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新井薬師と中野の中間に、今夏コーヒーとビールが飲める古本屋ができていたようです。お店の人は90s R&B愛好家っぽいです。
ai-road.com/飲食店/chillaxin-book

なんか調子の悪い皆さんへ:天候、寒さ、ホルモンバランスのどれか、或いはすべてです。
換気、休養、栄養に気をつけて乗り切りましょう。

はしもと さんがブースト

以前、世界三大自転車小説というのを挙げた記憶があるけど、忘れてしまったので改めて考えてみた。(疲れたので逃避です)

〈新・世界三大自転車小説〉
オブライエン『第三の警官』
ペレーヴィン『宇宙飛行士オモン・ラー』
ジャリ『超男性』

結論。自転車小説は変なのばかり。(褒めてます)

私の観測上では急に3人の方がフラン・オブライエン『第三の警官』を話題にしているのですが、今日はなにか自転車あるいは自転車人間のニュースがあったのでしょうか。
hakusuisha.co.jp/smp/book/b205

はしもと さんがブースト

自転車小説といえば、以前、「本の雑誌」に自転車小説十傑という記事を寄稿したことがあって、大半は近藤史恵『サクリファイス』とかロン・マクラーティ『奇跡の自転車』とかのまっとうな(?)スポーツ小説や青春小説をあげたんだけど、ヘンテコ部門としてオブライエン『第三の警官』とアヴラム・デヴィッドスンの短編「あるいは牡蠣でいっぱいの海」を紹介した。書かれた年代を考えると「あるいは牡蠣で〜」に登場する赤い競争用自転車はプジョーなんじゃないかと思うがどうだろう。
あと、旧人類が楽しんだクルマとやらを未来人が作ろうとするSF、神林長平『魂の駆動体』の16章が自転車の話で、メカ好きにはたまらない話が噴出する。
なお、文豪の自転車モノが大笑いできるのでお薦め。夏目漱石の「自転車日記」と石川淳「明月珠」はともに自分がいかに運動音痴で、自転車を操るのがいかに厄介かということをありったけの文章表現を駆使して綴っている。「下り坂で止まらない」というだけのシーンをここまでのエンタメにしあげる漱石さすがすぎる。

大学時代、海外に旅行に出かけたOBの方に没薬(ミルラ)の樹脂を嗅がせてもらったことはありました。焚いたことはないです。本当になぜこんな夢を見たのだろう。クリスマス特集?
ちなみに乳香(フランキンセンス)のほうがフレッシュで個人的には好みの香りです。

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うわ本当だ、Little Simzの新譜が出てた

(承前)私たちは誰しも、聞いてもらいやすい経験と聞いてもらいにくい経験(例えば年下である、下請けである)の両方を持つと思います。意見が通りにくい立場、信じてもらえない立場はまちがいなくありますよね。
発話のための言葉があるか、発話が聞き入れられるかという環境が公正でなければ、そもそも真に公正な約束としてのコミュニケーションは成立しません。いっぽうで発話者の側もキャッチされる言葉を選ぶ必要があります。
私にとっては、あちこちでうなずくことの多い本でした。多くの人に読まれますように。

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三木那由他『言葉の展望台』( 講談社)を読みました。分析哲学では言葉がどう捉えられ扱われてきたかという入門書と、エッセイや時事問題が絡み合った1冊です。
各章がたとえ話から始まり、テーマになめらかに誘導する親切な作りで、門外漢にはありがたかったです。
従来は発話者の意図に重きを置いた言説が主流だったそうなのですが、著者は「コミュニケーションというのは、いわば約束をすることなのだ」とそこに疑問を呈する立場です。
言葉は人間同士のキャッチボールで、キャッチャーが投手の意図をうまくキャッチしなければ、言葉によるコミュニケーションは公正に築かれないからです。
本書はていねいに公正ではないキャッチボールの例や、言葉が存在しない例、言葉が簒奪される例を教えてくれます。(続)

さっき昼寝していたら知人が没薬を焚く夢を見た。めったに夢を見ない(記憶しない)ので驚いた。暑くて寝苦しかったから?

後半の〈ぞっとするもの〉は移動、家、風景、それらの空虚さや偽りを巡るセレクションです。
「ぞっとするものの感覚は、何もないはずのところに何かが現前しているときや、何かがあるはずのところに無が現前しているときに生じるのだ。」(P.100)

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マーク・フィッシャー『奇妙なものとぞっとするもの──小説・映画・音楽、文化論集』(五井健太郎訳、ele-king books)をやや駆け足で読みました(原書も持っていて過去にパラパラ読んでいます)
ホラー小説、映画、音楽を解き明かす論考集です。
作品評・作家評の性質が非常に強く、対象を少なくとも知ってはいないと理解が難しいと思います。ラヴクラフト以外は作家論ではなく、特定の1作品にぐっとフォーカスした内容です。ただし〈奇妙なもの〉と〈ぞっとするもの〉の2つのパートに分かれており、それぞれの概念を細やかに紹介する構成で、それぞれの作品評が概念の柱になっています。
前半の〈奇妙なもの〉編は、時空を取り扱うSFホラー特集という趣があります。取り上げられているのもラヴクラフト、ウェルズ、ティム・パワーズ、ディック等々。
ele-king.net/books/008958/

後味は結構からい。やめられない止まらない系なので、がんばってやめた。
私はコーヒー豆と輸入食品のジュピターで入手しましたが、店舗ごとに品ぞろえが違うので確実に入手できるかはわかりません。今度クミン味も買ってみます。

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椒巴客(Jia Bake)の「小米金脆鍋巴 (麻辣)」なるスナックを見つけ、買いました。小麦粉と米粉とアワとトウモロコシ粉でできた、とんがりコーン+おかきみたいな薄い生地のサクサク菓子。ピリ辛の味つけです。他にトマト味とクミン味がありました。
クミン味もおいしそうです。

最後の2章が「エコフィクション」と「フォークナーからモリスンへ──反近代小説」なのには非常にうなずけました。 :60fpsparrot:
また、どの章もやはりSF&ファンタジー小説でも見られるテーマなので、全章に対してのジャンル小説的な別解を考えたくなりました。

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フォークナーやハードボイルド小説研究でおなじみ諏訪部浩一氏の新刊『薄れゆく境界線 現代アメリカ小説探訪』(講談社)を読みました。『群像』誌で連載されていたもので、現代アメリカ小説を構成する◯◯小説を章ごとにどんどこ解説していく本です。南部小説、ノワール小説、ゴシック小説etc.
私はゴシック小説の章で語られる、ギブスンの未訳・未完結の三部作が現代のゴシック小説かもしれないというくだりに興奮しました。
各章は短く、1章につき背景事情プラス作家1~3人の紹介とかなり限られた内容であることは著者ご自身も書かれている通り。しかし、草刈りしておおむね地形を案内するだけでもアメリカ文学はあまりに広大ですから、十分畏敬の念を感じる偉業です。
ただし未訳作家や未訳作品も結構言及されるので、それらをまったく知らない人も楽しめるかどうかはちょっとわかりません。筆致も研究書に近いので、やや玄人向きかもしれませんね。
全章の見出しが以下に載っています。
bookclub.kodansha.co.jp/produc

「巨大バッタは怪談じゃなくてトール・テールなのでは?」と思わず家族に主張してしまった。
コトバンク:トール・テール
kotobank.jp/word/トール・テール-11908

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散歩中にヨーロッパのヴィンテージ古着屋を見つけ、英国と米国とドイツとフランスの古着(1960-80年代製)を1着ずつ試着させてもらいました。どれも色や柄や形が派手なやつ。
写真は買ったうちの1着です。英国産です。

これはだいぶ急な坂の上にある喫茶店、喫茶エレーナ(横浜・山手)
行くとなんか気持ちがのんびりする。おやつどきは満席になるので、そうのんびりもしていられないのですが。私の注文直後、立て続けに6つほどプリンアラモードの注文が入っていました。
yamate-elena.com/

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