シリア方面、アサド政権が倒されたのはいいとして、どうも不穏を通り越して、混乱の極へと向かう形勢である。
まず、イスラエルが「どさくさ」に紛れてゴラン高原の併合を宣言。米国はと言えば、反アサド勢力の中心、HTSに対する「テロリスト」認定を未解除のまま、油田地域に部隊を展開。それでいて、HTS援助の空爆を行っている。
確かにHTSは元来「ヌスラ戦線」を名乗っていた「シリアのアルカイダ」である。初期には拘束者・反対者の首を切断などISと同じ事をやっていた。
他方、今回のアサド打倒に少なからぬ役割を果たしたトルコは自国が「テロリスト」を見做しているクルド勢力をユーフラテス西岸から排除。
元来国連は2015年アサドと「反体制派」からなる暫定政権をつくってISなど「テロリスト」を排除する方針だった。ところが、現在は国連の枠では「テロリスト」だった「シリアのアルカイダ」が暫定政権の中心に座る情勢である。
すでに代表部開設を発表したEU/英国、タルスースの海軍基地確保を目指すロシア、イスラエル全面支持を表明するトランプ、それにイランを戦争に巻き込みたいネタニヤフと来れば、もはやシリア・レバノンは「21世紀のバルカン」である。21世紀の世界戦争を避けることができるのか、もはや瀬戸際と言えよう。
必読の記事と思うのでプレゼント記事にしました。
本田由紀氏のコメントが内容をよくまとめているので一部を紹介します。
18年、厚労省は裁量労働制の対象を拡大しようとした。
長時間労働が危惧されたが当時の厚労大臣・加藤勝信は違法適用している会社は指導しているからOKと国会で言った。
しかし同社では社員が過労自殺していた。
加藤は知らなかったと国会で答弁したが実際には知っており、知らなかったというのは嘘だった。
実際には加藤が知っていたことを示す文書は存在したが、開示請求しても黒塗りされていた。
情報公開・個人情報保護審査会は公開を答申したが、再度の開示請求にもまた黒塗りで出た。
黒塗りは加藤の指示だった。
理由は加藤が自身の嘘を隠蔽するためだった。
なお、この経過についての加藤勝信事務所のコメント
「所管の厚労省にお尋ね頂きますようお願いいたします」
ふざけるのもいい加減にしろよな
https://digital.asahi.com/articles/ASSDM2S6LSDMULFA019M.html?ptoken=01JFRNWW4DDT5K9BB2WZ03BZWM
判断するための情報が与えられずただ「判断できるようになれ」と繰り返されても正しい判断はできない。PCRは意味がないと「専門家」が繰り返し、マスクは意味ないという情報が溢れ、マスコミはコロナが明けたと連呼する中で判断した結果がノーマスクの氾濫。
国は「ただ指示するだけで判断させる力を奪う」みたいな対応はしていない。やっているのは「素人に判断させると大変なことが起こる」というエリートパニックから、情報をコントロールして大衆の判断を操作する、ではないか。
x.com/
https://x.com/georgebest1969/status/1870978425307189253
「動物園」を踏まえて読むとまた味わい深い。
”必要だから「しょうがない」の影響を最も受けるのは、声を出せない、声を聞いてもらえない弱い立場の人たちや生態系です。気候変動や環境不公正は、「しょうがない」が支えています。「しょうがない」の向こう側に、不公正のない社会があります“
今年私が聞いた言葉の中で最も大切にしたい言葉だ。
全てのことに通じる。
https://climatejustice.social/@kenji/113694595150995642 [参照]
動物園発言の人、よりにもよって子どものための法律スクールの講師らしいんだよね。
https://x.com/adokiminomikata/status/1870818330057265655?s=46&t=586We7fVxUSxbcL9y-UdRA
スタンフォード大生による性的暴力に不当に軽い判決が出た事件
スタンフォード大生による事件、覚えてる。あのときのアメリカ人も裁判官の罷免を求めて署名してたのか。
https://www.huffingtonpost.jp/2016/08/31/brock-turner-rape_n_11789312.html
坂東から帰洛したみやこのムジナ