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ユウガオ「10貫目」の実
(10貫目は品種名)



[ Lagenaria siceraria cv. ]

アガペテス グランディフロラ
自生地では木の幹などに着生して成長するそうで、府立植物園でも樹に巻き付くような姿で植栽されている
花弁の模様がなんとも独特



[ Agapetes grandiflora ]

トーチジンジャー (白花)
こちらは7月の初め頃に撮影したもの
赤いのと比べて迫力はそんなにないかも



[ Etlingera elatior var. alba ]

トーチジンジャー
名前の通り松明のように目立つ大きな花を咲かせるショウガ科の植物
深いのに明るい赤がとてもきれい
(5月に撮影)



[ Etlingera elatior ]

ルビージンジャー
ショウガ科の植物
名前の由来は葉柄と葉の主脈が赤く色づくことから
全体に爽やかな色合いなのが魅力的



[ Curcuma rubescens ]

キツネノカミソリ
名付けの由来は花を狐火に、葉をカミソリに見立てたところからだとかなんとか
温かい橙色が本当にきれい



[ Lycoris sanguinea var. sanguinea ]

シロナタマメ
これはたしかにナタっぽいマメ…と、大きな実をみてしみじみ思うなど
自分で自分にツル巻きつけてるけど、これは問題ないのかしら



[ Canavalia gladiata f.alba ]

ショクダイオオコンニャクの葉っぱ達
デンパークの巨大な葉っぱを見たあとだと可愛いサイズに見えてしまう不思議


オニバス
「オニ」は大きさからではなくトゲが由来
トゲは鳥や魚から食べられないようにするためのものらしい
枕草子の[恐ろしき物]で「水蕗(みずふぶき)」として語られている
第一印象が(エッ、こわ…)というふうになりそうのは頷ける見た目
けれども、じっくり見てしまう魅力がある
京都府立植物園にあるものは、かつて巨椋池にあった株だそう
今まで受け継がれていることがありがたい



[ Euryale ferox ]

ヘクソカズラ
有川浩の『植物図鑑』を読んで初めてこれを認識した人もいるかもしれない
割とどこにでも生えている
これも植物園の中で名札をつけられていたわけでなく、そこら辺に生えていたもの
花の中央の毛羽立ったところはアリの侵入を防ぐための役割らしい
確かにこれに蟻がいるのは見たことないかも



[ Paederia scandens]

「雷鳥」
という和名も頷ける独特な模様



[ Kalanchoe gastonis-bonnieri ]

コバギボウシ
日当たりの良い湿った草原や湿原に生えるそう
府立植物園の植物生態園では他の場所に比べるとあまり日当たりは良くはないものの、比較的湿りがちな場所に植わっている
日当たりより湿度の重要度が高いのだろうか
京都の過酷な暑さの中でも涼やかに咲く姿が美しい



[Hosta sieboldii var.sieboldii f.spathulata]

ユキミバナ
(夏に咲いてるのに「雪見」?)と思ったら、新雪の降る頃まで咲いていることが名前の由来だそうな
福井、滋賀、京都にしか自生していないらしい
植物園でみられるのはとてもありがたい



[ Strobilanthes wakasanus ]

ナツズイセン
「水仙」とついているけどヒガンバナ科の植物
淡いピンクが美しい



[ Lycoris squamigera ]

ストロファンツス・グラツス
京都府立植物園で6月半ばに撮ったもの
和名は「匂金竜花(ニオイキンリュウカ)」
同じストロファンツス属のうねうねした花弁のものが金竜花と呼ばれていて、こちらはより香りが強いことから…というのが和名の由来らしいけれど、花に顔を近づけてみても(んー…ちょっとあるような…)ぐらいにしか感じられなかった
香りが気になって何度か花の開花しているのをみつけては確かめた梅雨の思い出



[ Strophanthus gratus ]

ストロファンツス・プレウシィ
Strophanthusの学名は「ねじれた」「花」という由来だそう
本当にとてもねじねじしている
ストロファンツス属の種子はソマリ族が狩猟の矢毒として用いていたもので、そこに含まれるストロファンチンが医療分野では強心剤として役に立っているそう
毒にも薬にもなるものは色々あると思うけれど、これもそうなんだね



[ Strophanthus preussii ]

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