大気汚染、PM2.5はアルツハイマー認知症を加速させる。
大気汚染は他の認知症リスクにもなる。
尚、ネットでは下の版元ドットコムの予約ページで買えるようです。
去年の『現代思想』4月号で、現代日本の「教育と社会」討議のお相手をして下さった大内裕和さんが、早速拙著の読後の感想をXにUPしてくれています。ありがとうございます。
https://twitter.com/ouchi_h/status/1782026043492290947
本屋に並ぶのは月末、と聞いていたけれども、東京堂さんは地平社の立ち上げに協力してくれた、ということだろうか?
尚、前述の去年の『現代思想』の討議も戦後日本社会の推移と言説、それに学歴を通じた階層移動システムの機能不全の問題など幅広く扱っています。もし、ご関心のある方はご一瞥下さい。
「ル・モンド」などでは10年程前から時折記事になっているが、日本の受刑者の中で高齢者の割合が増加し続けている。特に女性の場合が顕著である。
22年は、男性受刑者の23.1%、女性のなんと33.2%が高齢者(70歳以上)である。
検挙数に至っては、22年度の82,5%が女性高齢者である。ここまでは今日の東京新聞に出ている。
しかし、その背景の分析がない。
勿論受刑者、特に女性の受刑者・検挙者のここ10年(20年)の急増は少子高齢化社会の「反映」などではない。
単身・低学歴の女性の貧困が最大の背景である。つまり、これらの人々にとっては刑務所が老人ホームの「代わり」となっているのだ。
つまり、刑務所は家賃もいらないし、診療施設もある。また「孤独ではない」=「仲間」がいる、ことも重要だ。
元来、万引き・窃盗などの軽微な犯罪なので、刑期は短い。従って釈放された後、途方に暮れて「自発的に」再犯して、また戻って来る人も多いという。
この状況程日本の「福祉の貧困」を象徴するものはない。
従って、軍事倍増で福祉予算を削減している場合ではないのだ。
メディアなどではやはり高学歴の若者ないし子供が「絵になりやすい」。
しかし単身高齢女性の貧困にももっと目を向けるべきだろう。
黄砂喉辛
コーサノドツラ。
@knappertsbuch@fedibird.com すき家作った人類は偉大です
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
love classical music, trout fishing and nature.
Never War.