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(続き)→ 片面には沖縄島と沖永良部島・与論島、そして南西諸島の航空路線図が。
もう片面には八重山諸島、宮古諸島、そして伊平屋・伊是名諸島、大東諸島・慶良間諸島などが記載されています。
航空会社の製作だけあって、波照間や多良真の小さな空港にもしっかりマークが。
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おそらく80年代かそれ以前の物でしょう。
地図上には具志川・東風平(こちんだ)など、現在は合併などで無くなった地名が書かれ、懐かしさを誘います。
少しレトロな雰囲気が魅力の一品、デスク周りなどに飾ってみては?

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珍しいグッズが入荷したのでご紹介します。
こちらは沖縄各地の地図が描かれた下敷き。
懐かしい南西航空(現トランスオーシャン航空)のロゴがあり、元来は機内備品だった物のよう。
(続く)→

(続き)→ 本書では、北海道と沖縄の意外な共通点や真逆な点を挙げて考察。
真逆の気候、共通する離婚率の高さの話に始まり、中盤は蝦夷地の複雑な歴史を琉球とも比較しつつ俯瞰。
松前藩がアイヌを服従・隷属させていく過程、明治政府による日本編入、開拓民の増加とアイヌの減少などを紐解きます。
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終盤は、北海道と沖縄の県民意識の違いを、1973年のNHKの意識調査を元に考察。
家族や社会との関わり、個人の価値観、慣例や風習などを比べた、ユニークな内容です。
なお近現代のアイヌ・沖縄への差別については、掘り下げ不足の感がありますが、それは他の本に求めるべきかもしれません。

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明治以前、日本から「蝦夷地」と呼ばれた北海道と、まだ「琉球王国」だった沖縄。
その両者をタイトルに冠したこちら「琉球王国と蝦夷地」(1998刊)は、97年に沖縄国際大学にて行われた同名の公開講座を書き起こしたもの。
著者(話者)は札幌学院大学の名誉教授・山畠正男氏(帯広市生まれ)。
(続く)→

(続き)→ 高校の夏休みの補習や海辺でのキャンプ、村の豊年祭や牛オーラセー(闘牛)、おばぁの誕生日などの出来事を挟みながら、淡々と過ぎていく山原の日々。
そんな中、日焼けするのが嫌で、勉強や家の手伝いが面倒で、野球部の男子がちょっと気になる夏美の姿が、自然体で描写されます。
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一方、ゴルフ場開発で伐採される森や、アメリカ人を父に持つ同級生、おばぁの沖縄戦など、社会的なテーマもほんの僅かに登場。
それらは特に深掘りされませんが、その語られなさがゆえにかえって印象的です。
漫画家・いしかわじゅん氏からの評価も高い本作、未読の方はこの機会にぜひ。

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名作『山原バンバン』(1994刊)の古書が、久しぶりに入荷!
沖縄島北部の自然豊かな山原(やんばる)の村を舞台に、高校生の夏美とその友人・家族達の日常を描いた漫画です。
山原ならではの台詞の語り口と、80年代後半〜90年代の雰囲気を纏うPOPな絵柄が魅力。
(続く)→

(続き)→ 本書は、沖縄国際大学南島文化研究所が9年に渡り行ってきた済州島でのフィールドワークの成果として、その調査結果をまとめたもの。
8名の研究者による、済州島の暮らしや自然環境・産業・歴史などについての論文が掲載されており、観光地としてだけではない済州島の側面が学べます。
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中でも上原靜氏による「沖縄と済州島の高麗瓦」は、それぞれの遺跡から出土した古い瓦を比較する興味深い内容。
一方本書では触れていませんが、1948年の「4・3事件」や、旧日本軍による強制動員など、済州島の歴史には知るべき事が多くありそう。
その事も、私達は忘れてはならないでしょう。

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韓国のノーベル賞作家、ハン・ガン氏の小説でも取り上げられた韓国・済州島。
古くは独立国であり、戦時中は日本軍が軍事利用し、現在は人気の観光地であるなど、沖縄との共通点も。
こちら『韓国・済州島と沖縄』(2009刊)は、済州島を様々な角度から調査し、沖縄との関わりも探る研究書です。
(続く)→

(続き)→ 琉球の”人間起源神話”には独自のモチーフが多く、風による妊娠・地中からの出現・海からの兄妹の漂着・犬と女性の結婚…など、実にバラエティ豊か。
一方で日本の”穀物起源神話”にある、神が殺した死体から麦などが生えるという話は琉球には無く、天界や海の彼方からもたらされる話が多いそう。
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この他にも、琉球開びゃく神話の研究、「おもろさうし」解説、宮古島の祭祀と古謡の研究、そしてアイヌの叙事詩「ユーカラ」論など、読み応え十分の一冊。
紐解かれた神話からは、古い琉球の暮らしや価値観が浮かび上がり、まるで時間旅行したような気分にさせてくれます。

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日本に古事記のイザナギ・イザナミの神話があるように、琉球〜沖縄にも様々な神話・伝承があります。
こちら『日本神話と琉球』(1977刊)は、7人の学者による琉球の神話の研究をまとめた本。
民俗学者・伊藤幹治による日本神話と琉球神話の比較をはじめ、とても興味深い内容です。
(続く)→

【12月のスケジュールのお知らせ】
通常とは異なる営業・休業日がありますので、ご注意ください。
15日(日):18:00にて閉店
16日(月)〜22日(日):沖縄へ買付けのため休業
26日(木):営業します
30日(月)〜2025年1月4日(土):年末年始の休業
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休業の間、ご不便をおかけしてすみません🙇🏻
今年も残り1ヶ月、皆さまのご来店をお待ちしています!
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定休日 水・木/OPEN 11:00〜19:00
神戸市東灘区岡本1-12-26 マンション藤105
阪急岡本駅🚶🏻2分 JR摂津本山駅🚶🏻5分
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(続き)→ 各料理は美しい漆器や陶器に盛り付けられ、当時贅沢だったカラー写真で紹介。
第一部では、琉球王朝からの料理の歴史、豚や魚・野菜など食材の特徴、調理法や保存法の知恵と工夫、祝い事や墓参りなど行事料理の由来と意味などを解説。
第二部では、約90種の料理の調理法が説明されています。
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そして第三部には、沖縄料理について書かれた膨大な文献の目録を収録。
王朝時代の記録から戦前・戦後の書籍、雑誌や新聞の記事まで網羅され、これ自体が貴重な記録です。
沖縄の日本復帰直前に刊行された、まさに歴史的名著と言えるでしょう。

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新島正子先生といえば、沖縄の著名な料理研究家の一人。
いくつかの著書がある中でも、こちら『琉球料理』は1971年に刊行された初作。
伝統料理の実用的なレシピはもちろん、沖縄の食文化全般についての解説がとても充実しており、教科書+読み物としても楽しめる一冊です。
(続く)→

『みんなここにかえる 山川亜貴 作品展』、本日終了いたしました。
沖縄の新進気鋭の作家である山川さんの展覧会を、まめ書房にて開催できて、とても嬉しかったです!
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山川さんの作品は、引き続き当店にてご紹介してまいります。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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『みんなここにかえる 山川亜貴 作品展』、いよいよ今日(11月27日)が最終日。
ひとつひとつ、ユニークな造形と神秘的とも言えるディテールを持つ作品達。
そこには沖縄の伝統的な死生観と、山川さん自身の体験や想いが込められています。
本日19:00まで、どうぞお見逃しなく。
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『みんなここにかえる 山川亜貴 作品展』、今日(11/26)と明日の残り2日です!
山川亜貴さんは1993年沖縄生まれ、京都精華大学・多摩美術大学大学院卒。
高知で陶芸家・小野哲平氏に師事した後、現在は沖縄県国頭村に自作工房を構え、作陶を続けています。
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力強さの中に安らぎや優しさを内包する作品の数々に、ぜひ触れてください。
11月27日(水)まで/期間中無休/11:00〜19:00
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(続き)→ じっと眺めていると、なぜか生命の営みやその歴史を感じるのは私だけでしょうか?
時に海の波の泡のように、時に古代の遺跡のように、見る人の心に何かを語りかけてきます。
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11月27日(水)まで/期間中無休/11:00〜19:00

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『みんなここにかえる 山川亜貴 作品展』、本日も開催中。
山川さんの作品の表面に現れる、様々な表情。
それは土を覆う釉薬と、そこに重ねられる泥や砂鉄、また窯の中の灰などから生まれます。
(続く)→

(続き)→ これらのオブジェは、山川さんのお父さんにまつわる思い出から発想した物だそう。
それぞれが、唯一無二の存在感を放つ作品達。
ぜひこの機会にご覧ください。
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11月27日(水)まで/期間中無休/11:00〜19:00

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『みんなここにかえる 山川亜貴 作品展』、本日も開催中。
山川さんにとって、沖縄県外では初の個展となる今回。
厨子甕(ずしがめ)の他、香炉や花器・そしてユニークなオブジェも並んでいます。
(続く)→

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