ちょっと今執筆していることに関係するので、調べていたら、ふと目に入った情報にびっくり。

日本人が台湾に帰化しても、日本政府が台湾を国家とみなしていないので、本人が日本の国籍離脱を申請しても、離脱できないそうです。

知らなかった。

日本政府も特定の人たちの二重国籍を認めるだけでなく、いい加減にすっきりと二重国籍を認めれば良いのに。例えば、生まれたときに日本国籍を持っていた人間が第三国に帰化しても、本人が日本国籍維持を希望し、申し出る場合にはこれを許可する、とか。

kuroda-law.gr.jp/column/tw-law

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日本政府が台湾を国と見做さしていないので、日本人が台湾国籍を持っていても、二重国籍とは見做さない、って初めて知りました。

とすると、かつての蓮舫議員叩きの「二重国籍」「中国スパイ」問題はなんだったんでしょうね。ちなみに、台湾の人が日本で暮らすと、在留関係の書類には国籍は「中国」と記載されます。これは台湾を国として認めていないので国名として「台湾」って書けないから。でも、日本人が台湾に帰化する際には、台湾を中国とは呼ばず、「国ではない存在」として、二重国籍とみなさず、日本国籍は維持されます。

つまり、蓮舫議員って、日本政府的には、二重国籍ではなく、「国籍」は日本だけ。

当時、話題になったのは、蓮舫氏が台湾の国籍を離脱しようとしたけどできなかった、って話だったけど、そもそもそんな必要がない案件だった、ってこと。

ネトウヨとかは台湾イコール中国って捻じ曲げて、蓮舫氏を中国の手下みたいに攻撃してたけれど、つまり中国嫌いのネトウヨが中国共産党政府と同じ見解だってところが、シュールさを増幅させている。

日本の右翼って、先進的!トランプシンパやその前身であるTea Party運動賛同者らよりもずっと前から事実から乖離したMisinformationの政治を実践している。笑。
QT: fedibird.com/@JapanProf/110696
[参照]

JapanProf  
ちょっと今執筆していることに関係するので、調べていたら、ふと目に入った情報にびっくり。 日本人が台湾に帰化しても、日本政府が台湾を国家とみなしていないので、本人が日本の国籍離脱を申請しても、離脱できないそうです。 知らなかった。 日本政府も特定の人たちの二重国籍を認めるだけでなく、いい加減...

これは知りませんでした.つまり,日本人はむこうが許してくれさえすれば,日本国籍を保存して台湾国籍がとれるということですね.むしろこの場合,台湾が日本を国として認めている,とすると,台湾の国籍法が二重国籍を許すシステムになっているかどうかですが,これは中国との関係を考えると,絶対そうはなっていないような気がするんですが,

台湾は台湾人が第三国に帰化した場合は、二重国籍を認めていますが、外国人が台湾に帰化する場合には元の国籍を放棄することが帰化要件の一つです。


残念.二重国籍の夢は,露と消えてしまいました.まあ,国籍が一つあるだけでもこんなに厄介なので,二つあったらもっと厄介になるだけだとは思いますが ...

そういうことです。蓮舫の件について、もっとややこしいことは、1985年前に生まれた「中華民国の国籍を持つ父+日本国籍を持つ母」ことで、当時ハーフの国籍は生父の国籍で決められて、しかも1967年生まれたの蓮舫が、日中国交正常化(つまり中華民国を国として認めなくなる)の1972年を経したなので、生まれて決めつけられた国籍が国(そして国籍)として日本が認められませんでした。
私の知り合いが書かれた記事は、この件について詳しく説明しましたが、ふだん多言語で発信し続けた日本財団の『nippon.com』がなぜかこの記事の日本語版を出してなかったことに疑問を感じました。
nippon.com/hk/column/g00435/

ちなみに、現在の在留カードには「国・地域」で表示されるため、台湾人の在留カードは「台湾」で表示されることが可能です。

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