ここ数日選挙関連で見た投稿の中で結構刺さってるのが、「デマによって選挙が汚された、こんなの前代未聞」みたいな主張に対する「沖縄の選挙は随分前からこうだった」というもの。
沖縄はいろいろと大変だということは多分平均以上にはわかっているつもりだったけど、全くわかっていないわ。
立花孝志は既に恐喝事件などで執行猶予となっているので、この件で刑事告発して逮捕されたら、即実刑となるのではないでしょうか。社会の害悪でしかない人物は、一日も早く収監してほしいものです。
※以前にも言いましたが、立花孝志のような政治ゴロを撲滅するために、「政党助成金と供託金の廃止」を提案します。国会議員や知事の候補者は「住民による署名を一定数集める」制度にし、なり手不足に陥っている地方議員は誰でも立候補できる制度に変更すればいいと思います。
立花は典型的なデマゴーグ、すなわちデマで民衆を扇動する政治家である。すくなくともギリシャ時代から存在する由緒正しき政治家の1つの型なのであり、動画やSNSをそのツールとして使っている点が新しい。今回の件で立花はデマゴーグとしての威信を得て今後はますます増長するであろう。法治主義の社会は、それを法で裁く必要がある。
その立花と結託した斎藤は、もはやかつてのような情報ダダ漏れの権力者として地位をまっとうすることは不可能である。このようなときに、斎藤のようなDV型サイコパスはより人間を管理し、情報を統制しようと巧緻をはたらかせる。しかしこれも実は単純だ。兵庫県政は社会関係を剥奪され、事実上、監禁されるのだ。いじめがマフィア化するように、その専横はますます見えにくくなるので、ジャーナリストは潜行してそれをあらゆる手段で暴き、白日のもとにさらさねばならない。
この被告の初公判を傍聴したので、コメント欄に書きました。
「生パンの子発見しました」「生しか勝たん」女子高生ら狙う『盗撮グループ』摘発 メンバーの半数以上は中高生「盗撮が生きがいに」(MBSニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/70879c661eda00e484aec033d9ea0634b8ba72e2?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20241119&ctg=loc&bt=tw_up
@shigeto2006 橋下徹に言われたくはないわな。
橋下徹ですら斎藤元彦を批判しているわけですが、今回の兵庫県知事選は先日の衆院選と並んで、日本の政治のターニングポイントになったのではないかと思います。
1.「ポストトゥルース」の勝利
今回の選挙では、多くの有権者がSNSやネット動画などの情報に基づいて斎藤元彦に投票したわけですが、新聞・テレビ離れが進んだ結果、マスメディアの影響力が低下したことが明らかになったわけです。2016年の米大統領選から8年を経て、ついに日本でも「ポストトゥルース」が選挙を左右する事態となったのです。
2.「空虚」なポピュリスト
今年の選挙で躍進した人物といえば、斎藤元彦のほかに石丸伸二がいるのですが、この2人に共通するのは、あまりにも「空虚」な人物であることです。ポピュリストといえば、橋下徹や小泉純一郎など、強烈な個性と明確な主義主張を持ち合わせている人物が多かったものですが、斎藤と石丸にはそれがない。政策論すら語れない「木偶(でく)」のような人物に人々が熱狂する様は、橋下や小泉とは違った不気味さを感じるのです。
3.ポピュリズムと自民党との「蜜月」の終焉
小泉構造改革からアベノミクスまで、自民党の支持基盤はポピュリズムだったわけですが、先日の衆院選でそのような蜜月関係は終わりました。今や、ポピュリズムの熱狂の対象は、大阪の地域政党に戻りつつある日本維新の会ですらなく、国民民主党やれいわ新選組、斎藤元彦や石丸伸二などに移っているのです。
ただ、このような現象は日本だけでなく、米国をはじめとする世界中で起こっていることなので、「民主主義の危機」どころか「近代の終焉」というべき事態なのかもしれません。
大統領選直前に掲載されたWSJ記事。
「手芸、スポーツ、料理」などのトピックに興味を持つXユーザーの「おすすめ」は、政治的コンテンツ——トランプ寄りの投稿や、大統領選の信頼性に疑念を抱かせる投稿で埋まった。
https://www.wsj.com/politics/elections/x-twitter-political-content-election-2024-28f2dadd
雑感:
大統領選挙戦でのXの挙動が「おかしい」ことを指摘する報道、研究が出てきている。日本でも、都知事選、衆院選、兵庫県知事選で「選挙ハック」があったと指摘されている。 選挙戦におけるSNSなどの規制方法を早急に見いだす必要がある。
腐ってきたねぇ着実に
民主制を持ったことのない我々…
https://anond.hatelabo.jp/20241118092831
当選をさせたい候補者とは別の第三者が立候補をし、その第三者が、それ以外の候補者に対して嫌がらせや圧力をかけて醜い争いにもっていけば、当選させたい候補者だけがフリーになり、良いイメージのみを宣伝することができる
RT:mehori @ めほり(mehori.bsky.social)
フェイクニュースの飽和攻撃は、完全な嘘と、半分だけ真実の混ざる指弾と、根拠不要の言いがかりの組み合わせで「どちらもどちら」「なにが真実かわからない」という場を形成し、そこに「この騒乱を解決できる物語の主人公はこの人」を演出することで仕上げてる
リテラシーだけではどうにもならない
この話、多分2016年前後からずっとしているのだけど何をもってフェイクなのかの閾値がしだいに変わっていて、最近だと事実を形成する前提が曖昧にされるケースが多いのが怖い
"ピューの調査によると、30歳未満の成人の約40%が、ニュース系インフルエンサーから時事問題や政治の最新情報を入手している。こうしたインフルエンサーの大半に上る77%は、報道機関に所属せず、メディアでの勤務経験もない" https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-18/SN5JSUDWRGG000