東京書籍 ニューサポート高校「国語」vol.42(2024年秋号)
https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/ten_download/2024/2024099410.htm
福尾匠の文章目当てで読み始めたが、乗代雄介のもたいへんよかった。
教員向けの冊子らしいけど、そのまま教材にしたらいいんじゃないか。
そこそこヘビーなアトロクリスナーなんですけど、楽しみにしていた今週月曜(9/9)のピエール瀧ゲスト回をようやく聞いたら、“造本が格好よすぎて買ったけどぜんぜん読めなかった新潮社『ブルーノ・シュルツ全集』を、代わりに読んでと宇多丸&宇垣に進呈する”展開があって笑った。
https://www.instagram.com/p/C_uqDMeymTh/?img_index=9
先日のNHKラジオ「ほむほむのふむふむ」(ゲスト:石川美南)で紹介されていた短歌のなかで、ホンダマユミという人の歌がとてもよかった。わたしの耳にはこう聞こえた。
・「あなたたち、こんなところで何をしているの?」って言う方の人間
でも実物の文字表記がどうなっているのか(漢字とかな、カギカッコはあるのか)わからない。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=V34XVV71R2_07
それで表記をいろいろ変えて検索してみたが、まったくふつうの単語の組み合わせなのでなかなか見つからなかった。
(木下龍也『あなたのための短歌集』がめちゃめちゃヒットする。たしかにあれもいい本だったけど)
気になっていた喫茶店にはじめて入ってみたら、カウンターに陣取った常連らしき高齢男性ふたりが大声で「やっぱり、やすきよが面白い」「ローリング・ストーンズはライブがよかった」など話しており、なんというか、演じてない? 無理してない?と気になった。
あ、NDLで読めるのか。
ビオイ=カサーレス 著 ほか『日向で眠れ・豚の戦記』,集英社,1983.7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12579323 (参照 2024-08-23)
こういう日常にある知覚のバグみたいな体験を集めたい気持がずっとある。
以下は13年前にbrucaniroさんが書いてくれた例。こういうのが好きでツイッターをやっていた。
https://x.com/brucaniro/status/99375716956770305
わたしの場合、これは「いつもは電車で移動している二点(最寄り駅と隣駅くらいでいい)を自分の足で歩くと、たしかに地続きであることになぜかおどろく。当然なのに、どうしてもおどろく」。
動物病院で処方された猫の目薬をまじまじと見てから机に置き、隣の部屋に入ると同居人氏がちょうど目薬を差していて、別物とわかっちゃいるけどギョッとした。2つのものを1つに錯覚する例。
実家から戻ってきた。途中で東京都美術館のデ・キリコ展を見たあと、つい魔が差して東京駅まで歩いてしまい疲労困憊、歩道の3メートルおきにコスプレした女性が笑顔で立っている幻覚を見た。
それにしても、岡山よりもいわきよりも東京のほうがマスクしてる人が少ないのはどういうわけなんでしょう。
ブログを書いた。柴崎友香(読んだ)、『ハンナ・アーレント』(読んでない)、岸本佐知子(読んだ)の回。
岡山 → 高松(文学フリマ香川)→ 高松市美術館(谷川俊太郎 絵本★百貨展)→ ルヌガンガ → YOMS → 岡山
疲労困憊したおかげで、いくらか元気になった気がする。
趣味は引用