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『バービー』徹頭徹尾政治的、かつシニカルなユーモアに満ち、それでいて頭空っぽにして見ても「面白い(の中には喜怒哀楽全部入る)」エンタメ作品。で、我々男からしたら当然ケン目線で見るべきで「な?こういうことなんだよ。でどうする?」と常に問いかけてくれる映画でもあった。「男」ではなく手前勝手に是と決めた「男らしさ」批判にしっかりフォーカスしているのは流石グレタ・ガーウィグ

流石といえば、男らしさのモチーフとして音楽側から監督がピックしたのが「スタジアム系ビッグロック」と「ポスト・パンク語り」で、あまりにピンポイントに鋭すぎてメチャ笑った

色々あったけどこの夏確実に見るべき一本

写真は『バービー』パンフ(内容良)とblueskyと中年男の手

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