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食べ/飲み終えたらすぐに席を立ちたくなってしまう/居座るのが申し訳なくなってくる、など、完全にカフェとか喫茶店という業態に相反する性質があり、何時間も同じ店に居るのが無理だったのですが、最近通っている店は比較的それがやりやすい環境が整えられているので、ソワソワせずに助かっています。それでも2時間くらいで限界になってきますが……。

カフェや喫茶店などの外出先でしか作業のできない心情があまりわからなかったのですが、とりたてて設定された〆切がない(がやらないといけない/やったほうがいい)作業は、自分を駆り立てるのが難しく、確かに外出先でのほうが向いている気もしてきました。具体的には資料本を読むことですね。

偉そうに講釈を垂れとりますが、実際には投稿〆切の1時間前くらいに本文初稿を書き上げて、梗概は残り1時間で泣きながら書いて送るみたいな体制なので話半分に聞いてほしいですが……。

コンテンツを人に勧めるとはいっても、誇張とか強いワードを使ったレコメンドは、バズりはしても、それに依存すると要約能力はむしろ落ちると思います。おれは三宅隆太監督を師と仰いでいるので、映画なら冒頭20分~30分=三幕構成の第一幕の展開を固有名詞なしで5分くらいで説明する、みたいな形式のレコメンドを友人相手によくやります。

梗概で難しい&だからこそ大事だと考えている(いた)ポイントは、「いかに設定ではなくプロットを書くか」でした。特にジャンルがSFでおれは設定オタクだから……。設定は最小に要約し、全体に散らすか一箇所(冒頭)にまとめ、その設定から展開されるエピソードを適切にピックして並べるようにしました。……と考えると、それって(エンタメ)小説を書く際に気遣うべきポイントと同じなのでは?→だから梗概が必要なのか~という気づきがありましたね。細かいところでは、固有名詞(キャラ名も含む)はあらすじには関係ないので最小にするなどの小技もあります。こういうのは、面白かったコンテンツのストーリーを人に要約して勧めたりしていると身につくスキルなのかもしれないです。

公募落選作をカクヨムに載せるときは梗概も一緒に載せるようにしています。自分が梗概を書くとき、そうしてくれていた先達にいっぱい助けられたので。

見返して気づきましたけど、コイツ、ファイナリスト改稿時の梗概に付けたタイトルが、改題したのに元のままだな……

溝渕さんの梗概を読んで「おれもおれも!」と自分のを出してきたら、かなり現行と違っていて面白かったので、応募時→最終選考前改稿の梗概の差分を取りながらブログ記事を書こうと思います。どのみち最終選考前改稿については書いておきたかったので……。
twitter.com/mizokumiko/status/

ちりばめられたサブリミナル的なシーンが一気に一つのモチーフやプロットに集約させられてドバッてカタルシスが出るやつってジョーダン・ピールが『NOPE』で完成させとるから、アリ・アスターはもう素直にホラー撮ればよくないですか? となるんですよね。

『ボーはおそれている』2(褒めていません) 

終わってみれば、不幸のピタゴラスイッチをやっている第一幕が一番良かったです。とはいえそれも目新しい感じでもないのですが。そうして、途中からプロットが息切れして気絶→覚醒(新シチュエーション)→破局→気絶→覚醒のループに入ると、各シチュエーションに新味がないのもあって、ウス……になってしまいました。ダメだったなあ。

『ボーはおそれている』(褒めていません) 

アリ・アスター作品、もともと自分の好みにバチッと嵌まっているわけではなかったのですけど、それでも不安を凝視する力の強さによって魅入らされており、三作目にしてまさかこういう方向にダメだな~となるとは思っていなかったですね。
想定していた方向→奇矯すぎて付いていけねえや
実際の方向→なんか凡庸だしおもしろくもねえや
今までの作品では神経症的に不安を凝視しつづけることによって(つまりホラーによって)そこから突き抜けてコメディに達していたのが、明らかに端からコメディをやろうとして失敗しているんですよね。
もっと身も蓋もなく言わせてもらうと、ギャグをやってスベっているということです。ホラーだけ撮れ!

『ボーはおそれている』の率直な感想→アリ・アスターはホラーだけ撮れ!

とりゅう さんがブースト

おれから『ルリドラゴン』への気持ち→あんたがうかうかしている間におれはユリドラゴンになってしまったぞ
『ルリドラゴン』からおれへの気持ち→誰?

これがミステリとかだったらまあ無理だったと思うので、SFはありがたいジャンルですよ

(ジャンル)作家としては泣くほど少ないと思うのでみなさんには自信をもっていただきたく……

人生で読んだ本を全部記録しているのでわかるんですが、いままでの人生で読んだ本は約1400冊で、うちSFが約300冊です。

おれが公募の募集要項を読むのが好きな気持ちって、受験しない大学の赤本を読んでいたときの気持ちと同じなのかもしれないです!(発見)

たしかに14回まであった、1次選考から編集部員が全作を選考する、の文言が15回からは消えていますね。なるほど……

特滅でも書かせてもらったし、公募に出したりもしたが、まだまだ書きたいよ、(現代)異能バトルが……
QT: fedibird.com/@abe_dragonslay/1
[参照]

とりゅう  
なんらかのインターネット通話のたびに「異能バトルを書きたくてェ……」って話していますね。
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