Xアカウントの「Dappi」の立憲の小西、杉尾両議員に対する虚偽の新聞報道に基づく、誹謗中傷の投稿が「名誉棄損」にあたる、との判決が東京地裁で出たようだ。
地裁判決では、匿名投稿は「社長自身の可能性」がある、としている。
この企業は、自民東京都連と取引がある「ワンズ社」。社長は、自民党本部事務総長との親戚関係もある、と報じられているようだ。
Dappiは2019年の開設以降、5千件以上、「野党中傷キャンペーン」と続けていた、とのこと。
立憲の小西・杉尾両議員への誹謗中傷はとくに「悪質」として、220万円の賠償・削除命令が出た。(勿論両名は告訴したからだが)。
しかし、この「ワンズ」という会社、自民党以外にもどうも、いろいろネットワークのハブになっているらしい。
この投稿、読み直して見ると、まるで私が「スキンヘッドの過激派」と誤解される可能性がありそうである。
前にも申し上げましたが、私は元来ー加藤周一さんではないがー柔和な「羊」系の人間であり、暴力は嫌いな研究者です。それは著書を読んでもらえればわかります。
ファシストとウルトラ新自由主義者(竹中平蔵など)以外の人とは、基本的に「話してもわからない」かもしれないが、「話し合い」で妥協はできる、という考えの持ち主です。
しかし、SNSだけでは、どうも誤解が発生する余地が残るように感じてならない。
その意味でも、やはり早めに記者会見をして、私の「温和さ」を理解していただく必要があるように思います。
ということで、日程が決まったらまた告知します。
しかし、このDappiという匿名アカウント、地裁で必要とされる文書の提出を拒否、判決で「社長本人の可能性がある」とまで言われている。
要するに、途中から勝負は見えたが、大富豪であるから「カネは支払ってやる」という司法を舐めた態度で押し通した、ということだろう。
しかし、私を名誉棄損として同じく東京地裁に訴えている「かわんご」氏、しめて「700万ちょっと支払え、訴訟費用はそっちもち」と言ってきているが、こんな「べらぼう」な話はない。
ま、私にとっては「名誉l'honneur」とはモンテーニュやモンテスキューと同じく、「生命 la vie」より重い。
「名誉」が賭けられているのであれば、当然受けて立つ。
「700万以上の金」の問題は司法の場で勝てばいいだけの話である。