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御年82歳にして現役チェリストとして活躍されている堤剛さん。43年前に演奏された超貴重映像です 🎼 🎶

おとなのEテレタイムマシン
『N響コンサート 堤剛/1981年 ドボルザークのチェロ協奏曲』
8月17日(土) 午後10:00〜午後10:50
nhk.jp/p/ts/NL2MGZPNVN/episode

『新訳 サロメ』に続いての河合先生によるワイルド新訳。訳注に47ページ、訳者あとがきでは「あの裁判」を含むワイルドに関する解説と言っても良い内容が44ページと充実。これは :hoshii:

『新訳 ドリアン・グレイの肖像』
オスカー・ワイルド 著
河合祥一郎 訳
角川文庫
hanmoto.com/bd/isbn/9784041141

[参照]

実家への帰省から戻り、明日からまた仕事ですのん。:t_hatarakitakunai: :blobcat_frustration2:

祖母が記憶していたのは終戦数ヶ月前、いつもより早い時間に祖父が帰宅したかと思いきや開口一番「会社は辞めた、日本へ帰ろう」と言い出したという。

長男が生まれたばかりで何を言っているんだと思ったそうだが、祖母は「この人は昔から頭がいい。きっと何かを察して帰ったほうがが息子のためにもなるのだろう」と思い、大人しく従ったのだそうだ。

そして帰国をしてからあっという間に終戦。親戚や知人はこの祖父の行動に虫の知らせだのと褒めそやしたそうだが、祖母は一貫して「あの人はね、分かっていたんだと思うよ」と話していたという。

終戦後、祖父は満州時代の経験を一切捨て地元の数学教師の道を歩んだ。祖母曰く「平和になっても腐った上司は居るだろうから」企業で働きたくはなかったらしい。

真面目だったという祖父が話したがらなかった、昭和製鋼所の記憶の一端を垣間見た話。(3/3)

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当時は昭和製鋼所の生産が最盛期、一方で地元の満州人労働者が過酷な環境下で働いている実態があった。祖父も若手社員でそんな地元労働者を間近に見て、ある時上司へ「せめてもう少し満足の行く食事を与えてやって欲しい」と直訴しに行ったことがあったのだそうだ。

祖父が上司達に相談へ行った時、彼らは現場で働く自分達よりも遥かに豪勢な食事を頬張りながらガハガハ笑っていたそうで、同僚に「上の人間がこんな体たらくなら、いずれ日本は戦争に負ける」といったことを度々口にしては冷や汗をかかせていたという。

それから祖父は自分の給料から自腹で食料品を買っては満州人労働者に分け与えていたそうで、祖母が言っていたのは「給料は良かったけれど、それらの食費で消えて決して裕福には暮らせなかった。長男を身籠るまでは私も食料調達を手伝わされていた」のだとか。

そんな祖父母は終戦前後の満州をどう生き延びたのだろうか、母に聞いたらまた意外な答えが返ってきた。「それがね、終戦の数ヶ月前に突然会社を辞めて、満州から日本に帰って来たみたいなのよ」(2/3)

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終戦の日なので、:x_twitter: ではネタにされるのが嫌で呟かなかった事をメモとしてここに書き留めて置く。

母方の祖父は視力がビン底眼鏡くらい悪かったのもあり赤紙が来ることは無かったそうなのだが、所謂「田舎の秀才」で現在の山形大学工学部にあたる学校を卒業した後に満州で働いたと聞いていた。

本当かどうか長いこと分からなかったのだが、ある時「国立国会図書館デジタルコレクションで祖父母や先祖の名前を検索すると色々な事が分かる」と聞き、ふと祖父を思い出しやってみた。すると意外な事実が次々と判明した。

確かに祖父は山形大学工学部の前進である米沢高等工業学校を卒業していた。その資料は卒業生の名と就職先が記されていたのだが、祖父の働いていた企業が大変興味深いものだった。南満洲鉄道株式会社の傘下となった鞍山製鉄所、当時は名を変え昭和製鋼所に勤めていたのである。

母にその事を話した所、祖父は満州時代の出来事をほとんど話したがらなかったそうなのだが、祖母が生前に知っている範囲で色々と話してくれたことがあったという。

それは経済学者の隅谷三喜男が「満州労働問題」として研究していた、過酷な労働者環境の実態を孕んでいたものだった。(1/3)

平凡社さん、遂にバリツTシャツを作ってしまったのね。カラーヴァリエーションも沢山あって欲しくなってしまう…… 👕
x.com/heibonshatoday/status/18

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「出版社が各屋号をもって参加する “オンデマンドプリントTシャツモール” pTa.shop」
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[参照]

久々のN響コンサート回は、中村紘子さんのチャイコフスキーとショパン 🎼 🎵

おとなのEテレタイムマシン
『N響コンサート 中村紘子/1981年 チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番』
8月10日(土) 午後10:00〜午後10:50
nhk.jp/p/ts/NL2MGZPNVN/episode

不安が募るこの頃に真面目なトゥートをしたままなのもアレなので、過去のメタルバンド紹介トゥートでも参照から見て楽しんで下さい :blob_banging: [参照]

長崎原爆忌に、とある歴史館の呟きです。
x.com/bunreki/status/182173853
「プルトニウムの精製を行なっていたハンフォード・サイト付近にも、風船爆弾が落下しました」

【 風船爆弾 - Wikipedia 】
ja.wikipedia.org/wiki/風船爆弾

風船爆弾もまた学生(小学生から女学生)が製造に駆り出されました。

福島県いわき市勿来関文学歴史館では16日まで「原爆と人間」パネル展示と、9月1日まで企画展「語り伝えたい記憶~風船爆弾と学徒動員~」を開催しております。
iwaki-minpo.co.jp/news/2024/06

[参照]

この夏は北欧神話関連書籍がアツい。北欧だけど :gekiatu:

日本の北欧言語・文学の大家であった菅原邦城先生による1984年刊行の名著『北欧神話』の文庫化と、その本をより基礎的な知識の無い初心者のため分かり易く記そうとした遺稿の書籍化『北欧神話入門』。

自分に合ったほうを買うも良し、どちらも買ってみるも良し 📚

『概説 北欧神話』(ちくま学芸文庫)
菅原邦城 著
筑摩書房
hanmoto.com/bd/isbn/9784480511

『北欧神話入門』
菅原邦城 著
東京書籍
tokyo-shoseki.co.jp/books/8168

石川町が宣伝お上手ではないので(書籍が再版された事もFacebookでしかされていない)、ちょっと真面目なトゥートをしてしまったのであった…… :blobbonebook:

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原爆忌に忘れてはいけない事。日本も原爆を開発しようとしていた事、終戦の日まで学生に原料となるウランの採掘をさせ続けていた事。

福島県石川町立歴史民俗資料館では、この「ニ号研究」に関する展示と書籍『ペグマタイトの記憶 増補版 石川の希元素鉱物と「ニ号研究」のかかわり 』の販売も行っております。


QT: mastodon.coffee-break.cc/@Wiki
[参照]

Wikipedia (ja)  
【 日本の原子爆弾開発 - Wikipedia 】 日本の原子爆弾開発(にほんのげんしばくだんかいはつ)では、大日本帝国による原子爆弾を含む核兵器の開発について述べる。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8...

今月は新約聖書を採り上げるのね。:kininaru:

100分de名著
『“新約聖書 福音書” (1)悲しむ人は幸いである』
8月5日(月) 午後10:30〜午後10:55
nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/

納富先生の『ギリシア哲学史』も古代ギリシア哲学の通史として申し分ない良著です。

『ギリシア哲学史』
納富信留 著
筑摩書房
chikumashobo.co.jp/product/978

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加藤先生による名著『ギリシア哲学史』が新版となって復刊 🏛️

旧版より30ページ増えた分は、筑摩書房の『ギリシア哲学史』著者である納富信留先生の解説が新たに付されたからであるようで、旧版を持っていてもそれだけで買う価値がありそう。

『ギリシア哲学史 新版』
加藤信朗 著
東京大学出版会
utp.or.jp/book/b10085820.html

TVでクラシックを聴きながら、PCでアーチェリー男子個人の3位決定戦と決勝を観ましたが、決勝戦が稀に見る接戦でとても良い試合でした :blobcatmelt:

両者譲らず同点で迎えたシュートオフ(延長戦)でも、3射目まで互いに的の中央10点満点を射抜くという大激闘。「パーフェクトスコア!」「オーマイゴッド!」とアナウンサー(英語)も大興奮でちょっと笑っちゃいました。

試合が終わった後、勝ったほうも負けたほうもやり切ったような笑顔で握手とハグを交わして、スポーツって :iiyone:

そんな訳で私の推し競技、アーチェリー語りはここまでです。お目汚し失礼致しました :ablobcatpnd_ojigi:

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今宵は原田慶太楼さん指揮によるオール・スクリャービン・プログラム 🎼 🎶

クラシック音楽館
『N響 第2013回定期公演』
8月4日(日) 午後9:00〜午後11:00
nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJK

ハルドロフォンに関して詳しく知りたくとも まともな日本語の記事が存在しないので、英語版Wikiの参考文献やリンク先を読んだわよ。

Halldorophone
en.wikipedia.org/wiki/Halldoro

それにしても クラシックや映画・ゲーム音楽に続いて、この奇妙な電子楽器に目を付けたのがメタルバンドだったという事実が本当に面白いわね。

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いつも気が向いたらフィンランドメタルを勝手に紹介しているけれども、今回はオリンピック発祥の地であるギリシャのメタルを聴くわね(1ヶ月振り)。

TEMORは2023年に結成され、今年1stアルバムをリリースしたばかりのメロディック・デス / ブラック・メタルバンドよ。

このバンドの一番の特徴は、ハルドロフォン(halldorophone)という最新鋭のチェロ様電子楽器プレイヤーがメンバーに居る事ね。

ハルドロフォンは他のエレキ弦楽器のようにピックアップで弦の振動を拾い音を出すのだけれども、ギターで言うフィードバック奏法がこれ1台で可能らしく「ジミヘンのチェロ」と称したチェリストもいる程のトンデモ楽器よ。

実際どんな音を出すのかは公式MVで確認して貰ったほうが早いかもしれないわね。

TEMOR - Damnation (Official Video)
youtube.com/watch?si=a3hF2xDoW

海外メタルバンド界隈では既にハルドロフォンにフィーチャーした楽曲が作られ始めていて、ドロフォン・メタルが流行るのか注目したい所ね。

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