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皆さま、あけましておめでとうございます。

いや、何がめでたいのかわかりませんが…正月は、普段は消してるテレビもつけっぱなしで、BGMのように駅伝が流れています。

2021年に『いぬとふるさと』を出版して以来、今年2月で2年が経ちます。今も地味に売れ続けてますが、1冊出版しただけではまだまだ絵本作家とは言い難い。今年はまた何か具体化出来たらと思います。

11月には年齢もいよいよ大台に乗ります。余命もそう長くはないでしょうし、悔いのないように描かなきゃいけないなと思う年の初めです。

2021年2月20日、双葉町長塚寺内前。寺内前阿弥陀堂。震災で傾いた社殿は、かろうじてワイヤーで支えられている。1.5μSv/hほど。裏の林はさらに汚染されているが、おそらくそこを除染することは不可能。8月30日の避難指示解除後も、ここは傾いたままだ。

2021年2月20日、双葉町長塚越田。家屋が解体されフレコンバッグに詰め込まれ放射性廃棄物として運ばれる日を待つ。そこに住んでいた人々の様々な想いも詰め込まれ。「とっとと解体してしまえ」という人ばかりが「復興」を喧伝する。

ロックは素晴らしい。デヴィッド・ボウイはやっぱり最高だ。アートは政治の道具じゃない。アートが政治を、社会を動かすんだ。

「ロックが壊した冷戦の壁」
nhk.jp/p/ts/9N81M92LXV/episode

The Japanese government is crazy.
QT: hcommons.social/@bojacobs/1095
[参照]

Bo Jacobs  
Wow. Japanese government pays to place an article about how there is a full recovery in Fukushima in the South China Morning Post: "In Japan’s Fu...

渡辺美里『青空』
youtu.be/4mZfSvGPcfY

学生時代を思い出してしまうなあ この曲聴いただけで泣いてたww

鈴木邦弘 さんがブースト

RT @masa_rhythm@twitter.com

韓国ドラマ「秘密の森」に出てきた、手塚治虫の言葉が胸に刺さる。

『鉄腕アトムのお父さんがこう言ったの。作者の手塚治虫のことよ。「漫画家は何を描いてもいいが、基本的人権は茶化すな。」漫画でもそうなのに、私たちも見習わなきゃダメ。』

🐦🔗: twitter.com/masa_rhythm/status

鈴木邦弘 さんがブースト

鈴木さんの絵本。その優しい絵と恐ろしい内容のギャップが「はかなさ」を浮き彫りにする。みなさんもこのスレッドの絵本の紹介をご覧ください。#なかったことにさせない #原発事故
QT: fedibird.com/@SZKN29/109551014
[参照]

鈴木邦弘  
ミニ絵本『はかないもの』より① 人がいなくなって 見た目は自然の楽園となったまち (大熊町下野上大野にて) #なかったことにさせない #原発事故 #大熊町 #絵本 #イラストレーション

2019年4月6日、浪江町権現堂。避難指示解除から2年、この頃はまだ駅前にこのような廃墟がいくつもあった。片っ端から解体し、そこにあった暮らしをなかったことにして、五輪の聖火リレーがこの町を走り、無人の浪江駅は隈研吾の手によって巨大化する。

2021年2月20日、白山神社より誰一人住まない双葉町を俯瞰する。旧双葉町役場や、その先の小山の向こうには1Fの排気筒も見える。白山神社のある山は放射性プルームが通り抜けた場所と思われ、線量は非常に高い。事故当時、向こうからこちらに向かって大量の放射性物質が流れてきたことを想像すると、生きた心地がしない。

2021年2月20日、双葉町長塚越田。白山神社。この日は、テレビカメラを抱えたメディアが線量計も持たずに来ていた。山肌に近い場所は、当時5μSv/h近い場所もあったのだが(今は除染され、半分程度まで下がっている)。

知人の記者さんが自著の無断流用と改変で苦しんでいたことを今日初めて知る。翻案権や同一性保持権の問題については、スケールは全く違うものの、僕も誹謗中傷目的で被害を受けており、他人事には思えなかった。

翻案権の侵害については、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金とかなり強い罰則がある。しかし、そこまでの刑事罰が課されるケースは、相手が多額の利益を得た場合などに限られ、多くは民事で争われるという。

ネット上で侮辱目的で自身の撮影した写真や制作した作品を無断流用され改変されSNSに掲載され、そこまでやられても、大きな時間的精神的経済的負担を負わなければ、相手に制裁が加えられることはない。なんて理不尽なのだろう。

2020年6月8日、双葉町細谷。中間貯蔵施設エリア。解体された家等はこのように分類されて処分される日を待つ。全ては誰かの財産だったが、原発事故のために「放射性廃棄物」となる。

2021年2月20日、双葉駅西口。この時点で双葉駅西口は復興住宅造成中で、駅から一歩も出ることが出来なかった。目の前には黒いフレコンバッグに「双葉町の未来をはじめよう」と書かれていた。ただの土嚢だが、見た目は最悪だ。

2021年2月20日、双葉町長塚越田。ふたば幼稚園。園舎の中の備品もフレコンバッグに詰め込まれ、ひっそりと解体を待つ。幼稚園の裏は高線量地帯で、場所によって4μSv/hを超える。ここに子どもたちの姿が戻ることはおそらくない。

2021年2月20日、双葉町長塚越田。双葉駅北側、白山神社のある小山にこの防空壕がある。戦後は物置として使われてきた。入り口付近の空間線量は5.0μSv/hに達する。そんな住民の家も今は解体、放射性物質だけが残った。

2021年2月20日、楢葉町。木戸駅から放射性廃棄物の仮置場を臨む。目の前を散歩している二人の心境は如何ばかりか。「福島に呪いをかけた」のは東京電力と国であり、今もかけ続けている。

2021年2月20日、双葉町長塚町。「福島は復興した」「復興半ば」政治家は時と場合によって言葉を使い分け、避難者や双葉郡のリアルを発信する人は「風評加害者」と罵られる。廃墟に佇むこの日本人形は、愚かな人間社会をどう見ているだろう。

2021年2月21日、双葉町前田。汚染土を詰め込んだ真新しいフレコンバッグ。双葉町では今もあちこちでフォローアップ除染が続く。帰還困難区域については手付かずだ。「復興」にはまだ程遠い。

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