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たびたび御報告の通り，私は目下，自律神経が失調しており，これは様々に珍妙な病状を呈する。気温26℃なのに寒くて震える，などもそれであるが，最近は味覚に不調をきたすようになってきた。具体的には辛味だけが過敏になっている。ホンの僅かな唐辛子に大汗淋漓となったりする。これは困る。カレーなどはもう3mより近寄ると額汗だばーである。おちおち街も歩けない。
たびたび御報告の通り，私は目下，自律神経が失調しており，これは様々に珍妙な病状を呈する。気温26℃なのに寒くて震える，などもそれであるが，最近は味覚に不調をきたすようになってきた。具体的には辛味だけが過敏になっている。ホンの僅かな唐辛子に大汗淋漓となったりする。これは困る。カレーなどはもう3mより近寄ると額汗だばーである。おちおち街も歩けない。
こういう病に取っ憑かれると，存在学的不安というか，ふだん我々が当り前に感じ暮らしている環世界というものは，脳が作り出している幻想であるとの感が濃厚にしてくる。たとえばいま私は，喉にゴムボールのようなものを飲み込んで詰まってる感触がリアルにあるが，これも幻想である。幻想にしては非常に真に迫っているが，そんなものは詰まっていない。