竹田健二（2024年の目標は「死なない」） @kenji_takeda@fedibird.com

なんでこんな話をしてるのかというと、先日職場で「おれに課せられた業務量多過ぎじゃワレ！」とキレ散らかした件（誇張かつ雑）で上司と話したら、キレたおれとキレられた上司ともに「リミッターはずせばいけんじゃね」というところで合意に達したんだが、リミッターはずすのはやぶさかでないにしろ、じゃあいままでリミッターはずしてなかったのかというとはずしてないわけでもなかったよな、おれってチョロすぎでは、というかリミッターはずせるかなんて仕事量だけでなくメンタルの調子にもよるんだからすぐはずせると思ってるんならメンタルのことなんも考えてナサゲだよな上司、と思ったり、でもリミッター常にはずせるならそれはそれでいいよなぁ、と思ったりで、なんかモヤモヤしてるせいです。

もちろんというかリミッターを常にはずした状態というのは維持できないわけで、「可能な限りリミッターの範囲内で仕事する/させる」のがたぶん理想であって、とはいえリミッターを適宜であってもはずせる人だって案外レアだがそういう人は（適切な配備で金銭だけによらない適切な報酬もあれば、という条件はあるが）幸いであると思う

仕事に関しては「求められた基準かそれ以上のパフォーマンスを達成するためにリミッターを外せる人」と「求められてるとはいえそれを外したら自分が壊れてしまうと思ってリミッターをかけたままにしておく人」の二種類くらいいる。
というか人に仕事さす側（会社もしくはその代弁者としての管理職）にもリミッターを外させたいのと外す必要を感じない側がいる。

なんなら出世できない万年バイトの40代だってメンタルの危機からくる暴飲暴食とかで三回も急性膵炎で入院したりするからな（っておれの話じゃねーか）

なお今日は閃輝暗点かーらーの頭痛だけでなく吐き気だの何だのが一気に来て早退しなければならかった

たまに閃輝暗点が出てもそのあと頭痛がしない、というたぶんわりと珍しいタイプだったはずが今回は閃輝暗点のあとガッツリ頭痛がきててつらい（偏頭痛なのかはよくわからない）

「置かれた場所で咲きなさい」の「なさい」が根拠レス健康本みたいでヤだ、で思い出したが、そういや「君たちはどう生きるか」の「君たち」が偉そうだから気に食わんというネタマンガをどこかで見たような気がする

しかし「置かれた場所で咲きなさい」たいう本のタイトルのどこがヤなのかっていうとド偏見だが「～なさい」で終わるとこが根拠のなさそうな健康本（「長生きしたい人は○○しなさい」とか「やせたい人は○○をやめなさい」みたいなの）を思い出させるとこだよな。

ただ言えるのは「神が植えた場所で咲け」も「平静の祈り」も人一人ではたぶんできないんだろうなということ。ある意味残酷なのかもだが、自分の言動が「打てば響く」ような環境でこそなんとか成立しそうな気がする。

もっとも「平静の祈り」もお題目として唱えていればなんとかなる感じでもナサゲで難易度高いと思う。「神によって植えられた場所で咲け」（Bloom where God has planted you.）は言うまでもない。

そんなこんなで「置かれた場所で咲きなさい」が（タイトルが猛烈にヤな感じなのに）AAなどの依存症回復ではおなじみの「平静の祈り」を広めたニーバーの詩からきてると知って気になってる

置かれた場所で咲けとは言うけれど
置かれた場所まで何マイルあるのだろうか