上野千鶴子嫌いなんだけど『近代家族の成立と終焉』を引っ張り出してみた とりあえず
中村敏子『女性差別はどう作られてきたか』読了。なんかもやもやする結論だった。
筆者の主張のそこここに「日本の女性は西洋と比べて恵まれている」ていう観念を感じるからかもしれない。そりゃ西洋の女性差別は苛烈だろうけどもそれと比べて権利が保障されているとかは違うんじゃないか??終章で引用していたジェンダーギャップ指数の話と矛盾してないか???
日本の今現在を形作っている家父長制は明治期に西洋から輸入されて政府によって推し進められた、というのはわかったけども、それ以前の家制度があたかも男女同権の協同体だったかのような書き方には?????だった。
これを批判するだけの知識はないんだけど、絶対それ以前からあっただろ女性差別、そこんとこ詳しく教えてくれよ、とは思った。やっぱり不完全燃焼というか筆者の価値観にややイラっとしながら読み進める感じになった。
うーん。別の著者による同じテーマの考察が読みたい。
ルグィンをぐいぐい読めるくらいの体調になりたいな 読みたいものだらけ エッセイもSFも
チンするだけのレトルトの魚のおかずをまとめ買いして晩ごはんに食べているんだけど、市販の煮魚系は甘すぎて味付けが好きじゃないな……楽でいいけど味が好みじゃないとやっぱり続けるのは難しいよなー
『もののけ姫』のラスト、おおむね『平成狸合戦ぽんぽこ』と同型なんだけど、圧倒的に絶望感が足りてなくて、なんならハッピーエンドに見えてしまいそうなくらいの明るさ(曲によるところが大きい)なのはどうなのかね、と思っている。
「アシタカとサン」は『かぐや姫の物語』における「天人の音楽」と同じ役割のものとして納得してはいるけれども。
久石譲の長調の曲は明るい中にどこか寂寥感があって好きなんだけど、「アシタカとサン」に関してはちょっと場違いな爽やかさだなと思う。その場違いさが「天人の音楽」効果をもたらしている。そんなふうに見る人は少数派かもしれないけど。
赤旗の電子版のおためし版を試しているんだけど、やっぱり新聞を毎日読むのはまだ気力的に無理な気がする……どうしようかな
猫と暮らしている 元気がない 物語と生き物が好き
反差別 反家父長制