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Twitterで今日の高円寺デモを検索してたら「ゆうたろう(内)」というアカウントが出てきて、杉並のレイシスト議員のサブアカかと思ったら、「(内)」って女性の名前も存在も取り上げられる家父長制のあれだとわかって震えてる。

昔、実家に来てたお歳暮のお礼かなんかのハガキの末尾に「(内)」と書かれていて、その意味を知った時の衝撃…。ちなみに今はググっても単に「家族、妻の意」としか出てこないけど。

この中にも出てくる話だけど、『父方の祖父に関しては、人に尋ねたり書類を見たりすれば、するすると話が出てくる。が、祖母は住んでいた土地の役所に行って「〇〇という女性」について尋ねても手掛かりが得られない。土地で聞き込みをしても「女性は名前で呼ばないから、名前を尋ねられてもわからない」と言われてしまう』と。
女性は常に、男の娘、男の妻、男の母、としてしか扱われず、名前も存在も奪われる。
自らを「(内)」と名乗る彼女は、それでも自分や、自分の母、自分の娘たちの存在を消すこと自体が「美しい日本の文化」と信じているのだろう。

伊藤詩織さん「ルーツの旅に伴走して」
youtube.com/watch?v=tygAxGevE3


私も、そもそもそういう“常識“のない家で育ってるから(その後の人生も非常識な人間として生きてきてしまったし)、初めて知りました。


私もさすがに(内)はその一回しか見たことなかったですけど、たとえば知人夫婦に年賀状を出すときは夫だけフルネームで宛名を書き、脇に妻の名前を添えるというのをずっとやってきました…。これも(内)の延長なわけですけど、「常識」だと思っちゃってたんですよね。こんな悪習はとっとと滅ぼさなきゃいけない。

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