なお新作digより名作digをしたい人はポッドキャストLevar Burton Readsがかなりいいですよ。定評あるベテランor新鋭のSF短編をプロ俳優が朗読したものが聴けます。
だから、このポッドキャストで朗読されるとGoodReads(読書メーターのようなサービス)で読了報告ならぬ聴了報告と感想が投稿される。それだけの影響力があります。
https://www.levarburtonpodcast.com/
『ウィンズテイル・テイルズ 封印の繭と運命の標(しるべ)』、冒頭部分を試し読みいただけるようになりました。第一章初めの二節、前巻に比べて少し距離が縮まったリンディとメイリーンのやりとりなどをご覧いただけます。
お悩み中の方、よろしければ。
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744653-1
『ウィンズテイル・テイルズ 封印の繭と運命の標』、いよいよ発売日となりました。
辛うじて存亡の危機を乗り越えた主人公ら。だがその成果は新たな来訪者を招き寄せてしまう。苦難の百年を引き籠り続けた、〝独立閉鎖研究都市〟の研究者達。彼ら彼女らの目的は、そしてその来訪が引き起こすものとは。
『ウィンズテイル・テイルズ 封印の繭と運命の標』、前巻『ウィンズテイル・テイルズ 時不知の魔女と刻印の子』と併せて各書店・オンラインショップで好評発売中です。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744653-1
『青春と読書』2024年6月号に、エッセイを掲載いただきました。体調不良と我が家の愛犬のお話です。
『ウィンズテイル・テイルズ 封印の繭と運命の標』(集英社文庫)のカバーが公開されました。syo5さん の装画、須田杏菜さんの装幀を是非ご覧くださいませ。
発売は5/21ごろ、ただいま各書店、オンラインショップで絶賛予約受け付け中でございます。
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744653-1
『ウィンズテイル・テイルズ 封印の繭と運命の標』、カバーのメインはメイリーン。前巻では周囲の思惑に思惑に流されることが多かった彼女の立ち姿から、内面の成長が感じられるのが本当に素晴らしくて。
そして既報の通り、前作と並べると白と黒/光と闇が並び立つ一幅となります。是非実物を並べてご確認ください。
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744653-1
本当に自由に書かせていただけてありがたかった一巻目に続き、更に自由に書かせていただいてしまった二巻目、『ウィンズテイル・テイルズ 封印の繭と運命の標』の発売まで残り一週間となりました。
一巻目と併せて、どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744653-1
創元SF短編賞受賞記念ということで、フラッシュフィクション専門週刊誌『CALL magazine』にて、稲田一声「印刷物一覧」をネットプリント再配信していただいております。ありがとうございます!
稲田一声「印刷物一覧」
ファミリーマート/ローソン/ポプラ/ミニストップ用ユーザー番号:239TY8FFCR
1回20円(白黒/A4)
配信期限:6/1 19:00まで
縞田理理さんからいただいた『ペテン師ルカと黒き魔犬』(新書館ウィングス・ノヴェル)を読了。ちょっとだけ、と思って読み始めたら止まらなくて一日で上下巻を一気に読んでしまった。
ペテン師で未熟な〝力〟の使い手・ルカと、正体不詳の黒犬・サーロ。ひとりと一匹は大きな陰謀と策略に否応なく巻き込まれていき、どんどん深みに嵌められて……
https://www.shinshokan.co.jp/book/b567610.html
道東出身・在住の伊藤瑞彦さんが書いた『赤いオーロラの街で』(2017)がもう少し話題になってもいいのではと思う1日でした。第5回ハヤカワSFコンテスト最終候補作です。
災害パニックとそのトラブル対応が描かれる話で、悲壮なスリラーではないです。
検索して見つけた、坂野秀久さんという方の紹介文が詳しかったのでリンクを置いておきます。 https://kai-hokkaido.com/novel022/
『SF作家はこう考える』収録の近藤銀河「過去に描かれた未来 マイノリティの想像力とSFの想像力」とても良かった。この鋭利な批評が載っていることが、この本全体に緊張感をもたらしていると思う。特に「SFの想像力が失敗し差別に加担する時」という章が、SFが差別的になりうることを明言してて重要。
かくいう自分にとっても他人事ではなくて、同論考の中では私自身がクィア的なSFとして好んでいたヴァーリイの諸作品に内在する差別的な要素が厳しく批判されており、問題点を自覚させられた。(なおこれは、だからその作家をキャンセルすべき、といった短絡的な主張をする文章ではないはず)