動物病院で処方された猫の目薬をまじまじと見てから机に置き、隣の部屋に入ると同居人氏がちょうど目薬を差していて、別物とわかっちゃいるけどギョッとした。2つのものを1つに錯覚する例。

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こういう日常にある知覚のバグみたいな体験を集めたい気持がずっとある。
以下は13年前にbrucaniroさんが書いてくれた例。こういうのが好きでツイッターをやっていた。
x.com/brucaniro/status/9937571

わたしの場合、これは「いつもは電車で移動している二点(最寄り駅と隣駅くらいでいい)を自分の足で歩くと、たしかに地続きであることになぜかおどろく。当然なのに、どうしてもおどろく」。

《なるほどまさにその通りだと思われる観察の結果を得たことを覚えております。「変だなあ!」とわたしは呟きました。「あの犬は二通りの吠え方をするな」と。わたしは外を覗いて見ました。二通りの吠え方も何もあったものではありませんでした。二匹いたのです。》ビオイ=カサーレス『日向で眠れ』(高見英一訳)

あ、NDLで読めるのか。

ビオイ=カサーレス 著 ほか『日向で眠れ・豚の戦記』,集英社,1983.7. 国立国会図書館デジタルコレクション dl.ndl.go.jp/pid/12579323 (参照 2024-08-23)

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