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ハードボイルドジャンルについて考えていたが、チャンドラーはともかく、『血の収穫』とか、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』とかを今リメイクしても別に「ハードボイルド」に分類されない気がする。というか『血の収穫』をパクった黒沢明の『用心棒』はハードボイルドだと思われてなさそう。
(そもそもほとんどの人間は「ハードボイルド」がジャンルという意識すらなくて、タフガイくらいの意味だと思ってるかもしれない)

チャン・ジェヒョン監督『破墓』めっちゃ見たいのだが、日本公開どうなるんだ
moviewalker.jp/news/article/11

大平正芳首相はトマス・アクィナスの研究をしてたらしいと聞いてびっくりした。上田辰之助の学生でクリスチャンでもあり、トマスの経済思想で卒論を書いたらしい。
ja.wikipedia.org/wiki/上田辰之助

脱Amazonを進めたかったのだが、いろいろな理由(honto通販がなくなったりとか)で難しい。電子書籍も脱kindle化したかったのだが、booknotionを導入してしまったのでノンフィクションはどうしてもkindleになっちゃうな。

ロバート・B・ パーカー『ハメットとチャンドラーの私立探偵』 朝倉隆男(訳)という本があるのを知って読みはじめたんだけど、ロバート・B・パーカーってスペンサーシリーズのあの人か。博士論文の書籍化って書いてあったから、普通に研究者だと思った。(内容は普通におもしろいです)

こういうオフィスの空間が、意味や機能を失なって、物質として不気味な存在感を獲得するような瞬間がよくチャンドラーの小説では描かれていて、それはなんか印象派の絵とかと近い(ふわっとした要約)みたいな話をしていて、「そうかもー」と思いました。

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チャンドラーの小説に出てくる定番の空間として、オフィス(埃だらけの病院の待合室や刑事のいる部屋)というのがあって、それは帰るべき家ではなく、人間を疎外している仕事の空間なんだ的な話をしていて、それは確かに正しそうだなと思った。

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エルロイ読んだことないんだけど、ノワール小説論がいろいろ載ってるなーと気づいて『ユリイカ2000年12月臨時増刊号 総特集=ジェイムズ・エルロイ』を買った。フレドリック・ジェイムソンの「共観チャンドラー」という論考を読んだ。「いくらなんでもそんな難しい書き方することないだろ」と思う文体だが、内容は結構おもしろかった。

どうでも良い気づきだが、英語のdetectiveは刑事の意味があるから「私立探偵private detective」は、公立じゃない(刑事じゃない)という含みがあるけど、日本の探偵は私立しかないので、私立探偵という単語はほぼ意味ないよな。

『オーメン』、悪魔の手先である邪悪な犬が出てくるんだけど(ダミアンの母と言われる犬)、邪悪な犬がわりと普通にかわいいので、『オーメン・ザ・ファースト』でも犬の活躍を期待している。

『オーメン・ザ・ファースト』見たいから『オーメン』見るぞ

オッペンハイマー見た 

1. 単純にマンハッタン計画という歴史的出来事がおもしろい(砂漠に街を作って最高の科学者を集めて爆弾つくるという計画のやばさよ)
2. 映画の作りとしては、話が多重構造になっていて、「こういう話かと思ったらこういう話か!」というのを二転三転させるのはおもしろかった
3. オッペンハイマーの見たあの大気が爆発するという妄想のビジョンは確かに印象的ではある

散々言われていると思うが、部分ツイートはXに変わってからも部分ポストにならないんだな。

同人メイトが部分ツイートでついにデイリーポータルZデビューを果たした
dailyportalz.jp/kiji/bubun-twe

『アメリカの友人』は、手際の悪い殺人を通して中年男ふたりの友情が深められる最悪のバディもの

新しいドラマ版どうなるかわからないけど、リプリーは殺人の手際がめちゃくちゃ悪くて、そこでドラマを作るのがいいよね。

Netflixでリプリーのドラマやるんだ。最近『アメリカの友人』の映画見て最高やなと思ったところなので、これは見ようかな。
vogue.co.jp/article/andrew-sco

A PECULIAR PERILを英語で読もうとして途中で止まっている。

サザーン・リーチ第四作! 翻訳は出るのか! 出てくれ!

たかだ さんがブースト

ウオーーーッ、ジェフ・ヴァンダミアのサザーン・リーチ第4作ABSOLUTIONが!!
twitter.com/jeffvandermeer/sta

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