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『ボーはおそれている』(褒めていません) 

アリ・アスター作品、もともと自分の好みにバチッと嵌まっているわけではなかったのですけど、それでも不安を凝視する力の強さによって魅入らされており、三作目にしてまさかこういう方向にダメだな~となるとは思っていなかったですね。
想定していた方向→奇矯すぎて付いていけねえや
実際の方向→なんか凡庸だしおもしろくもねえや
今までの作品では神経症的に不安を凝視しつづけることによって(つまりホラーによって)そこから突き抜けてコメディに達していたのが、明らかに端からコメディをやろうとして失敗しているんですよね。
もっと身も蓋もなく言わせてもらうと、ギャグをやってスベっているということです。ホラーだけ撮れ!

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