ガザ保健省は、ガザの死亡者リストを公開した。
人名はアラビア語からの機械翻訳。「敬意を持って扱うこと」との注意書き付き。「敬意を持って扱うこと」との注意書き付き。
画像はリストの末尾の方を示しているのだが、言葉が出てこない。
2歳児の、1歳児の、0歳児の命が日々失われている。名前がある大勢の人々の命が失われている。
https://twitter.com/nofrills/status/1718130153262579901
https://twitter.com/iraqbodycount/status/1718078237312483656
【新聞報道比較】10月25日最高裁による不妊化要件違憲判決
https://t.co/G7gbQ4kGCz
9/8 wezzyイベント記事3つ目です。
https://wezz-y.com/archives/95810
高井ゆと里×能川元一×堀あきこ×松岡宗嗣「トランスヘイト言説を振り返る」クロストーク
性的マイノリティが直面しているテーマは多様な領域にわたっているのに、なぜかトイレやお風呂の一点突破で全てひっくり返せる、と思われている件。
9月8日Wezzyイベント記事になりました。贅沢に3回分の記事になる予定、初回は出演者3名の発表をまとめています。
【アーカイブ】高井ゆと里×能川元一×堀あきこ×松岡宗嗣「トランスヘイト言説を振り返る」出演者発表
https://wezz-y.com/archives/95807
右派の動きはおおよそ2014年、フェミニズムや「女性」の視点からは2018年、国政の動きは2015年頃から言及あり。SNSで見かけるだけではトランスヘイト言説の動向が見えないと思うので、短い時間ではありましたが今回のイベントで一挙に動きをふりかえることができて有益でした。
Xアカウントの「Dappi」の立憲の小西、杉尾両議員に対する虚偽の新聞報道に基づく、誹謗中傷の投稿が「名誉棄損」にあたる、との判決が東京地裁で出たようだ。
地裁判決では、匿名投稿は「社長自身の可能性」がある、としている。
この企業は、自民東京都連と取引がある「ワンズ社」。社長は、自民党本部事務総長との親戚関係もある、と報じられているようだ。
Dappiは2019年の開設以降、5千件以上、「野党中傷キャンペーン」と続けていた、とのこと。
立憲の小西・杉尾両議員への誹謗中傷はとくに「悪質」として、220万円の賠償・削除命令が出た。(勿論両名は告訴したからだが)。
しかし、この「ワンズ」という会社、自民党以外にもどうも、いろいろネットワークのハブになっているらしい。
本当にお疲れさまでした。
この判断を受けて「公衆浴場が混乱する!」と言ってしまう人は、社会=公衆浴場なのでしょうから、一生風呂から出てこなくていいです。
戸籍上性別変更に手術必要の規定「憲法違反で無効」静岡家裁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231012/k10014223241000.html
【お知らせ】
Twitterの経営方針と経営者の人格に強い不信感を抱いているため、Twitterはしばらく鍵垢にし、今後は最低限の告知・広報のみの超低速運転に移行します。
今後のSNS運用はMastodon、Instagram、Facebook、noteに軸足を移します。
Mastodon:通常の告知・広報、時々意見など。
Instagram:画像を中心とした日常的なつぶやきと広報。
https://www.instagram.com/kotomi_li/
Facebook:長文。日本語も中国語もあり。
https://www.facebook.com/LiKotomi/
note:長文。主に日本語。
https://note.com/li_kotomi
今年中に、性同一性障害特例法の不妊化要件(およびもしかすると外観要件)について、合憲・違憲の判断が最高裁で下ります。判決はどうあれ、SNSをふくめメディアの環境が、かつてないほどトランスジェンダーの人たちにとって敵対的になることは確実です。判決次第では、LGBT理解増進法をめぐる地獄の状況を上回る惨状になる可能性があります。トランスの人たちは、どうか自分の身を守ってください。タイムラインを繰る手を休めて、嵐の時間をやり過ごして欲しいです。死なないでほしい。たほうで、トランスのアライでありたいとする人たちにも、お願いです。どうか私たちと一緒に立っていてください。わたしは一歩たりとも動きませんから、不安になったら、頼ってください。一歩もここから動きませんから、道に迷ったと感じたら、他のいろいろな情報源とともに、わたしの名前も探して見に来てください。
朝日新聞デジタルのプレゼント機能で Webの有料記事がシェアされるのをSNSで見る機会は増えた。ぜひ、新聞そのものを講読する(紙でも電子でも)人も増えてほしい。新聞を(とくに紙面で)読むことにはいくつもメリットがある。
1)信頼性がある。もちろん新聞社も間違えることがあるけれど、現代のメディアで抜群に信頼性があるのはやはり新聞。「ネットで全てが分かる時代」も、信頼性の高い情報を生産・流通させている新聞記者や研究者の働きに結局は依存している。※だから新聞社が潰れたらネット空間はゴミになるし、日本のネット空間が極端に右傾化している理由の1つは産経のWeb版が無料だったことにあると思う。
2)ニュースの重要性が判断できる。SNSでは扇動的なコメントと共に騒がれるニュースが、紙面では小さな扱いということもしばしば。もちろん新聞社による紙面の大きさ・場所の分配の判断が常に正しいわけではないけれど、どの面で、どれくらいの大きさで報じられるニュースなのかということから、そのニュースの重要性を知ることができる。Twitterでは全てのニュースが1マスにぺしゃんこにされるので、その判断ができなくて困る。
イベント1回目の記事はこちら。
7月28日に代官山蔦屋書店で李琴峰さん・高井ゆと里さんと話したやつです。
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/news/24354
毎度レポートとして残せるわけではないのですが、充実したイベントとはいえ何度も参加できる人はまずいないだろうし、こうして蓄積されていくのはありがたいなと。
日経新聞の書評欄に『トランスジェンダー入門』の書評(編集部評)が掲載されています。なんだか想像もしていなかったような広がりかたです…。
「トランスジェンダーの人びとをめぐる話題が連日メディアなどで取り上げられているが、誤解や偏見に満ちたものも少なくなく差別の助長が懸念されている。」で始まる書評です。
※会員限定URLです。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73547970R10C23A8MY6000/
作家、翻訳家。
■芥川賞『彼岸花が咲く島』
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■芸術選奨新人賞『ポラリスが降り注ぐ夜』
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■エッセイ集『透明な膜を隔てながら』
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