅらさん」第42話で、主人公・恵里が読んでいた謎の沖縄料理の本。
画像を手がかりに、まめ書房にある古書を調べてみたところ…ありました!
こちら『おいしい沖縄料理』とみて間違いないでしょう。
1995年の刊行で、沖縄の伝統的な郷土料理・82種のレシピを解説した本です。
(続く)→

朝ドラウォッチャーのホリーニョさん・ももたさん・やまちさんによるX /スペースでの『ちゅらさんトーク』。
今夜(6月2日)、22:00スタートです!📻
twitter.com/i/spaces/1OyKAWEAy
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まめ書房からは、ドラマに登場する沖縄の文化・歴史や新たな発見など、まめ知識をお伝えします。
今回は恵里が作った沖縄料理や、お店(ゆがふ)の厨房にも気になる物がありました😊
お楽しみに!
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(続き)→ ②『本屋になりたい(増補)』(2022刊)
宇田さんが本屋という仕事に向き合い、日々考えている事を、真摯な言葉で記した一冊。
オリジナルは2015年発売の新書版。
2022年の文庫化にあたり大幅に加筆、7年の間に起きた環境と心の変化が書かれて、一層味わい深く。
挿画はなんとあの!高野文子さん。
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③『三年九ヶ月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』(2023刊)
宇田さん自身が企画・編集・刊行したZINE。
2019年〜23年にかけ、牧志公設市場の工事中に宇田さんが市場で見たもの・感じた事を、文章と写真で振り返る書き下ろしです。
①〜③いずれも最新刊「すこし広くなった」との併読を、ぜひ。

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昨日に続いて、宇田智子さんの著書・3冊をご紹介。
①『市場のことば、本の声』(2018刊)
2013年ごろから5年ほどの間に書かれたエッセイ、75編を収録。
那覇「市場の古本屋 ウララ」での仕事やお客様との出会いから生まれた、小さな気づきや感動を、宇田さんならではの清々しい文章で綴った佳編。
(続く)→

(続き)→ この間、店の真向かいにある牧志公設市場の立替工事や商店街のアーケード撤去、コロナ禍などで環境が大きく変化し、「ウララ」にも様々な影響が。
宇田さんは、移ろう日々の出来事や自らの胸の内を丁寧に見つめ、細やかに記していきます。
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先が見えない不安の中で、市場の店主達と交流を深め、街の変遷を知り、様々な想いを積み重ねていく宇田さん。
こうして宇田さん自身が、市場の歴史の一部になっていく様を、読者も一緒に追体験していきます。
瑞々しい感性と言葉で綴られた、素晴らしいエッセイです。

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那覇の商店街で「市場の古本屋 ウララ」を営む宇田智子さん。
その最新エッセイ集『少し広くなった 「那覇の市場で古本屋」それから』が届きました。
2013年刊行のデビュー作『那覇の市場で古本屋』の続編にあたり、本作では2016〜24年の出来事が描かれています。
(続く)→

『西石垣友里子展Ⅴ』、本日(5/29)終了しました。
多くの方にお越しいただき、本当にありがとうございました!
西石垣さんの器を通じて、沖縄の木々の魅力や自然の大切さも感じていただけたのではと思います。
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まめ書房では、これからも西石垣さんの様々な作品をご紹介してまいります。
どうぞよろしくお願いします😊
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『西石垣友里子展Ⅴ』、いよいよ最終日です😊
こちらの花器の素材は、黒檀。
緻密で固く、沖縄では三線の棹の素材として重用されてきました。
黄〜赤褐色の木肌に、ぼかした墨を思わせる黒が入り、味わい深い表情に。
ずっしりした重さも、この木の個性です。
本日19:00まで、どうぞお見逃しなく!
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会期:5月29日(水)まで
場所:まめ書房
11:00〜19:00 期間中無休
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(続き)→ 本作は、沖縄の元気な小学生・マンタ君とその家族達の日常を描いたファミリー漫画。
わずか4コマの中に、地元のニュースはもちろん、沖縄ならではの暮らしや伝統が盛り込まれています。
単行本には、ウチナーグチ(沖縄語)による「はんたい言葉」や「ことわざカルタ」などの付録も。
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沖縄の文化や歴史の素晴らしさを、ほのぼのとした笑いに包んで伝えてくれる『がじゅまるファミリー』。
ももココロさん、これからもお身体に気をつけて、連載を続けてください😊
楽しみにしています!

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本日(5/28)、沖縄の新聞「琉球新報」の4コマ漫画・『がじゅまるファミリー』が、掲載6477回を迎えたそう。
これはあの「サザエさん」と並ぶ大記録です!
作者のももココロさんが、20年と5ヶ月に渡り連載を続け、達成されました。
本当におめでとうございます👏👏👏
(続く)→

『西石垣友里子展Ⅴ』、本日も開催中😊☔️
こちらの花器の素材は、カニステル。
その果実は”エッグフルーツ”とも呼ばれ、甘くホクホクした食感が特徴だそう。
他に、マンゴーやバンシルー(グアバ)の木を用いた花器もあります。
個性あふれる木目や色・手触り…その魅力を、ぜひ確かめにいらしてください。
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会期:5月29日(水)まで
場所:まめ書房
11:00〜19:00 期間中無休
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(続き)→ シュガーローフなど周辺の戦闘は苛烈を極め、米軍では死傷者と戦闘神経症患者の合計が1週間で約4千名近くに。
追い詰められた日本軍では、無謀な特攻や負傷兵への自決強要・住民の食糧強奪などが起きました。
勝ち目の無い抵抗の継続は、本土決戦までの時間稼ぎであり、住民保護の視点は無かったのです。
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この撤退時の様子については、多くの証言があります。
10代の少年兵が地雷を背負い、戦車へ特攻させられた話。
軍の将校が金モール付きの軍服を脱ぎ、貧相な農民の服を着て逃げた話。
山に籠る敗残兵が住民をスパイ視し、暴行・斬殺した話…。
沖縄戦からは、戦争や軍隊の醜い本質が見えてきます。

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