今日を防災の日とするのはとても正しいけど、この国と国民の、見たくない現実はあらゆる手を使ってないことにするヤバすぎるスキルによって、朝鮮人虐殺(だけでなく中国人も聾唖者も日本人は殺した)をなかったことにしたいがために、そういう日と名付けたんじゃね?とすら最早思っている

『あしたの少女』この映画で描かれる状況は、与党とゆ党によって日本でも着々と進められている。これらの党に投票したり、白票を投じたり、そもそも選挙に行かないことで現状維持を支持する人々のサポートもあって

というか維新の会は大阪でこれを完成させている。万博の学生ボランティアって本作と同じ話。これを見た後ジャニーズの会見を見て、これもこの作品とまったく同じ状況じゃないかとも。ただし韓国は映画に政治を持ち込んで、実際に社会を動かしたのが日本との大きな違い。正直悔しいし羨ましい

今回も良かったけど来月も行かねば。にしてもなかなかの高低差

この日に『この空の花 長岡花火物語』という映画を見られて、上映後に大林監督の話もたっぷり伺えて、パンフレットにこの日付入りのサインを頂いたことは絶対に忘れない

『バービー』徹頭徹尾政治的、かつシニカルなユーモアに満ち、それでいて頭空っぽにして見ても「面白い(の中には喜怒哀楽全部入る)」エンタメ作品。で、我々男からしたら当然ケン目線で見るべきで「な?こういうことなんだよ。でどうする?」と常に問いかけてくれる映画でもあった。「男」ではなく手前勝手に是と決めた「男らしさ」批判にしっかりフォーカスしているのは流石グレタ・ガーウィグ

流石といえば、男らしさのモチーフとして音楽側から監督がピックしたのが「スタジアム系ビッグロック」と「ポスト・パンク語り」で、あまりにピンポイントに鋭すぎてメチャ笑った

色々あったけどこの夏確実に見るべき一本

写真は『バービー』パンフ(内容良)とblueskyと中年男の手

『さらば、わが愛/覇王別姫 4k』久しぶりに映画を見て心底打ちのめされた。この歳になってそれなりに色々学んだこの歳になって見返せて本当によかった

重層的なクィアネスも、歴史の奔流と並走する複雑かつ繊細な情愛も、数十年前に見たときよりも遥かにヴィヴィッドに感じられた。同時に当時の中国に対して暴虐の限りを尽くした日本軍については、結構優しく描いてるなとも…

これからどんどん全国公開されるみたいだし、今年1本見るならこれと言いたいレベルの作品。あと4Kとはいえ再映なのにパンフ力入りすぎて最高マストバイ

cinemakadokawa.jp/hbk4k/

1992年の今日、この名盤がUKアルバムチャートで1位になった日だと公式より。ほぼリアルタイムで買った時は正直よくわからなくて、でも無理矢理何度も聴いてなんとなく分かってきた記憶。90年代のリスナーとしての自分はこんなんばっかだった

Playboi Cartiニューアルバム来るのか? デザイナーらしき人がそれっぽいアートワークアップしてた

IMAXで見る必然性があるか分からないけどとりあえず

この本最高。音楽繋がりのマストドン相互の人には可能な限り読んでほしい

2023年上半期映画ベスト15+次点

1,コンパートメントNo.6
2,長ぐつをはいたネコと9つの命
3,青いカフタンの仕立て屋
4,スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
5,Rodeo ロデオ
6,ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
7,ガール・ピクチャー
8,すべてうまくいきますように
9,ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー
10,ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
11,雄獅少年/ライオン少年
12,パーフェクト・ドライバー
13,オオカミ狩り
14,To Leslie トゥ・レスリー
15,シャザム!~神々の怒り~
次点,オマージュ

と言いつつ頭に浮かんでいたのはこの偉大な偉大な映画だったけど

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雑賀広海『混乱と遊戯の香港映画』自分含む多くの映画好きに新たな、本当はずっと前から必要だった視座を与えてくれた『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』に匹敵する、少なくとも香港映画好きにとっては革命的名著。かつ読みやすい。散々見てきた成龍、徐克、杜琪峯の作品でこれだけのことが語れるのかという驚き

値段はなかなか厳しめだけど東宝シネマズ2000円よりは全然、比べ物にならない納得の価格ではある。この内容でこれ以上低価格にはできないだろう。しかし雑賀広海さん本当に文章うまい。明快明晰でリズム感もある。この人のテキスト色々読んでみたい

この間の柳樂さんのアトロクジャズ喫茶特集に思い切り影響されて北のジャズ喫茶へ

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