オタク(一人称)は最初に見たものを親と思うので、小説家サバイブ術的な話については、『小説家になって億を稼ごう』を座右の書としています。さすがに同書の「どんどん原稿を書いてしまって企画書と同時に編集者に送ろう」「企画を送ってくれと言われても原稿を送ってしまおう」はパワーがありすぎて実践していない/できないですが、いずれは参考にせねばならないときが来るかもしれません。持ち込みって結果的に、やっていることは新人賞応募と変わらない(が、多分より打率は高い)のでは、という気がします。
小説を書くときに同書の「想造」メソッドを使ったことはまだないのですが、映像メディアが隆盛する現代で小説を書くなら、それらにより読者に蓄積された映像的記憶を利用して書いたほうがいい、というのは非常に説得力があって正しいと思うので意識しています。以下のインタビューで核心部分に触れているのでおすすめです。
https://realsound.jp/book/2021/05/post-756891_2.html
小説の資料本/参考文献、「頭から順番に全部読む」以外の方法を知らないせいで、ふつうに実際の執筆時間(打鍵時間)よりも時間がかかるので、どうにか効率化したいんですが、どうすればいいんですか?
【募】諸事情により宇宙SFに向き合う必要性が生じてきたので、みなさんのおすすめ宇宙SF小説を教えてください。できれば遠未来とか深宇宙とか銀河帝国とかでなく、近未来の衛星軌道~月くらいのお話が嬉しいです。
ここでいう兼業小説家は、年に1冊は単著が出るくらいの仕事量を想定しているので、おれは含まれないです。おれが量を書けないのはふつうに遊びすぎだからであるため。
QT: https://fedibird.com/@abe_dragonslay/111856995693991844 [参照]
設定の束はキャラクターではないし、起承転結オチまで付かなきゃストーリーではないってわけでもない、ということです。
作家(阿部登龍)。第14回創元SF短編賞受賞作「竜と沈黙する銀河」(紙魚の手帖vol.12)、「狼を装う」(同vol.18)。SFとファンタジーと百合とドラゴンとメギド72が好き。
お仕事のご依頼は東京創元社までどうぞ。
通販 http://abe-dragonslay.booth.pm