6月に書くべき小ネタじゃない?なちび6小話
「とても綺麗ね」
ゾゾにもらったレースの白いハンカチを広げてナナリーはいう。ちびロックマンも頷きながら、そんなナナリーを見て嬉しそうだった。
「んー、そうだ」
と、ナナリーはレースのハンカチをちびロックマンに被せる。
「フフッ、お嫁さんみたいね」
ナナリーが楽しげなのは嬉しいが、さすがに嫁は不服だった。なので、人差し指を振る。
「え?」
レースのハンカチは大きくなり、ナナリーの頭に被さる。
「ちょっと」
満足げに眺めてから魔導具を取り出し、ちびロックマンはブンブンと飛ぶ。その手にはいつの間にかピンクの薔薇があった。それをそっとナナリーの耳の上に飾る。そしてちょっと離れてから眺めて、嬉しそうに頭を揺らした。
「もう」
そう言いながら、ナナリーは小さな氷の球体を作り、その中に花を咲かせた。
「ネクタイの代わりよ」
それをちびロックマンの胸元に飾る。霧玉の光に負けないくらいに目を輝かせ、ちびロックマンは幸せそうに飛んでいた。
🐻に似非兄妹な67というかシスコンという皮を被った6の小話
いつ書いたか覚えてないのが発掘されました
支部にきっと彼女の短編集up
ここにあるアポロ話と🐻にある執事視点話を加筆修正
支部にちび6初めてやって来た小話を加筆修正してupしました
13日に「あ、明日ホワイトデー!」と思い出し、ネタは思いついていたけど書くのを忘れてて慌てて書いたちび6小話
67沼にハマり中の成人。
妄想など垂れ流しで、支部や🐻以上に笑って許せるネタ多いです