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雑賀広海『混乱と遊戯の香港映画』自分含む多くの映画好きに新たな、本当はずっと前から必要だった視座を与えてくれた『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』に匹敵する、少なくとも香港映画好きにとっては革命的名著。かつ読みやすい。散々見てきた成龍、徐克、杜琪峯の作品でこれだけのことが語れるのかという驚き

値段はなかなか厳しめだけど東宝シネマズ2000円よりは全然、比べ物にならない納得の価格ではある。この内容でこれ以上低価格にはできないだろう。しかし雑賀広海さん本当に文章うまい。明快明晰でリズム感もある。この人のテキスト色々読んでみたい

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