[よみがえった最古のオートバイが日本初上陸 東京でデモ走行|毎日新聞 mainichi.jp/articles/20240321/ "ガソリンは給油所ではなく薬局で購入するものだったという" ]

亡父の少年時代,つまり約90年前の長野近郊でも,ガソリンは薬種屋で買うものらしかった。父はお使いに一升瓶で買いに行ったことがあるそうだ。

いや,父の実家にこういう珍品があったのではなく,駅前で客を待ってるフォードのタクシーのオジサンに頼まれたとのことである。90年前の長野のモォタァサイクル事情は私も知らない。ほとんど存在してなかったかもしれない。

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ガソリンを買ってきた褒美に,少しだけタクシーに乗せて貰ったのだそうだが,非常に良い乗り心地だったそうである。当時の長野近郊だから未舗装路に決まっているが,かなりスプリングが柔らかかったのだろう。

本邦の道路事情の悪さは戦後もしばらく変わらなかったようで,そういう環境では,ヨーロッパ的なハンドリング・ロードホールディングの良さより,乗り心地が優先となる。トヨペット コロナの好評も,メカ的に優位な日産ブルーバードより,ソフトな乗り心地だったことにあるのではないか。

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