ろっかさんの『タケコプターつけて7ちゃんの所に意気揚々と行くちび6』と感想に頂いてそれカワイイとなったのに、私の書くちび6はアイツは突然やってくる系だからできないと思ったけど強引にそうなるようにしてみた小話
スーパー主夫?ちび6掃除編
「え?そこまで汚れてる?」
ちびロックマンはエプロンだけでなく彼の背丈ぐらいの箒を持っていた。首を横に振っているということは汚れてはいないらしいが、まかせろと言わんばかりに胸を叩いている。一応、料理は成功していた。どうやって調理したのか、もしかすると食材すら思っている物と違うかもしれないが。
これだけやる気ならとナナリーはソファーに座り本を読み出す。
どこからか音楽が流れてくる。これは夜会で踊る際に流れる曲だ。何故?と振り向こうとしたが、ナナリーの顔の横を何かが飛び出す。それはちびロックマンで、小さな雑巾を両手に持ち、何やらポーズを決めていた。
「???」
彼は確か掃除をしているはずで踊ってはいない筈だ。何より箒は何処へいったのか?それからもちびロックマンは掃除道具を手に持ち、時々ナナリーの周りを華麗に舞っていた。
音楽が止んだ。
「ななりー」
呼ばれた声に振り返ると、ピカピカに磨かれた床に満足げに立っているちびロックマン。そしてテーブルの上に先ほどまでなかったキュピレットの花が一輪。
「……これ、ちび?」
こくりとちびロックマンが頷く。一体どこに持っていた?と思いつつも「ありがとう」と告げると、ちびロックマンは嬉しそうに照れていた。
スーパー主夫と見かけて浮かんだちび6小ネタ
「え?作るの?」
誰が用意したのかエプロンをしてちびロックマンが頷く。
「……大丈夫なの?」
今日のハーレは忙しく料理をする気力が残ってないが、小さいロックマンに料理を頼もうなどと思うわけもなく。しかしちびロックマンは大丈夫と頷き、魔導具で飛んでナナリーの肩を押してソファーに座らせる。そして、キッチンへと飛んでいく。
(名前を呼ばれたら行けばいいか)
安心はしてないけれど、とりあえず読書をすることにした。
ガゴガゴッブシャー ドンドンドンッグサッ ゴゴゴゴッボッボッ
本当に料理をしているのだろうか、キッチンもちびロックマンも無事なのだろうか。そんな不安を煽る音がしているが、ナナリーは怖くて振り向けずにいる。謎の音はしばらく続いた。
「ななりー」
呼ばれたので慌てて行くと、テーブルには兎鳥のソテーにサラダが添えてあり、カップにはスープが湯気を立てている。見た目は普通の料理で美味しそうだ。料理の向こうで目をキラキラさせて、召し上がれと腕を広げるちびロックマン。恐る恐る一つ口に運んだ。
「……おいしい」
顔を綻ばせるナナリーに、ちびロックマンは嬉しそうに体を揺らした。
がんばりました
書きながら絵描きさん向けのネタだったと反省しました(でも続く)
ただいま2つネタが浮かんでるから頭抱えてる
今夜はちび7
三つの言葉しか言えないので、魔法の呪文がアレなんです
67沼にハマり中の成人。
妄想など垂れ流しで、支部や🐻以上に笑って許せるネタ多いです