それにしても永田町界隈、清和会と宏池会の内輪の、しかし「血みどろのbloody」の権力闘争、そこに介入しようとする維新馬場代表と「外から」みると訳の分からぬ「かけひき」、さらにそこに連合・国民民主が控えている、というまさに「伏魔殿」模様になっている。
現在、岸田のままで衆院総選挙解散で自民に勝ち目はないが、かといって「代わり」になる人間もいない。
どうも政界の主流派システム、ついに地滑りを立てて崩れ落ちる日が近いようだ。
その場合、共産と公明以外は、どういう政党構成になるか、現時点では皆目不明である。
まずは直近の都知事選で、三井不動産・ゼネコンと都というこれまた古典的な自民党土建屋政治を退けることから事態ははじまるのだろう。
ただし、現時点では先日の港区長選挙でも投票率3割。衆院選でも5割程度。現在、日本では「中の中」はほぼ解体し、有権者の半分が政治に絶望。
これには民主党政権の消費税増税が決定打になった。
杉並区長選のように、わずかでも投票率が上がれば、蓮舫勝利の可能性は十二分にある。そのためには蓮舫は革新自治体の経験を想起させつつ、東京都の強大な予算を福祉と教育にあてることを明言すべきだろう。あの時は「ストップ・ザ佐藤」。今回は「ストップ・ザ自民+インフレ」。
前述の世界を代表する「Big con」ボストン・コンサルティング在籍経験者で、現在間違いなく、世界で最も著名な人間がいる。
「あの」現イスラエル首相B.ネタニエフである。
Big conの連中は、シュンペーターから借用した「創造的破壊」やら、「スクラップアンドビルド」やらいう言葉が大好きだが、基本的には創造も建設もなく、ただ世界中を破壊して回るだけである。
ボストン・コンサルティング日本法人在籍者には、富山和彦の他、FACE元日本代表やら、マイクロソフト日本責任者やら、はては「あの」ノバルティスファーマ元社長までいる。
その上、早稲田や一橋の経営学部の教授もわんさかいるわけだから、これはもう日本の言説の主流の一角を構成する。
どうも米国と日本の関係、コンサルや電通と政治の関係についての批判を曖昧模糊とした「陰謀論」として片づける節がSNSであるようだが、どうせこれもCON達が流通させているのだろう、と推測する。
この連中にかかると、イスラエルのパレスティナ人虐殺報道まで「反ユダヤ主義の陰謀」、ということになる。
また小池や安倍の広告を請け負っているのも基本、CON達と電通である。しかし、あまりに安っぽいセンスと悪辣さのため、近年さすがに「黒い糸」が浮上している模様である。
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
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Never War.