夏休みが近づいてくるので憂鬱。暑くて体力を奪われるのに仕事時間はかわらず、休みの日は子供だけでできない特別課題の世話をするだけで終わる。ポスター書けとか俳句作れとかしるか!ねかせろ!
「専門家は固定概念があるから、新しい知見には否定的。任せてみればうまくいくかも」
「科研費でやって上手くいってからですよ、省庁プロに載せるのは」
……というわけで科研費を減らさないでください。ベンチャーも驚異の新技術もまずはパイロット実験から。
少し古いし、環境研究に関する考え方が楽観的すぎるような気もする本ですが、国家が基礎研究を育成する役割について語られているのが科学技術立国アメリカのこの本です。
マリアナ・マッツカート「企業家としての国家」#読書
https://yakuji-shop.jp/SHOP/9784840813150.html
とある有名研究者がベンチャー企業投資家の集まる席で、アメリカの科学力にもっとも貢献しているのが企業で国はそれに劣る、と言われたときの返答が引用されています。面白いから暇な人は読んでみてください。なお本を読んでも研究の役にも仕事の役にも立たないことは私で保証済みです。ただまあ、グッと来ますよ。
「シリコンバレーがまだそう呼ばれていなかったとき、あなたがた投資家はどこにいたのですか?」
つくばで働く団体職員です。植物や鳥が好きです。