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"――それは僕のはじめて持った友人だった、といっていい。僕はたしかに人間を好きでなかったし、人間も僕を好きでなかった。僕の愛しているのは冷徹な論理と偉大な歴史、そしてもう死んでしまった人々の偉大な思想だった。友人のいないことで悩まされたことは一度もなかったが、クラスメートと話すと必ずまずいものを食べたような心地になった。"
――栗本薫『伊集院大介の私生活』

チィちゃん通院日。腫瘍が大きくなってきていて苦しそうだったのが、腹水を抜いたことで楽になったみたい。人間と違って手術もできないし、薬で緩和していくしかない。少しでも楽な余生を過ごさせてやりたい。

「黄金色のメープルメロン」というとても罪深そうなものが売られていたので思わず保護してしまった。

前々からやろうと思いつつできてなかった、生成AIへの質問回答履歴をNotableで一括管理できるようにした。テキストファイルをそのままインポートすると管理しづらいデータになるので、AIに尋ねつつ作成したスクリプトで変換した。これでChatGPT、Bard、Gemini、Claude、Bingすべてのログを一括で検索できるようになった。満足。

"インフォメーションとは、それがいかに発見されるかにかかわらず、知りうるすべてを指す。これに対し、インテリジェンスとは、政策決定者の需要(ニーズ)として明確にされたものまたはそのような需要と理解されたものに合致するインフォメーションであり、当該需要に応えるため、収集され、処理され、絞り込まれたインフォメーションである。"
――マーク・M・ローエンタール『インテリジェンス』

黒い湖みたいなのが見えて、何だろうとGoogleマップで見てみたら、巨大な太陽光ファームだった。本来、こういう土地に作るべきよね。山を切り開いたり湿原を埋め立てたりするんじゃなくて。

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毎年「これは何の木だろう?」と思いつつ眺めている。

実家の庭にあった桜、樫、紅葉、杉、みかん、夏みかん、金柑、いちじく、芭蕉、金木犀、チャノキ、木蓮、貝塚、ツツジ、サツキあたりは子どもの頃から見慣れてるのでわかるけど、それ以外の植物には疎い……。

"(...)日本人は職業を「カタギ」と「ノン・カタギ」に分けるといわれる。そして氏は政治家を「ノン・カタギ」に分類される。確かに、交通違反などで警察につかまったとき「裏からのもみ消し」などは市会議員に頼む。また裏口入学は総理の秘書に頼む。これは「カタギ」の人間に頼めることではない。"
――山本七平『昭和東京ものがたり1』

……これ、真面目なたとえなのかジョークなのか一瞬迷ってしまった。昭和中盤はこれが一般的な認識だったということか。何にせよ、この本、昭和の世界が今とはまるで異なる社会だったことが書かれていて興味深い。

SNS風のメモアプリ「Memos」。スマホアプリではなくWebアプリケーションで何か良さそうなのはないかなと探していて見つけた。Dockerイメージで65.9MBしかない。日本語にも対応している。メモは「公開」「メンバーのみ」「非公開」を選択できる。デフォルトは非公開。

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近所の緑道の小川沿いに咲いてるカキツバタ。

ヤマザキ春のパンまつり、今年も無事シールを集め終えました。実家が1枚分集めてくれたので、あわせて2枚ゲット。

"「人というものは、世の中ですたれそうな芸能を大切に保存して末々までも絶やさぬようにすべきものだ。お前も人がすててかえりみぬようなことに愛情をもち、世のためにそれをのこすよう心がけよ。よいな、人間というものは、そうしたことに自分をささげなければならぬ」"
――『教科書名短篇 人間の情景』より吉村昭『前野良沢』

"日本でも「活字離れ」が問題になっており、電車の中で本を読んでいるインテリに見える学生は「デカンショ」を読んでいないし、「マル・エン全集」も読んでいない。"
――ドナルド・キーン『日本語の美』

そもそもどれも電車の中で読める気がしない。かろうじてショーペンハウエルの随筆は電車内でも読めそうだけど、なんか、著者本人に怒られそう。

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