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那覇の商店街で「市場の古本屋 ウララ」を営む宇田智子さん。
その最新エッセイ集『少し広くなった 「那覇の市場で古本屋」それから』が届きました。
2013年刊行のデビュー作『那覇の市場で古本屋』の続編にあたり、本作では2016〜24年の出来事が描かれています。
(続く)→

(続き)→ この間、店の真向かいにある牧志公設市場の立替工事や商店街のアーケード撤去、コロナ禍などで環境が大きく変化し、「ウララ」にも様々な影響が。
宇田さんは、移ろう日々の出来事や自らの胸の内を丁寧に見つめ、細やかに記していきます。
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先が見えない不安の中で、市場の店主達と交流を深め、街の変遷を知り、様々な想いを積み重ねていく宇田さん。
こうして宇田さん自身が、市場の歴史の一部になっていく様を、読者も一緒に追体験していきます。
瑞々しい感性と言葉で綴られた、素晴らしいエッセイです。

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