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たな さんがブースト

高橋和夫『パレスチナ問題』、第1章〜3章まで読んだ。メモ:
紀元前10世紀の古代イスラエル王国最盛期、紀元前6世紀のバビロン捕囚、バビロン陥落してユダヤ人がエルサレムへ帰還、紀元後70年にローマ帝国がエルサレムを制圧してユダヤ人を追放(ディアスポラ)、16世紀から20世紀初頭はオスマン帝国がエルサレムを支配。19世紀に欧州の民族主義の高まりとともにユダヤ人迫害が激化(ポグロム)、フランスのドレフュース事件、それを取材したヘルツルが『ユダヤ人国家』出版、パレスチナに帰還しようというシオニズムが始まる(民族主義、帝国主義、社会主義の影響)。第一次世界大戦、イギリスの三枚舌外交、パレスチナがイギリスの委任統治に。第二次世界大戦、ナチスドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)、それを知りながら見逃した連合国。ユダヤ人への同情と、ドイツに接近したパレスチナへの反感。国連のパレスチナ分割案、1948年イスラエル建国宣言、第一次中東戦争でイスラエルがアラブ諸国軍を撃破、エルサレム分割、多数のパレスチナ難民発生(ナクバ)。米国大統領選に勝ちたいトルーマンが速攻でイスラエルを承認、各国も承認。

この部分は単純に娘さんと話せてウキウキしてるのではなく、役目を終えて帰還した犬のゴローとそのゴローにさえ困窮具合を気遣われる自分、黄泉と行き来する親友がいつの間にか帰ってしまっていたことの心細さから、主人公が却ってやけっぱちの明るさを奮っているところ。

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“――美しい花ですね。
と、声をかけた。娘さんは頬を赤く染めて、
――ダァリヤ、というのです。
と答えた。それだけで別れた。私はひどく心が浮き立つようだった。”

――梨木香歩『家守綺譚』「ダァリヤ」より

読んで以来、私もダリヤを内心でダァリヤと呼ぶようになった。

井ノ原氏の「落ち着いて」「子供も見てる」発言。彼は平時向けの、バランスよく処世の巧い、好感度の高いタレントなんだろう。でも今は子供の尊厳や人権を踏みにじり、大人になっても消えないトラウマを植え付けた事件について話してる。大人が子供を守る為に本気で戦う姿を見せるべきでは。いざって時に、(今の、そしてかつての)子供の為に戦ってくれない大人を信用できる訳ないじゃん。
そして、表に出てるのがタレントである東山氏と井ノ原氏っていうのもずるいやり方だよな。

たな さんがブースト

本当にバカなんだと思う。そうやって、どんどん「何をしても意味なんてない」って国民に学習させたいんだろうなと。で、それしてどうするんだろ。思いっきり貧困ドツボに突き落として、言論および正当な手続きで行われる意思表示をすべて拒否し、そうなると残ってるのは「暴力」だけになるんだが......。そんなことをすることに政府にとってすら特にメリットなんてないのに。

私も宮本議員のツイートは見た。これなんかな。明確な情報源が分からないまま、温度だけどんどん上がってる感じがする。
でも受けとれよな、とは思ってるよ。

たな さんがブースト


今日の官邸前集会で、STOPインボイス(インボイス制度を考えるフリーランスの会)の方から経緯の説明がありました。

日本共産党の宮本議員がツイートされていたのは、その内容を受けてなのではないかと私は理解しました。

以下がそのリンクです(頭出し済みです)。

13:55辺り〜
youtube.com/live/8zt1W5ES7BU?s

たな さんがブースト

署名受取拒否って本当にちょっと意味がわからないんですが、元になっている情報をうまく見つけられずにいます(受取拒否だって、という投稿は各種SNSに増殖しているけど)。

どういう状況を指して受取拒否と言われているのか、ご存知の方はリンクか何か教えていただけたら嬉しいです。

普通に総理大臣への署名って受取時点で拒否なんてできるものなのでしょうか(政治的判断としてもあり得ない気がするんですけれども)、とにわかには信じられないでいるので。

たな さんがブースト

署名の受け取り拒否ってつまり市民がどれだけ批判しても『“聞かない” 選択肢を持つってことの表明』なわけで、それを政府にされたというわけで、愕然とするし呆然としてる。こそこそやるんじゃないんだ。普通に拒否っちゃうんだ。わお。『その声は聞かないことにします』って堂々と言われちゃった。どんなに声を大きくしても自民党の意に沿わなければそれは『理解が追いつかない』になっちゃうの、知ってたけど、驚けなくても、それでも何度でも新鮮に驚いてドン引いて怒っていかなくちゃいけないと思う。慣れてしまうほどこういうことされていて、虚しくもなるけど、それでも。

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真貝寿明『宇宙検閲官仮説』(講談社ブルーバックス)も、劉慈欣『超新星紀元』(早川書房)も積んであるんだが…

『後宮の毒華』も読んで面白かったし、今は『わたしの幸せな結婚』も並行して読んでる。タイトル聞いたときは明治大正を舞台にした恋愛もの、俺様な男に救われるみたいな話か(ケッ)って思ったが、まぁ明治大正を舞台にはしてるんだけど全然違うらしいと知って読んでみた。サクサク読めて面白いです。2巻に差し掛かり、ちょっと恩田陸『光の帝国』を思い出しました。ちょっとだけね。

そして図書館から『エタンプの預言者』来たので次はこれ。

上の世代の女性らは、確かに男性に迎合することでこの男性優位の仕組みの温存に加担していると言えるかもしれない。許せない気持ちもある。しかし彼女達の被害も無視してよいのか。
短い時間で猛烈に突っ走る主人公には、立ち止まって考える場面が殆ど無い。それだけの怒り。決して愚かではなく、戦う力も知恵もあるが、慎重に振る舞うこと、立ち止まることはなかなかできない。故に生き残れたのだし、俯瞰した視野で考えるのに必要な“教育“を受ける機会もないままに生きてきた。戦いの人生。そのしっぺ返しをこれから受けるのではないか。
過酷な境遇で痛め付けられたゆえに、過剰なまでに攻撃(反撃)したくなるのはとても分かる。それゆえの危うさを感じながら読み進めた。
最後のオチは何となく予期していたもので「よしよし、キタキタ」と思ったが、物語はブツリと終わる。ちらほら存在を匂わせる神のごとき存在についてもまだ不明瞭だ。続編の予定があるそう。主人公の成長が見られるだろうか。そればかりでなく、よりSF的な話運びを期待できるのか――今のところ可能性半々くらいに見てしまってるが――しばらく待ちたいと思う。

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シーラン・ジェイ・ジャオ『鋼鉄紅女』ハヤカワ文庫、読了。
巨大ロボットと中華文化の融合だが、あとがきで言及がある通り手本としたロボットアニメがあるようで、日本のロボットアニメやSFものに馴染みがあるとロボット方面の設定自体は目新しくはない。
主人公が受ける性差別がすさまじい。ロボットSFというよりは、その差別を打倒し力を取り戻す過程を描いた物語だった。面白く読んだが、ちょっとモヤモヤもする。そのモヤモヤを書こうと思う。
虐げられ売られた娘が、実は人類最強と言われるパイロットすら凌駕する力を持っていた、という展開は痛快だ。彼女が生まれ育ったのは辺境の貧村。纏足のために祖母に足の骨を砕かれ、痛みと膿みに一生苦労しなければならない体で、暴力をふるう父と、怯えながら波風立てぬように忍耐ばかりする母、男性の特権を当然のように享受する男兄弟。大切な姉はパイロットの気を補充するバッテリー・妾女パイロットとして売られ、人気パイロットの暴力により死ぬ。復讐を誓う主人公。
主人公はこの家族を憎みつつも母や祖母については多少迷いがあった。自分を苦しめたとは言え同じ虐げられる側の性。しかし末路は……。

あと1日…😢
昨年秋のPASEOに続いてESTA(かつてのそごう)も明日8/31をもって閉店。両方で何度「どちらかに移転されますか?」って聞いただろう。
札幌駅前の再開発(新幹線延伸に伴う)のため。跡地に新たなビルが建って開業するのは2028年だって。5年あそこに何もなくなるの?バスターミナルもあるのに?(今は仮移転中)
これで札駅直結の商業施設はステラプレイスと大丸だけになる。道路はさんで東急はあるけど…使ってたお店たくさんあるのになぁ。

おお。UAさんが「君に、胸キュン。」歌ってる♪

小説はカミュ『ペスト』を推すべきでは、と気付きましたが(先述の漫画がこれを下敷きにしてるので)好みを優先してしまったよ。。

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Xの方にペストのニュースが流れてきて、少し検索してみたら在モンゴル日本国大使館のサイトには6/29付で記事が出てました。数年前にもニュースになりましたね。タルバガンだな、と連想できるのは朱戸アオ氏の漫画『リウーを待ちながら』のおかげです。コロナ最初期にもTwitterで呟いたけど、感染症とパンデミックに関するとても良い漫画ですよ、オススメです。
ちなみに映画では『コンテイジョン』、小説では小川一水『天冥の標Ⅱ 救世群』を推しておこう…

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