【声明発表】

本日11月20日は「トランスジェンダー追悼の日」です。

私を含む51名の小説家が、「LGBTQ+差別に反対する小説家の声明」を発表しました。

ぜひご一読の上、シェア等お願いできればと思います。

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【新作小説】

10月6日発売の『すばる』11月号に、李琴峰の新作小説「東京奇侠伝」(150枚)が掲載されています!

ミャンマークーデターの1か月後、レズビアンの「私」は、かつての親友のトランス女性から連絡をもらい、数年ぶりに一緒に飲むことになったが、そこでは蓋にされてきた様々な記憶がよみがえり……

武侠×漢詩×クィア×ミャンマー、様々な要素が含まれる作品です。

ぜひお手に取ってください!

「かんぴんさん」(またの名を「かんぴんたんさん」)という人が、2020年から現在に至るまで、4年以上にわたり、私に付きまとい、様々なSNSで私を「トランス嫌悪」だとか「エイブリズム」だとか「トランスレズビアン嫌悪」だとか、根拠のない誹謗中傷を繰り返してきました。

これまであえてネットで弁明せず、放置したのは、自身の影響力に鑑みての結果でした。「かんぴんさん」の自己申告を信じれば、氏は日常生活においてさえ大きな困難を抱えているトランスフェムの方とのことです。私は、トランスジェンダー当事者の悲嘆を増やしたくないので、あえて見てみぬふりをしました。

本来なら、「かんぴんさん」の付きまとい行為や誹謗中傷行為は、提訴してもいいレベルでしたが、あえてしませんでした。

しかし、そろそろ看過できないので、ここで宣言します。

「かんぴんさん」は弁護士を募集しているようですが、提訴するなら受けて立ちます。

「かんぴんさん」の主張には、これっぽちも理はありません。

【記事】

本日『東京新聞』「本音のコラム」で、ジャーナリストの北丸雄二さんが李琴峰の新刊『言霊の幸う国で』を取り上げてくださいました!

「日本社会という公的領域での差別事案の悉くを記録し、それを私的領域の文学の言霊で祓おうとする苦闘の記録」

新刊『言霊の幸う国で』ももちろん読んでいただきたいのですが、実は芥川賞受賞作『彼岸花が咲く島』も最近、文庫化しました。

単行本とは違う表紙、違うデザインです。

ぜひお手にとっていただければ♥♥

新刊『言霊の幸う国で』で、私はいわゆる「文壇」をはじめ、批評、報道、表現に携わるすべての人に問う。

言葉の刃で人が殺されかけている時、あなたはどの立ち位置にいるのか。

殺す側か。助ける側か。はたまた、手をこまねいて、暴力を看過する側か。

問われているのはあなただ。
沈黙は暴力への加担と同じ。

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