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違うだろ、普通のニポンジンが充分に賢明なら勝てたんだろ?
ここの勘違いな。

x.com/yeuxqui/status/185816467

国体護持のためにいろんなものを潰してきた結果がこのザマ。

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やっぱりコクタイ、国体、天皇制が解体されない限りポンニチこのままなんじゃないのかね。

憎悪の対象の歴史的変遷を見ていくことで、憎悪を扇動/先導する意識産業の装置もまた見えてくる。

本書はあくまでも紙媒体を軸にしているものなので、WEB上の動画プラットフォームやSNSによる仕掛けは、また別の研究が必要だと思いますが、「物語」の原型はだいたいここに出ている。

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「既得権益」とされるものへの憎悪、歴史的には「部落解放同盟」とか「在日特権」あたりからはじまって、そのたびごとに恣意的に敵を替えつつ現在にいたる感じか。
アテンションつーか火をつけて回るビジネスが成立してしまったので、それ専門のガベッジ野郎が次から次へと出てくる。

こうした〈叩かれてきたもの〉の歴史的変遷をたどったのが、能川元一さんとの共著『憎悪の広告』なんですよね。ターゲットとされたものへの攻撃の執拗さと定着度合い、その反面にあるターゲットの移ろいやすさも含めて、クソい右派論壇誌の広告から可視化していくという企画でした。

amazon.co.jp/s?k=憎悪の広告&__mk_ja

少し蛇足を加えておくと、この場合の権威主義=実力主義は、競争を無限に続けるためのもので、資本主義の「際限のない成長」の原理の現れである。

また、新自由主義とは「あらゆるものを収益競争の対象にする」ということで、こちらは高度成長が止まったことに対する資本主義の対応の一部である。

つまり、問題の根幹は急激な成長ができる条件にはないのに急激な成長を続けようとする資本主義のあり方にある。

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(続き)

権威主義という言葉に抵抗があれば、ここでは実力主義といいかえてもよい。新自由主義と権威主義の融合とは、全てを競争原理に基づかせ、競争の勝者に広範な特権を認めるという価値観である。そういうものは今の社会に幅広く浸透し、正しい原理として認められている。

このような世界では、「パワーハラスメント」とは、正当性のない権力の行使を意味するものになる。つまり、その特権が競争の勝者によって行使され、また、競争原理をより普及させるために行われるなら、それは問題ではないと考えられるということだ。

今回の兵庫県知事選挙をめぐるネット世論の動向は、このような原理に基づいていると思う。新自由主義と実力主義の弊害は自分の身近に起こるまでは理解できないから、遠くから見て「斎藤氏はおかしくない」と思った人が多かったということだ。それはこの社会そのものの病理の表れであって、一時的な現象ではない。

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加速主義者2016
「トランプが大統領になった方が結果的にアメリカはよくなる」

2024年
トランプカムバック!(withイーロンマスク)

民意とやらが自ら溶鉱炉に嬉々として身投げするようなものである時に、「選挙結果が自分達の思うようでなかったことに対して、やれ大衆は愚かだというような見解を披露してしまう方こそ危険思想」みたいな眠たいこと言う人って、ちょっと何色の脳みそしてるのかみてみたいですよね?(なんか見た)

アメリカにしろ日本にしろ、「何故みんなこんなにもアホで騙されやすいのか?」というところから始めるしかないだろうに、「民意ガー」「大衆蔑視ガー」と出発点に立つことすら拒んでいたら、我々は永遠に野蛮人のままだぜ…?

天皇が神聖不可侵でもなんでもないのと同様、大衆も神聖不可侵でもなんでもない。バカなことをやるやつはバカなのだから、恐れずバカと言おう。そんで「バカにつける」薬をなんとか探すしか社会を守る方法はない。

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ていうか「反共主義」って陰謀主義の一種なので、戦後の我が国はずっとこんな感じとも言えます。全員おかしかったから(ごく一部の人除いて)気付かれなかっただけ。天皇制もそう。 twitter.com/kawataka_alter/sta

おやおや、兵庫県知事選、「あの」斎藤が111万票、稲村さんが97万票とは、神戸新聞の予測通りの結果である。

 SNS以外に500人のボランティア、「裏金」議員の西村康裕元経産省(安倍派幹部)の事務所も関与したそうだから、ある意味、維新・安倍派・それに木庭さんの言う「闇」の勢力が全力で資源投入した結果とまずは言えるだろう。

 投票率は上がったとは言え50%台だから、主に大卒中心。20-40代は圧倒的に斎藤のようだ。

 これは、「陰謀論」にコロリという「リテラシー」の問題ばかりとは言い切れない。何故と云うに、ヒトは「信じたい」ものを「信じる」傾向が厳然としてあるからだ。

 現在従来の大卒「中の中」は急速に解体傾向にあり、「生活苦」は日に日に苦しくなりこそすれ、一向に好転の兆しはない。

 そこで使い古された手ではあるが「既得権」打破を唱えれば、「既得権さえ打破してれくればやれる」と思い込む「焦る自己責任者」が「陰謀論」にうすうす気づきながらも、斎藤に投票した数字ではある。
 というのも、報道が事実であるならば、さすがに「大卒」のプライドが斎藤支持を邪魔するからだ。

 いずれによ、戦後体制は世界的にも崩壊しつつある。「ソーシャル」の言説と空間がなければ、圧倒的に「ファシズム」が有利だろう。

この手の愚かなリベラル・アレルギー論は今すぐ捨て去った方が良いと思う。立花孝志レベルで好感度の低い人間でも、目立てば勝ててしまうのがポピュリズム選挙。斎藤はマスコミに批判されたが、その分「露出度」は高く、その顔を見ない日は無かった。
x.com/SunflowerFlash/status/18

斎藤兵庫県知事の問題の本質はパワーハラスメントにはないと下僕はずっと思ってきた。

あの人の問題点の本質は、新自由主義であることと、権威主義であることだ。この場合、権威主義には、上の立場のものには理不尽が許されるということと上の立場に着くものには能力があるということとが含まれる。斎藤氏の場合、この上にさらに個人的な利得への弱さが加わって、注目されるような事柄を引き起こしたのだと思う。

では、権威主義や新自由主義、あるいはその複合形態の何が問題なのかというと、それが立場の弱い人の権利を侵害することが最も大きい。なので、そこに焦点を当てるためにパワーハラスメントという概念がある。パワーハラスメントは、だから、問題の現れ方にすぎない。そこから話が深まっていくべきなのだ。

ところが、メディアを含めた世間はそのようには考えない。そこではパワーハラスメントや公共財の着服だけが問題とされる。百条委員会のスタンスもそうだ。それがなぜなのかと言えば、答えは「世間も新自由主義や権威主義を信奉しているからだ」ということになる(続く)。

どんな投票ルールもどんな選挙制度も、邪悪で愚鈍な人たちに運用させれば邪悪で愚鈍な結果しかもたらさない。

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