中国のコロナ事情に照らしてみると、日本のコロナ事情は科学に根ざしてないという点で致命的と言えると思う。
科学に根ざせば、
・混雑してない外ではマスク要らない、室内ではマスク必須。
・接客する人は他人に伝染してはいけないからマスク必須。
・子どもにマスク外させたいなら講義する教師はマスク必須。
・PCR検査は無料に慣れてしまったから有料ならしたくないだろうけど、さっさと検査して早期治療したほうがいい。
……などなど。自由度は上がっていくんだよ。わかった分だけ。
日本の場合は、科学じゃなくて、こうありたいという願望に基づいて、マスク外したり、コロナなくなったことにしたりしてるから、ひとつも前に進めない。
そして慎重な人は3年前からずっと変わらず閉鎖的な生活を送る。恐怖症的になる。
気にしない人は大胆不敵にすきなように生きる。
そして、マスクひとつでも争いのもとになる。
科学に寝ざさない限り、ずっとこのままだよね。
中国からうちの彼氏が帰宅。
びっくりしたのは、中国では現金使えない。全部WeChat支払い。
クレジットカードはAMEX使えない。三井住友VISAカードは使える。つまりアメリカに散々嫌がらせされてるからアメリカのものは使えなくしてる。
外国人はとにかくチェックされる。行動履歴もとられる。
ホテルの予約も日本人の名前では取れない。現地スタッフの中国人に取ってもらって、その人が顔認証してから、うちの彼氏のパスポートを見せて泊まる。とにかく中国人の知り合いがいないと何もできない。
アメリカ人いない。ロシア人たくさんいる。
アメリカが嫌がらせするならもういいですよ、て感じ。
何で?本当にやめて欲しい。
バイデン政権、クラスター弾のウクライナ供与を決定 米報道 https://mainichi.jp/articles/20230707/k00/00m/030/237000c
しかし著者は、天文物理学者アダム・フランクが「地球はタフなやつだ」と言ったことを引用し、過去にも大きな災害や大量絶滅を乗り越えてきているから地球は生き延びるだろうと述べる。そしてヒトは絶滅しても、細菌と古細菌は間違いなく生き延びる、と。また、ヒトの絶滅は悲劇ではないと、むしろ世界は豊かになるかもしれないと、哲学者トッド・メイを引用して言う。
私たちは種として存続する場合にのみ個として存続する。それは私たちの自覚的意識に依存する、と結んでいる。
……本当に多くの面で学ぶところが多い本だけれども、最後が特に刺さった。職場の女子社員たちも、私たちはうかうかしてると絶滅してまた細菌からやり直しだよね、と言っていた。そしてそうなりそうなのでほんといや。
人の心理にかかわる仕事をしてる人は絶対読んでほしい本です。
そして、この自覚的意識と言うのは、私個人の意識であり、諸刃の剣であると。生き物は全て利己主義だけれど、ヒトは自覚的意識を盛ったことで、自分の存在を終わらせることを寿命に選択出来るようになった。また、一般的に有用なものと有害なものを分けるだけでなく、私にとって有用かどうかということだけを重視して自己愛的な選択をすることもできる。そしてインターネットが出来たことで便利になった反面、伝聞や噂、嘘を通して一般的に受け入れらてきた信念を否定して自己中心的であることを容易にし、科学を揺るがし、政府をはじめとする社会基盤やセーフティネット、専制政治に対するチェックを攻撃することに用いられてきた。この一世紀の変化は急速で猛烈になり、気温は上昇し、森は燃え、種の絶滅速度は加速している。危機感を持つ人々は、地球を救う努力を呼びかけているけれど。
トカゲ類は恐竜へと進化し、彼らは昼行性だったので、哺乳類は食べられる側だった。だから食べられないように夜行性になり、小ぶりの身体で恐竜が入り込めない高蜜度の森に住んだ。恐竜は全盛期だったのだけれど、6600万年前に何からの事情で全滅した。おそらく食べ物がなかったために20kg以上ある生き物は生命維持出来なかったから。小ぶりだった哺乳類は生き延びることができた。また爬虫類から進化したけど小ぶりだった鳥類も生き延びた。
脊椎動物が生き残るために重要だったバウ・プランは神経系を発達させたことである。そして中枢神経系と末梢神経系を構成し、脳が生まれた。
ここでようやく脳の話になり、ここからはヒトの脳の働きについて深めていく。認知、情動、意識、言語。。あまりに量が多いので大幅に端折るが、自分、私自身、私の、といった自覚的意識を持てるのはヒトだけである。これは言語があって初めて成立することなので。著者はここで、ヒトは特別であるが他の生物と同じように特別なだけで、上とか高度とかではなく単に異なるだけなのだということを確認している。生存率ではかるとして、種の寿命が尺度ならば古代の単細胞生物より優れたことはけっしてできないと。
職場読書会『情動と理性のディープ・ヒストリー』ジョセフ・ルドゥー著 駒井章治訳 終了。こんなに壮大なスケールで知識もてんこ盛りで高度に統合された本は初めてで、すごく感動した。前著『エモーショナル・ブレイン』にも感動したけれど、それを遥かに超える大著である。
著者はヒトという種の他の生物との相違について考察する際、ヒトから類人猿へ、哺乳類へ……と遡っていくと、必ず他の生物を擬人化して考えてしまうから、そうではなくて、地球が形成されてから約5億年後の今から40億年前の、すべての生命の祖先LUCAという今では存在しない原始生物から始めた。
核を持たない細菌と古細菌から始まり、細菌が古細菌に無理やり入り込むことで核とミトコンドリアが生まれて、原核生物から真核生物が生まれた。そこから植物と動物と菌類ち分かれ、カイメン、クラゲを経て動物は神経系を発達させる。そのうち左右対称の身体を持つようになると無脊椎動物(甲殻類)と脊椎動物(魚)に分化し、移動が楽になると、魚にはエラや鰭ができる。この頃がカンブリア紀で、植物が増えて多量のO2を産出したことにより水中にいた魚が鰭を使って陸に上がり、肺で呼吸するようになる。そして爬虫類、鳥類、哺乳類が生まれた。
@Susankobayashi
ええー。575わかるんかいイーロン🤣
@Susankobayashi え。私のは普通にフォローできるけど、引用RTが読み込めない状況です。
@BARONPIYO そうなんだ。。早く戻れるといいねえ。
@BARONPIYO あれ?Twitter元に戻ったけど、ひよこさんは戻れないの?
@BARONPIYO Instagramって画像のためのSNSだから、作ったほうがいいかもよ😄
@BARONPIYO Instagramアカウントあるの?フォローしなきゃ。
猫好き。サッカーと音楽と心理学精神医学あと諸々。大宮サポ。Sigur Rós、スピッツ、ミスチル。
psychiatrist/訳書『愛着と精神療法』ほか。