インドネシア共産党は、世界第三位の党員数だったんだけど、スハルトのクーデター(1965-66)の前後に数十万人が虐殺されて抹殺された。
一連の動きの背後にはアメリカがいて、共産党と部分的に連合していた当時のスカルノ大統領の第二夫人だったのがデヴィ・スカルノ氏。
見出しに言いたいことはあるが(意図してなくても差別は差別だろ)、「保守派」「宗教右派」がトランス差別を政治的に利用している流れがよくまとまっている記事だと思ったのでプレゼント機能でシェアします。
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個人的なハイライトは以下引用部分
>米国での取材経験が長いジャーナリスト・北丸雄二さんの話
>米国では、連邦最高裁が2015年に全ての州で同性婚を認める判決を言い渡し、同性婚が政治課題ではなくなった。その後、保守派や宗教右派が勢力維持のため、議論の矛先をトランスジェンダーに変え、最初に仕掛けたのが「トイレ論争」だった。
>トランスジェンダーはLGBTQの中でも少数派で、カミングアウトせずに自認する性別で生きる人も多いため、可視化が進みにくい。等身大の当事者がイメージされにくいぶん、多くの人が差別的な言説に不安をあおられて、実態とかけ離れた想像に陥りやすい。
https://digital.asahi.com/articles/ASR7L5JJXR6HOXIE025.html?ptoken=01H5P75VM743VYC46BWH8N0ZFK
マジでコレ!!!女性を長く「やってきた」から、まあできんことはないし、慣れてきたからやってるけど、改めて「お前は女である」って言われたら「はぁ」だし、言ってきたやつに「マジでお前に私の何がわかるから、私が「女」だと言い切れるのか」って言いたいわ。
どんなジェンダー表象を伴っていたとしても(スカートをはく、髪が長い、乳がある、ペニスがない)、それはあくまで「社会的・身体的に女性性に割り振られた特徴」でしかなくて、自分自身が認識する性とは関係はあっても根拠にはならんこともあるのよ。
だって、ズボンはいたら男になるんか?って話で、ならんでしょ。ホルモンの数値が、遺伝子が、っていうかもしれんけど、それ、どうやって普段の生活の中で感じ取るんか?だし、多くのシスがシスジェンダーとして生きられるのは、「たまたま」社会による扱いと、自分のなかの感覚がフィットしてたからで、改めて考えて、マジで自分がシスだ!って言い切れる人がどれくらいいるのか、いつも不思議に思う。
自分を男性だと思ったことはないけど、かといってお前は女性だと生まれた時に振り分けられてしまった以上、女性を演じてないといけなくなってしまい、確信が持てないまま惰性で女性をやっているという感じがすごくある
ノンバイナリーもトランスヘイトの標的だし理解が全然進んでないから名乗るのも気が進まないけどもう少し他人のありようにいちいち口出してくる人たちが絶滅した世界になったら名乗っていこうかな
大変に邪悪な予感をいろいろと感じる
「支払額の計算方法や、分配の比率は現時点では明らかになっていないが、1万ドル近い報酬を獲得した保守系ユーチューバーのベニー・ジョンソンは、過去28日間のインプレッションが4億3300万回だったことを開示している」
ツイッターが広告収入の分配を開始、初回は総額500万ドル
https://news.yahoo.co.jp/articles/354d0470bd6fb24ceb64f0737d9b5376d449380a
要するに広告のために出した金を極右のアジテーターに横流しするサービスになったということだよ。
これから傾向はますます強まるだろうけど、広告主たちはゴミに金を出してることを理解してるんだろうか。
https://www.washingtonpost.com/technology/2023/07/13/twitter-creators-payments-right-wing/
辺野古抗告訴訟、判決は11月15日 那覇地裁で結審 - 毎日新聞ニュース
https://mainichi.jp/articles/20230712/k00/00m/040/246000c
"結局ナチスの「発明品」は、「すでに行われていたこと、他人がやろうとしたことを横から奪って「我々の業績です」と宣伝すること」だけだったか…。"
https://fedibird.com/@t_kawase/110694302223178912
維新じゃん… [参照]
山下達郎はどう答えればよかったのか。
「話に聞いたことはあるけど、積極的に事の真偽を確かめようとはしなかった。すぐ近くの事なのに無関心を装った。そのような意味では僕も加害者だ。被害にあった方には申し訳なく思う」
でいい。
本心でなくてもこう言えば今みたいな炎上はしてないだろうし、なにより社会が変わる。
まさか、大プロデューサーがペドフェリアを力関係で満足させる世界を求めているわけでもないだろう。
Threads の登録ユーザーが一億人を超えた。これで手遊びのSNSとしては定着するかな。
Threadsを見てるといつもカズオ・イシグロの『埋められた巨人』を思い出してしまう。
アーサー王物語を元に作り上げた物語の譜代となった島は、戦争を忌避する大魔術師は忘却の霧で島を覆っていた。
人は昔のことを忘れ、遠くを見通すこともなく、老いながら昨日と同じ1日を過ごし、かつての憎しみを忘れて暮らしていた――という設定が、Threadsそのものに見えてしまうゆだよね。
ハッシュタグがないので声は届かず、検索もないのでフィードの外を見られない。時系列でもフォローイングでもないフィードには、昨日見たのと区別のつかない投稿が流れてくる。
実際、そう悪いものじゃない。安心してフィードを眺められるSNSだよ。
いずれ検索もハッシュタグもタイムラインもつくというけど、どうやって今の安全を保つのか気になるなあ。
以前書いた話の「その後」です。
イーロン・マスク氏はTwitter買収後に失策が続き、Twitterは企業価値を1/3以下に落としたと言われています。信頼が損なわれ、ユーザーも広告主も逃げた。そこに強力なライバルになりそうなThreadsが登場。
ある意味「マスク氏は市場競争で淘汰されつつある」といえます。市場は意外に正しい。(ただし、マスク氏だけでなくユーザーもダメージを受けている訳ですが……)
Twitter社を買収した時点では、イーロン・マスク氏は自分たちの党派の声が、左派が支配するTwitterでは「抑制されている」と思い込んでいた節があります。エンジニアを信用せず解雇しまくった背景には、この思い込みがあったと思われます。例の「Twitter File」はマスク以前の抑圧を暴こうとする試みでしたが、うまくいきませんでした。
しかし、マスク氏の思い込みは間違っていました。そしてイーロン・マスク氏の主張や施策を支持しない人が、実は世の中ではかなり多かった訳です。諸行無常。
https://mstdn.jp/@AkioHoshi/110655153315708125 [参照]
安倍晋三の潰瘍性大腸炎関係の話で自分が一番むかつくのは「潰瘍性大腸炎の政治家といえば安倍晋三」になったこと。
潰瘍性大腸炎の政治家といえば山本孝史という方がいたのに。
しかもこちらは文字通り命懸けで命を守ることに専念した政治家。
なのに忘れられているからムカつく。
解散総選挙に向けて
『国会議員データベース』を7月から始動します!
今回は統一地方選の時よりも、さらにパワーアップ
・ChatGPTなどのテクノロジーを活用
・DB以外のコンテンツも用意して投票に行かない人にもアプローチ
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#統一決別解散総選挙
「Twitterは絡まれるのでしんどい」という書き込みを見て、考え込んでしまいました。
Twitterは、インプレッションやエンゲージメントのKPIを上げるためにアルゴリズムをチューニングしまくった結果、「党派の対立」「ハラスメント・炎上」を増幅するSNSになりました。これに関して学術論文も出ています。
イーロン・マスクが買収する前、ジャック・ドーシーCEOの時代から、Twitterは女性やマイノリティにとってTOXIC(有害)だと指摘されていました。人権団体アムネスティが報告書を出しています。
「KPIを追求してアルゴリズムをチューニングする」行為が、ソシャゲのガチャと同様に人権侵害につながった形です。
商業SNSとは違うBlueskyやMastodonの世界では、少なくとも人々の対立を増幅するアルゴリズムを導入するインセンティブはない。また、MastodonやBlueskyでは有害なコンテンツを抑制するコンテンツモデレーションの試みも一応あります。
そうした経緯があり、非商業SNSには期待しています。非商業がメインストリームになる可能性もあると思ってます。
「社会構造がそのように然らしめている」という理解と「だから問題はない」という結論とは全く別で、というか二つは原理的には独立なのだが、多くの場合、前者は後者を導かない。
では、社会構造などと言わないで問題だけ指摘すればいいのか、というとそれも違う。なぜなら、その場合、加害者を批判したり処罰したりすることはできるし、加害者も時に反省したり再発を防ごうと努力したり(あるいは開き直ったり)するのだが、結局のところまた同じ事態が繰り返されるからである。
もちろん、責任は責任として追及されなければならないのだが、しかし、それによって被害の拡大や再発を防ぐことはできないのだ。このへんに社会問題への対処の難しさがある。
初心者向け