(続き)→ 各料理は美しい漆器や陶器に盛り付けられ、当時贅沢だったカラー写真で紹介。
第一部では、琉球王朝からの料理の歴史、豚や魚・野菜など食材の特徴、調理法や保存法の知恵と工夫、祝い事や墓参りなど行事料理の由来と意味などを解説。
第二部では、約90種の料理の調理法が説明されています。
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そして第三部には、沖縄料理について書かれた膨大な文献の目録を収録。
王朝時代の記録から戦前・戦後の書籍、雑誌や新聞の記事まで網羅され、これ自体が貴重な記録です。
沖縄の日本復帰直前に刊行された、まさに歴史的名著と言えるでしょう。