Awajiya @awajiya@fedibird.com

依然として修理依頼先に心当たりがつかないので，仕方なく当座しのぎに1足注文しておいた。「スェードの茶色の靴」というのは，あれが最後だったので，ないと困るのだ。

本邦が追従する動きはあまりない由。[「豚の福祉」の向上、EUに次いで米国でも加速　日本だけ取り残される懸念も｜猪瀬聖/Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/83b5c823d846c4e95d0ca55d527f7c043c6e7f6e ]

[マウリツィオ・ポリーニさん死去　82歳｜朝日 https://digital.asahi.com/articles/ASS3R7KT2S3RUCVL007.html?ref=tw_asahi ]

[「豚の福祉」に波紋　肉販売規制に生産者悲鳴―米｜時事 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024032300442&g=int "基準を順守した場合1頭当たりの投資コストは2割増／豚肉製品によっては価格が4割上昇するとの当局試算も" ]　

実施すれば肉自体は美味くなりそうな気はするが，4割はつらいな。

それにしてもこの靴，ヘッポコなのは化学技術，つまり靴底と接着剤であって，アッパーは上等の作りなのである（かなり高かった）。
なので，棄ててしまうのは勿体ないから直したい。だが伊東には上手な靴職人に覚えがない。どうしたものか。

本邦の道路事情の悪さは戦後もしばらく変わらなかったようで，そういう環境では，ヨーロッパ的なハンドリング・ロードホールディングの良さより，乗り心地が優先となる。トヨペット コロナの好評も，メカ的に優位な日産ブルーバードより，ソフトな乗り心地だったことにあるのではないか。

ガソリンを買ってきた褒美に，少しだけタクシーに乗せて貰ったのだそうだが，非常に良い乗り心地だったそうである。当時の長野近郊だから未舗装路に決まっているが，かなりスプリングが柔らかかったのだろう。

いや，父の実家にこういう珍品があったのではなく，駅前で客を待ってるフォードのタクシーのオジサンに頼まれたとのことである。90年前の長野のモォタァサイクル事情は私も知らない。ほとんど存在してなかったかもしれない。

[よみがえった最古のオートバイが日本初上陸　東京でデモ走行｜毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20240321/k00/00m/040/399000c "ガソリンは給油所ではなく薬局で購入するものだったという" ]

亡父の少年時代，つまり約90年前の長野近郊でも，ガソリンは薬種屋で買うものらしかった。父はお使いに一升瓶で買いに行ったことがあるそうだ。

ところでこれ，爬行じゃなく跛行の誤変換だな。流石の私も白昼路上を這って歩いたりはしない

[｢医療事故｣として公表　同じ外科医の手術で３人死亡　岐阜・各務原市東海中央病院｜NNN https://news.ntv.co.jp/n/ctv/category/society/ct9b3e39678f624d8cb4a41a5b0acca629 "6年間で／3人が死亡していたと／いずれも患者の肝臓を切除する手術で、死因は出血性ショック" ]　

ある意味スーパードクターだな。危ない橋を渡りたがる性格なのだろうか。

ともあれ「イタリアの化学技術は信用できない」と自分で日頃言ってるくせに，イタリアの靴底の接着剤を信用した自分が馬鹿なのであろう。

今日は薄寒い湿った曇天で，私が最も苦手とするところであるが，間が悪いことに通院日であった。しかも途中で靴の底が剥がれて爬行を余儀なくされた。クリニックでガムテを少し貰い，靴をグルグル巻きにして何とか用は済ませたが疲労困憊，帰宅してドッと横になり目覚めれば今。

雨にしては妙な感じがすると思ったら，これは小粒の雹か。

ほら着ているだろ。 https://oita-katete.pref.oita.jp/wp/wp-content/themes/magazine/img/yomoyama/38/img_01.jpg

こういう病に取っ憑かれると，存在学的不安というか，ふだん我々が当り前に感じ暮らしている環世界というものは，脳が作り出している幻想であるとの感が濃厚にしてくる。たとえばいま私は，喉にゴムボールのようなものを飲み込んで詰まってる感触がリアルにあるが，これも幻想である。幻想にしては非常に真に迫っているが，そんなものは詰まっていない。

たびたび御報告の通り，私は目下，自律神経が失調しており，これは様々に珍妙な病状を呈する。気温26℃なのに寒くて震える，などもそれであるが，最近は味覚に不調をきたすようになってきた。具体的には辛味だけが過敏になっている。ホンの僅かな唐辛子に大汗淋漓となったりする。これは困る。カレーなどはもう3mより近寄ると額汗だばーである。おちおち街も歩けない。

それにしてもマオカラーのジャケットというのは，ちょっと頭のネジがなめてるようなマッドサイエンティストのような面白い服であるから，私としてもドンドン着ていきたいのであるが，現実問題として，ぜんぜん売ってないということは，あるね。

（「建築家というのはマオカラーのジャケットを着ている」というのは要するに磯崎新のことだが，あれはイッセイか何かであろうか）