映画館から映画館に走りまくる1日。
『ジガルタンダ・ダブルX』
底抜けアクションかと思ったら骨太活劇forイーストウッド。舞台が1970年台なので映像記録はCanonのsuper8。誰も知らんと思って超美麗解像度の8mmフィルム且つマイク無いのに謎の同時録音なのはファンタジーとして目をつぶる。少数民族への暴政に否が応でも感情移入してしまい、案の定乗せられてしまった。「シネマがお前を選ぶのだ」の言葉に始まり飽きずに痺れる快作。
『エストニアの聖なるカンフーマスター』
てっきり能天気なカンフーコメディと思ってたのにまさかの聖書をなぞる町田康っぽい救世主誕生の宗教説話だったと言う…。オープニングの三賢者は「グリーン・デスティニー」の見過ぎ。
仕事忙しいし息抜きに暴力的な映画でも観るかー,ということで『cloud』観ました。
ムズムズするような陰気な空気から急に日本ってこんなに銃社会だったっけ,と思ったらメフィストよろしくやたら手助けする兄ちゃんが活躍して地獄めぐり状態で笑ってしまう。
空の色とか石井輝夫チックな地獄風になるし。
どんより暗いファンタジーでした。(誉めてる)
『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』観ました。
色々な選択肢を選んだ方と選ばなかった方を対にして描ききった良作でした、と言うか理屈抜きに面白かった。テイストは毎回変わるけど一番ヒリヒリした感じかな。
池松壮亮は『ぼくのお日さま』の500倍くらい動いてました。そして『シン・仮面ライダー』でえらい目にあったことから解脱できたと思います。
うーむ、また観に行ってしまった『機動警察パトレイバー 劇場版』。やはり映画館で観る幸せ。
何となくFilmarks見てると「ウィルスによるコンピュータの暴走など未来を予言する先見性」とかの評価があって、どうも1980年代にはコンピュータウィルスは無かったものと思われてるらしい。地上げで街並みが侵食されていく状況とかと併せてこの時代そのものを象徴してる話なんだけどね。
光る犬の首輪はよく見るけど,ついにそれを子供に持たせて散歩してる親子を目撃した。
@sk_tak
何となく興味を惹かれて調べてみました。
野砲兵第二十二連隊の施設だったみたいです。
https://lapis.nichibun.ac.jp/chizu/zoomify/mapview.php?m=001084987_o
『映画検閲』観ました。
ビデオソフトの台頭への保守世論を背景とする検閲強化や差別的な時代を描き、また現在まで通じる一見無害な映画の裏側に潜む抑圧状況まで盛り込む…て硬い感想は横に置いて、「イギリス映画ってこの手の話になると自動的に『未来世紀ブラジル』をひねったみたいなのになるんだなぁ」と思ってたら、急に何の捻りもない斧持った女性像が口を貫くバカ展開で爆笑を堪えてヒクヒクすることに。その後の暴走も楽しくメタフィクションオチまで真面目な人からバカ映画好きを含めて広くカバーする良作でした。映画からは外れるけどホラーとかスプラッター映画への攻撃はイギリスに限らず日本でもあって(但し、道徳的批判レベルかな)先鋭化したのは宮崎事件からだったなぁ。それまではホラー雑誌もいくつか発行されてて本屋で隠れるように「VZONE」とか立ち読みしたのも今では牧歌的な記憶ですね。
@kugel1116 京都市は盆地なので夏場は中華鍋で肉を炒ってるようなもんです
@kugel1116 この時間でも30℃近いのがここ京都
だいたい地下のことやってる技術屋