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木下 充矢 さんがブースト

9月10日の文学フリマ大阪11で頒布される同人誌『暴力と破滅の運び手セレクション ケモのアンソロジー』(ブース番号E-47 鴨川エッチ研究会)に「雪どけのはじまり」という短編小説を寄稿しました。6000字ちょっと。
拙作はこんな感じです。
-ベタベタの学園ロマンス
-ロマンスってこういうことですよね?という話です
-登場動物たちの性別は不明にしてあります
-ほんのりSF
twitter.com/violence_ruin/stat

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フィクションにおけるキャラクター類型としての「ロボット」がつくりだされて、今やすっかり定番となって多くの作品に登場していることの不思議について、先日、大木芙沙子さんの短編「かわいいハミー」を読んでしみじみと思うところがありました。
自分も『うなぎばか』収録の「うなぎロボ、海をゆく」で同種の類型を使ったし、カズオ・イシグロ作『クララとお日さま』に登場するのもそれでした。イノセントで、献身的で、限定された認識・感情を有していて……
あのクララというキャラクターは、語りのデバイスとしての「ロボット」のおもしろさをフルに活用していて秀逸だと思います。
ロボットとはつまるところ奴隷という概念が拡張されたものである、ということもよくわかるキャラクターですね。
ストーリーテリングにおいて、めちゃめちゃエモでパワフルなのだけれど、奴隷としての側面を継承していることにはいつも一抹のとまどいを覚えます。これ、使ってていいのかな……という。

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今年も始まりました。新書館ブックフェア2023。電子書籍が50%引き。期間は9/1〜9/4
拙作も対象です。50%引きなので期間は短め。

霧の日にはラノンが視える 全巻(新ラノン含む)
ペテン師ルカと黒き魔犬 上下巻
不死探偵事務所
トロイとイーライ 1、2巻

ラノン、不死探偵、トロイとイーライは現近代を舞台にしたエヴリデイ・マジック系ファンタジー。
ペテン師ルカはルネサンス期のイタリアをモデルにした国で迫害される魔法使いと魔犬の友情と冒険物語。

舞台は不死探偵が20世紀初頭アメリカ、トロイとイーライは20世紀初頭イギリスがモデル。
ラノンは現代ロンドンに追放されたケルト妖精たちの日常を描いてます。旧シリーズは2000年代、新ラノンは2010年代。

対象書店リスト
shinshokan.co.jp/files/news_ev

#電子書籍 #新書館ブックフェア #値引き #ファンタジー #ケルト妖精

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君を夏の一日に喩へようか。
君は更に美しくて、更に優しい。
心ない風は五月の蕾を散らし、
又、夏の期限が余りにも短いのを何とすればいいのか。
太陽の熱気は時には堪へ難くて、
その黄金の面を遮る雲もある。
そしてどんなに美しいものでもいつも美しくはなくて、
偶然の出来事や自然の変化に傷けられる。
併し君の夏が過ぎることはなくて、
君の美しさが槌せることもない。
この数行によつて君は永遠に生きて、
死はその暗い世界を君がさ迷っていると得意げに言ふことは出来ない。
人間が地上にあって盲にならない間、
この数行は読まれて、君に生命を与へる。
(吉田健一訳・わざわざ書き写したw)

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Bingが考える、ノックスの十戒をすべて破ったミステリ。すごいポストモダン文学っぽい

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Mastodonポモドーロ部をつくりました。勉強、読書、執筆。集中したい人で集まりませんか。

スマホにFocus to doというアプリをインストールしてください。そこで以下からチームに加われるはずです。

チーム、と言ってもやれることほとんどなくて。一つはチーム内のランキング。自動であなたのポモドーロ時間を計測し、チーム内でランキングを表示します。お遊びです。

どう一つはメッセージのやり取り。ここに集まった人だけで、仕事や学習の効率化アイデア、集中力強化の方法、おすすめの本などの情報シェアしていきましょう。

どなたでも参加可能です。ぜひぜひご参加ください。

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学びの場が”街のリビング”に大変身! ハリファックス発、これからの図書館のあり方を提案する「Halifax Central Library」(greenz.jp)
greenz.jp/2023/08/24/halifax_c

日本だとそれだけで叩かれそうなガラス張りっぷり。コミュニティスペース重視の作りだけど、公式サイトのPhoto Galleryを見ると、書架もちゃんとある感じ。

halifaxcentrallibrary.ca/galle

#図書館

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英語圏SF&ファンタジー界隈、創作講座の受講費や、イベントや研究の渡航費がカジュアルに寄付(奨学金)でまかなわれるのが好ましい。
雑誌の購読コースに「年金生活者~無職割引」があったり、オンラインイベントも事情があって払えない人は無料で申しこめたりする。

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一つの作品に対して多様な解釈が成り立つのはその作品が豊かな証でしかないし。

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特定の作品に対して一人の愛好者として番を張ればいいんであって。「公式」やコンテンツと過度に一体化するような態度に暴力性がないわけがない。

それでも熱心なファンダム文化がおもしろいのは、あまりの思い入れの強さ、距離ゼロの愛情が「批評を超える」瞬間があるからなわけで。

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集中力を高めて効率化はできるんだけど、人間のスタミナが続かない。自分の中での最大の効率化は「欲を捨てる」こと。人間は、自分を尊大なものだと考えているため、あれもやろう、これでもできると思いたがる。できたらとっくにやれてる。「やりたい」から「やらなければ」が生まれ、「やらなければ」から多数のタスクが生まれてしまう。結果として「いくら時間があってもあれもできないしこれもできない」になり、ストレスをためてしまう。

できるだけ「やることを減らす」のが究極の効率化だと思う。

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#キーボード
カジュアルなテキスト編集(ブラウザでtextarea内の編集など)でShift+矢印キーで範囲指定というのをよくやるけれど、考えてみるとShift+Control+PやNで上下に関しては同様のことができるな(キーコンビネーションをもう少し活用してホームポジションから手を離さない方向をもう少し開拓しようとしているところ)。

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自分は自分の大事なものを守って欲しいのを
「世界がつまらなくなるのが嫌だ」って理由で主張しているので、例えば「こんな魚が1種類絶滅したところで影響ないじゃん」みたいなことを言われるのは「お前にとって人生がつまらなくなろうと自分の知ったことではない」と面と向かって言われているようなものなのです

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ポモドーロ、今はFocus To-Doってアプリ使ってる。アプリのほうが記録とかも取れて便利。このアプリは特に細かい計画など要らず、自動的に記録していってくれるので大変便利。

scrapbox.io/eyehatesns/Focus_T

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ポモドーロについては「何個やったか」を競うことに意味はないと、提唱者自身が言っている。

「ポモドーロ・テクニックでは、時間はあなたの仕事を高めるためのツールになる。あなたはハンマーという道具と競おうとするだろうか。それは無意味なことだ。ところが、私たちは時間に勝とうとしてしまうことがある。たとえば、1日のポモドーロの数で新しい記録をつくろうというように。そう思った時点で、実はもう負けているのだ。」

人は思ったよりもポモドーロこなせないということ自体発見できるのがポモドーロのいいところだったりもする。

「 『アジャイルな時間管理術』のまえがきでは、1日に12ポモドーロくらいはできるだろうと思っていたが、せいぜい8ポモドーロが現実的なラインだった、という感想が紹介されています。私も同感です。1日にできるのは4~8ポモドーロ程度です。」[エンジニアの知的生産術] [西尾泰和](p.136). Kindle 版.

scrapbox.io/eyehatesns/ポモドーロ

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趣味関係の動画を載せるTikTokアカウント作った。
今は学生時代から骨董品について教えてくれてる松本夏樹先生のコレクション動画多め
tiktok.com/@waka_sato?_t=8f9xE

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京都SF ネタバレ無し感想1 #ここに浮かぶ景色 

千葉集「京都は存在しない」
京都SFなのにいきなり「存在しない」って…。タイトルもこの場所なのも、意図的な仕掛けを感じる。車の選び方:こういう人にはコレという不文律的なお約束があると私は思っていて、永野護(そっちか!)も、五本線のあの人のクルマは確かコレだった。

暴力と破滅の運び手「ピアニスト」
登場人物の名前のひとつが、直木賞&本屋大賞をダブル受賞したあの作品の人と同じなのは、偶然なのか狙ったのか。物語の開き方と閉じ方がとても魅力的。作中の独自のテクノロジーにはできればルビが欲しかった。どっちの読み方なんだろう。

鈴木無音「聖地と呼ばれる町で」
京都のあっち側には行ったことが無い。寒い時期に行きたい。消費者からの「聖地」が盛り上がったのは、らき☆すたあたりからかな。「金色夜叉」の舞台だからと熱海に人が押し寄せたとは聞いたことが無い

野咲タラ「おしゃべりな池」
幻想的。登場するキャラクターがそれぞれ味わい深い。未来じゃなくて、少し昔の話だったのかもしれない。いや、時制はこの際どうでもいいか。

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もう「温暖化」じゃなくて「沸騰化」という表現通りの事態が進行しているな。

>コウテイペンギンのヒナが全滅、南極の海氷消失で壊滅的影響(1/2) - CNN.co.jp
cnn.co.jp/fringe/35208281.html

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魚返善雄訳『現代語訳 無門関』(角川ソフィア文庫)読了。十三世紀に活動した南宋の禅僧・無門慧開(むもん えかい)が四十八個の禅の公案を集め、それに自らの解説(評唱)と歌(頌/じゅ)をつけたもの。前から読んでみたかったので、文庫化されたのはたいへんにありがたい。本書には原文/訓読文/現代文の三点セットで全文収録されている。
さっそく目を通してみたところ、これぞまさしく看話禅だった。現代語訳を読んだ後に訓読文で読み返して見るが、なるほどこれは難しい。現代語で文の意味を理解した上で訓読文をみても、今ひとつ意味の取れないところがたくさんある。白文は言わずもがな。(もちろん公案とはそういうものなわけだが。)途中から諦めて現代語訳を中心に読んでいた。とは言ってもかなりの意訳なので、むしろ訓読部の方が解りやすかったりもするのが厄介なところ。例えば頓悟と大悟をどちらも悟ると訳されてしまうと、本来の意味が分からなくなってしまう。どうせなら「現代語訳」じゃなくて単なる「口語訳」にしてほしかった気もする。

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